かるび(@karub_imalive)です。
2017年1月28日から封切りとなる、美術家の半生をその女性関係を中心に描いた映画作品「エゴン・シーレ 死と乙女」の試写会に行ってきました。
試写会なので、ネタバレは極力無しで、以下感想を書いてみたいと思います。
続きを読むかるび(@karub_imalive)です。
2017年1月28日から封切りとなる、美術家の半生をその女性関係を中心に描いた映画作品「エゴン・シーレ 死と乙女」の試写会に行ってきました。
試写会なので、ネタバレは極力無しで、以下感想を書いてみたいと思います。
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年末に、いつもお世話になっている美術ブロガーの大御所Takさん(@TakTwi)から、「こんな企画があるけど、どう?」とお誘い頂いたとある美術展の企画がありました。
題して、「ポーラ美術館新春ギャラリートーク駅伝バスツアー!」ということで、年末、行く直前にも「申込んだよ!」とブログに内容を書いたのですが、1月8日に実際に行ってまいりました。これが、非常に有意義で楽しいバスツアーでした!
せっかくなので、簡単ではありますが、以下にレポートを書いてみたいと思います。
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昭和、平成と、50年以上にわたり写真界のトップランナーとして活躍を続ける篠山紀信の入門編としてぴったりな展覧会『篠山紀信展「写真力」』@横浜美術館に行ってきました。
横浜美術館様のご厚意で、プレス枠として会場の写真撮影許可を得て、篠山紀信の記者会見も見ることができました。初心者から目の肥えた愛好家にまで幅広く訴求する、非常に力のある素晴らしい展示でしたので、以下、まとめてみたいと思います。
※記事中の写真は、主催者の許可を得て掲載しています
続きを読む【2017年1月11日最終更新】
かるび(@karub_imalive)です。
お正月映画として封切りされた、生田斗真の主演映画「土竜の唄 香港狂騒曲」を見てきました。以下、映画の感想やあらすじ、詳細な解説を書いてみたいと思います。
※後半部分は、かなりのネタバレ部分を含みますので、何卒ご了承下さい。
続きを読む【2017年1月11日最終更新】
かるび(@karub_imalive)です。
バイオハザードの映画シリーズ最終作「バイオハザード:ザ・ファイナル」を見てきました。当初は、単に6作目を意味する「バイオハザード6」と発表されていましたが、正式にミラ・ジョヴォヴィッチ主演ではこれで一旦打ち止めとして、「ファイナル」とタイトルが修正されました。
カプコンの同名ゲーム「バイオハザード」をベースとするため、過去には、中島美嘉、今作ではローラが出演するなど、何かと日本と縁が深いホラーアクション映画です。早速初日に気合を入れてみてきましたので、以下感想を書いてみたいと思います。
※後半部分は、かなりのネタバレ部分を含みますので、何卒ご了承下さい。
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【2016年12月31日更新】
かるび(@karub_imalive)です。年末年始は京都の実家です。
僕は、例年、東京から京都へ車で帰省します。
2015年-2016年の年末年始は、12月30日が帰省ラッシュのピークでした。ちょうどこの日に京都へ帰ったのですが、東京-京都間450キロの間で、3度渋滞に巻き込まれました。今年の帰省往路?走破タイムは休憩3回を含み、8時間ジャスト。家族が誰も運転できないので、一人で8時間運転しっぱなしだったのはかなりつらい。
そして、復路も同じく2回マイルドな渋滞に引っかかりました。やっぱり年末年始はある程度渋滞が避けられないわけです。
・・・とは言え、ここ数年密かに渋滞研究を進めてきて、個人的にはかなり成果を上げてきているんです。今日は、帰省ラッシュで高速渋滞にハマってしまった時、これをどう切り抜けるか、少しでも渋滞を上手くやり過ごすための方法を、以下にまとめてみたいと思います。
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(引用:http://honvieew.com/business/1613)
【2016年12月31日更新】
かるび(@karub_imalive)です。
ここのところ、「読書」に力を入れています。
人生80年として考えると、今ちょうど自分は41歳。人生の折り返し点です。2016年~2017年にかけては自分の後半生の血肉になって世界を広げてくれるような知識や教養を一杯身につけたい。そのために、いろんなジャンルの本を読んでいきたいなと思っています。
そこで、今年の3月頃から、1日1冊を目標に、知識・教養を補強するため、あらゆるジャンルの本をとりあえず乱読・多読することに決めました。小説やエッセイからノンフィクション、人文・社会科学系から自然科学系まで、古典・新刊を問わず、目についたものを片っ端から試しています。
特に、高校時代で選択必修の際に選ばなかった「世界史」やそれに続く「現代史・時事ニュース」については、非常に知識が弱く、このあたりは入門書から入っています。
で、どのあたりから入ろうかなーと思っていた所、見つけたのが「池上彰」の一連の書籍。図書館に行っても、古本屋の100円コーナーにも大量に転がっています。
その膨大な流通量の割には、HONZなどの書評サイトではあまりレビューされてなくて、きっと適当な本を粗製濫造してるんだろうな、と思って最初はスルーしていました。というか、最初見た時アナウンサー上がりの芸能人だと思ってた(笑)
でも、世の中に大量に出回っているということは、必ず売れている理由があるということです。きっと何かしら良い点があるのだろう、食わず嫌いはよくないな、と思って、思い直して古本屋で何冊か軽い気持ちで買ってみたのですが、これが意外によかったのです。
