あいむあらいぶ

東京の中堅Sierを退職して1年。美術展と映画にがっつりはまり、丸一日かけて長文書くのが日課になってます・・・

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日本初の最強ナビ派企画展!「オルセーのナビ派展」@三菱一号館美術館、最高でした!!

かるび(@karub_imalive)です。

2月4日から三菱一号館美術館で開催中の「オルセーのナビ派展」。素晴らしい展覧会でした。印象派と現代美術の橋渡しをする過渡期の19世紀末に、フランスで生まれた前衛芸術運動の一派「ナビ派」の日本初の総合回顧展となる今回の展示は、おしゃれで、かわいくて、ちゃんとわかりやすさもある親しみやすい展覧会でした。

1888年~1900年頃のわずか10年ちょっとの間に、ゴーギャンに影響を受けたフランス人画家達が、どんな絵画を描いていたのか、まとめてチェックできる良い機会でした。

以下、早速展覧会の感想を書いてみたいと思います。

※なお、写真はブロガー内覧会のときに、主催者の許可を得て撮影しています

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【ネタバレ有】「ミスペレグリンと奇妙なこどもたち」感想とあらすじ・伏線を徹底解説!/ティム・バートンらしさ全開の風変わりなファンタジー映画!

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【2017年2月14日更新】
かるび(@karub_imalive)です。

2月3日に公開された映画「ミス・ペレグリンと奇妙な子供達」を見てきました。大人から子供まで幅広く楽しめる、ティム・バートンらしさ全開の風変わりで楽しい映画でした。

早速ですが、映画を見てきた感想やレビュー、あらすじ等の詳しい解説を書いてみたいと思います。
※後半部分は、かなりのネタバレ部分を含みますので、何卒ご了承下さい。

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【ネタバレ有】「ドクターストレンジ」感想とあらすじ・伏線の徹底解説!大迫力VFXの映像美に見惚れる大作映画!【Q&Aまとめ】

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【2017年2月14日更新】
かるび(@karub_imalive)です。

美麗でファンタジックな予告動画を見て以来、これは絶対行きたい!と心に決めていたドクター・ストレンジ。気合いを入れて初日に見てきました。いや~よかった~。

早速ですが、映画を見てきた感想やレビュー、あらすじ等の詳しい解説を書いてみたいと思います。
※後半部分は、かなりのネタバレ部分を含みますので、何卒ご了承下さい。

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熱海観光なら外せない!MOA美術館@熱海がゴージャスにリニューアルオープン!!

かるび(@karub_imalive)です。

学生の頃から伊豆箱根が大好きで、毎年5回は最低でも日帰りや1泊2日で旅行に行っています。もう何年も行っているとあらかた行き尽くした感があって、2回目、3回目となるところが多いです。

新名所が出来たら、速攻チェックしてまずは行ってみるようにしているのですが、そんな中、2月5日から熱海のMOA美術館がリニューアルオープンしたので、早速行ってきました!

約11ヶ月間のお休みを経て、館内は豪華にリニューアルが完了。美術館としても一流でしたし、高台からの海の眺めは絶景で、純粋に観光として見て回るにも最適なスポットへと仕上がっていました。

今日は、このリニューアル工事が完了して新しく生まれ変わった「MOA美術館」について書いてみたいと思います。

※なお、館内の写真は、美術館の許可を得て撮影させていただいています

  • 1.MOA美術館って?どこにあるの?
  • 2.リニューアルオープンしたMOA美術館の見どころ
    • 2-1.とにかく明るくて開放的な館内
    • 2-2.MOA美術館所蔵品は写真が撮影し放題!
    • 2-3.映り込みしないガラスケース
    • 2-4.グッズコーナーも開放的
    • 2-5.山麓口エントランスのエスカレーター~ホール
    • 2-6.充実したカフェレストランは全部でなんと5軒も!
  • 3.気になった作品群
    • 3-1.尾形光琳「紅白梅図屏風」
    • 3-2.野々村仁清「色絵藤花文茶壺」
    • 3-3.洋人奏楽図屏風
    • 3-4.勝川春章「雪月花図」
    • 3-5.喜多川歌麿「桟橋二美人図」
    • 3-6.黄金の茶室
  • 4.MOA美術館の混雑状況は?
  • 5.まとめ
  • MOA美術館概要
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【ネタバレ有】「キセキ あの日のソビト」の感想とあらすじ・伏線の徹底解説!/GReeeeN結成時の熱い青春ストーリーを描いた映画!

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かるび(@karub_imalive)です。

先月1月28日に封切りされ、GReeeeNが出来上がるまでの実話を元に製作された映画「キセキーあの日のソビト」を見てきました。熱心なファンが開始初週につめかけた初動型なのかと思っていたのですが、お客さんは家族連れ、学生、中高年と幅広い年齢層の人が来ていました。

早速ですが、映画を見た感想やレビュー、あらすじ等の詳しい解説を書いてみたいと思います。
※後半部分は、かなりのネタバレ部分を含みますので、何卒ご了承下さい。

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【ネタバレ有】「恋妻家宮本」感想とあらすじ・伏線の徹底解説!/心温まると同時に考えさせられる映画だった!

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【2017年2月8日更新】
かるび(@karub_imalive)です。

1月28日にリリースされた映画「恋妻家宮本」(こいさいかみやもと)を見てきました。TVドラマのオリジナル脚本で話題作を提供してきた脚本家、遊川和彦が満を持してメガホンを取ることになった初監督作品です。(恐妻家ではないです!/笑)

「家政婦のミタ」や「純と愛」のようにひねった展開ではなく、誰でも安心して見れるハートウォーミングで素直な作品へと仕上がりました。

早速ですが、映画を見てきた感想やレビュー、あらすじ等の詳しい解説を書いてみたいと思います。
※後半部分は、かなりのネタバレ部分を含みますので、何卒ご了承下さい。

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【ネタバレ有】「マグニフィセントセブン」を見た感想とあらすじ・伏線の徹底解説!/豪華キャスト陣での骨太なリメイク西部劇映画!

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【2017年2月5日更新】
かるび(@karub_imalive)です。

1月27日に公開された映画「マグニフィセント・セブン」を見てきました。日本の黒澤明の代表作「七人の侍」、その西部劇でのリメイク版「荒野の七人」を、50年ぶりに再度リメイクして製作された西部劇です。

VFX/CG全盛となってから、元気の良い西部劇が下火になってきた中、久々に見応えのある、骨太なハードボイルドムービーでした。早速ですが、映画を見てきた感想やレビュー、あらすじ等の詳しい解説を書いてみたいと思います。

※後半部分は、かなりのネタバレ部分を含みますので、何卒ご了承下さい。

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【映画レビュー】2017年2月現在上映中の映画感想記事まとめ【随時更新・ネタバレ有】

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【2017年2月25日最終更新】

かるび(@karub_imalive)です。

昨年、会社を辞めて専業主夫になってからというもの、映画館に通いつめています。見た映画のうち、良かったものについては毎週最低1本以上のペースでレビューを書いています。

せっかくなので、現在リアルタイムで上映中の映画のうち、僕がブログ「あいむあらいぶ」にて感想・レビュー記事を書いた映画について、まとめ記事を作成してみました。

もしこれは面白そうだな、という映画があれば、是非映画館に足を運んでみてくださいね。それでは、行ってみましょう。
※基本的に、試写会レビューを除き、ほぼ全ての記事で映画本編内容についてメジャーなネタバレ事項を含んでいます。予めご了承ください。

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二人の友情が泣ける!「マティスとルオー展」が予想外に良くて大満足だった!

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(汐留駅地下街の巨大ポスター!)

かるび(@karub_imalive)です。

パナソニック汐留ミュージアムで開催中の、「マティスとルオー」展に行ってきました。二人の巨匠の40年以上にわたる心温まる交流をベースに、彼ら2人の作風の変化や、書簡のやりとりなどを時系列で展示していく渋い展覧会です。

展示スペースがそれほど広くないので、正直あまり期待せずに気楽に行ってきたのですが、ほぼ限界まで作品を詰め込んで、約150点もの作品数が展示されていたこと、そして何より二人の強い絆が感じられる「泣ける」直筆書簡は非常に印象に残りました。

以下、感想として展覧会レビューを書いてみたいと思います。

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大満足!「ティツィアーノとヴェネツィア派展」は巨匠の大作が堪能できる良い展覧会でした!

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かるび(@karub_imalive)です。

正月も開けて、いよいよ2017年も大型の美術展があちこちでスタートしています。個人的に、1月は一番楽しみにしていた「ティツィアーノとヴェネツィア派」展。

早速行ってきたのですが、結論から言うと、ティツィアーノ最高!去年の国立新美術館&国立国際美術館で開催された「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」展では、わずか2点しか見れなかったので、今回展示で、工房作品も入れると7点もの作品群と対面できたのは本当に嬉しかった。

やっぱりね、近くで見ると違うんですよ、オーラが。名作の輝き、というか、巨匠の凄みというか。そういったものを、ビシビシ感じることができた素晴らしい展覧会でした。

ということで、以下、早速感想・レビューを書いてみたいと思います!

※ブログ中の画像は、主催者の許可を得て掲載しています。

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