それ以来、本屋や図書館での試し読み・立ち読みを含め、池上彰の本を20冊ほど固め読みしてみました。著作を読めば読むほど、硬派で、かつユニークな考え方を持った、しっかりしたジャーナリストなのだということが分かりました。何が芸能人だ・・・
ということで、前置きが長くなりましたが、今日はこのエントリで、池上彰の何が凄いのか?書いてみたいと思います。
続きを読む【2016年12月31日最終更新】
かるび(@karub_imalive)です。
さて、今年も箱根駅伝の季節がやってきました!毎年、実家でゴロっとしながらダラダラみつつ、4日以降は往路・復路ともに自宅で録画した映像をえんえんと1月末頃まで復習する毎日です。
でも、僕にとって一番面白いのは、駅伝本番が始まる前の順位予想やオーダー予想なんですよね。誰が何区を走って、区間賞は誰が取るのか、往路はどこが優勝するのか?そのあたりを考える時間が実に楽しいです。また、12月になると、毎年箱根駅伝に関する様々な関連書籍も一斉に各社からリリースされますので、これを一通りチェックするのもマニアとしてはまたたまらない作業なのです。
このエントリでは、箱根駅伝をより楽しむための関連書籍について、「読む箱根駅伝」というコンセプトで、今年リリースされたものを中心に、僕のおすすめを紹介していきたいと思います。
それでは早速行ってみましょう。
続きを読むかるび(@karub_imalive)です。
いつも年始は、仕事始め明けの3連休に箱根に行くようにしています。年末年始の遊び疲れから、この3連休はどこの行楽地に行っても3連休とは思えないほど空いていることが多いからです。
続きを読む【2016年12月28日更新】
かるび(@karub_imalive)です。
毎年、箱根駅伝の直前期になると、テレビの特集やネットニュースなどで沢山の記事をみかけますよね。そして、各社から出場大学の戦力分析本や監督本の出版も相次いでいます。
ふふっ、今年もまた出てるな~と思いつつ、結局はAmazonで1click予約してしまうのですが、今日はそんな箱根駅伝についての1冊を紹介したいと思います。
生島淳氏は、ベテランのスポーツライターで、様々なジャンルのルポやドキュメンタリー本を出版しています。例えば、野球、ラグビー、フィギュアスケート、卓球など。陸上にも造詣が深く、トラック、駅伝、マラソンを問わず、陸上長距離には熱い思いを持っている方のようです。
箱根駅伝だけでも毎年のように著書を上梓していますね。長距離陸上ファンの僕もこの中の大半は読了済みです。特に、彼の本でおすすめなのは、こちら。
日本のマラソンが世界で戦えなくなって行った反面、日本のローカル競技にすぎない箱根駅伝に代表されるである駅伝が隆盛を極める昨今、なんとなく陸上関係者の中で語られていたことを、バシっと言い切ってしまった問題作。
出版当初は賛否両論ありましたが、最近の流れとしては、彼の著者を踏まえた上で、箱根駅伝がなかったらもっと弱体化していたんじゃないの?みたいな話が優勢になってきていると思います。ちょっと古い本ですが、生島氏の駅伝の中では、この本がまずおすすめ。
すでに3年半前の著作ですが、箱根駅伝の各校を分析する中で、いちはやく青山学院大学の躍進を言い当てていた慧眼はさすがでした。この本が出版された翌年、第5位へと躍進し、2015年、2016年と連覇を果たしました。彼の正確な取材に裏打ちされた予測が見事に的中したのでした。
箱根駅伝に関しては、長年にわたって取材を積み重ねてきているだけあり、近年の各著作からは、各校の監督や選手ともかなりコミュニケーションが取れている様子がわかります。
去年も2冊程出てましたし、生島淳氏も箱根駅伝 勝利の名言 監督と選手34人、50の言葉 (講談社+α文庫)を出版してました。(もちろん買った笑)この手の箱根駅伝取材本やエピソード本などは、どうしても、売れ行きなどを考えると11月とか12月に出版されることが多いみたいですね。
緊急書下し、ということで、少なくとも2015年秋口ギリギリまでの最新状況を前提に書き下ろされています。
この本は、各学校のスタープレーヤーや監督、そして生島氏のお気に入りのバイ・プレーヤーたちがそれぞれの箱根駅伝に賭けた思いやこだわり、物語を短編に凝縮して読みやすくまとめてられています。
ゆえに、1つ1つのエピソードはサラッと読めてしまい、読後感はさわやかで、でもどこか切ない気分にさせてくれます。文庫本220ページと短い本なので、僕は約2時間くらいで一気に読み終えました。通勤の行き帰りや寝る前などのスキマ時間に1個ずつのエピソードを読み終えていっても良いと思います。
エピソード4「横に曲がった人もいる」で取り上げられていた、2014年度の箱根駅伝で初優勝した青山学院大学で、復路8区を走った高橋宗司。見事区間賞に輝く快走で、本当に楽しそうに走っていた姿がすごく印象的で目に焼き付いていました。
読み進めていくと、その高橋のエピソードが。高校時代自ら青学の原監督に自費で東京まで出ていき売り込んだ話や、のびのびと青学のカラーにはまり、4年間を楽しんで陸上に打ち込んだ姿がいきいきと描写されていました。
正直なところ、監督系の美談はやや食傷気味でした。だから、こういったバイ・プレーヤーの頑張りに陽を当てるサイドストーリーはオリジナリティがあり、味わい深くて好きです。
ちなみに、高橋は卒業後は実業団には進まず、飲料メーカーの営業職として、また市民ランナーとして陸上も頑張っているようですね。
ということで、箱根駅伝ファンなら押さえて損のない本です。というか、必読で予習すべきかと(笑)2015年時点での最新エピソードがコンパクトに収められた本書は、ぜひ箱根駅伝の直前にさらっておくのがいいと思います。おすすめです。
それではまた。
かるび