あいむあらいぶ

東京の中堅Sierを退職して1年。美術展と映画にがっつりはまり、丸一日かけて長文書くのが日課になってます・・・

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【ネタバレあり徹底解説】映画「ミックス。」 レビュー・感想と10の疑問点を考察!/笑って泣ける!大人向けの王道スポ根ラブコメ作品!

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【2017年11月4日最終更新】

かるび(@karub_imalive)です。

10月21日に公開されたスポ根恋愛コメディ映画「ミックス。」を見てきました。昨年のTBSドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の特大ヒットで、俳優としても別格の雰囲気が漂ってきた新垣結衣をフィーチャーした話題作です。

早速ですが、映画を見てきた感想やレビュー、あらすじ等の詳しい解説を書いてみたいと思います。
※本エントリは、後半部分でストーリー核心部分にかかわるネタバレ記述が含まれますので、何卒ご了承ください。できれば、映画鑑賞後にご覧頂ければ幸いです。

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【ネタバレ有】映画「ブレードランナー2049」 感想・レビューと11の疑問点を徹底解説!/ビジュアルもストーリーも超一級品に仕上がった傑作!

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かるび(@karub_imalive)です。

10月27日に公開されたSF映画ファン待望の「ブレードランナー2049」を見てきました。個人的には、この秋最大の期待作でした。早速ですが、映画を見てきた感想やレビューを書いてみたいと思います。
※本エントリは、後半部分でストーリー核心部分にかかわるネタバレ記述が一部含まれますので、何卒ご了承ください。できれば、映画鑑賞後にご覧頂ければ幸いです。

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【ネタバレ有】映画「アウトレイジ最終章」 感想・レビューと11の疑問点を徹底解説!/北野映画の集大成として見ておくべき作品でした!

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2017年10月31日最終更新

かるび(@karub_imalive)です。

10月7日に公開された北野武監督の新作「アウトレイジ最終章」を見てきました。北野作品の中でも、エンタメ的要素が強い「アウトレイジ」シリーズの最終作です。

早速ですが、映画を見てきた感想やレビュー、あらすじ等の詳しい解説を書いてみたいと思います。
※本エントリは、後半部分にてストーリー核心部分にかかわるネタバレ記述が含まれますので、何卒ご了承ください。できれば、映画鑑賞後にご覧頂ければ幸いです。

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【徹底解説】Netflix映画「ヒットマンズ・ボディーガード」 感想・レビューと7つの疑問点を考察!/大迫力の市街地カーアクションが最高!(ネタバレ有)

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かるび(@karub_imalive)です。

遅ればせながら、ライアン・レイノルズとサミュエル・L・ジャクソンが主演の、バディ系アクション映画「ヒットマンズ・ボディーガード」を見ました。アメリカや諸外国では劇場公開されて大ヒットしましたが、日本ではなぜか8月25日にNetflix限定で公開されました。(※Netflixに加入していないと見ることができません)

早速ですが、その感想やレビュー、あらすじ等の詳しい解説を書いてみたいと思います。
※本エントリは、後半部分でストーリー核心部分にかかわるネタバレ記述が一部含まれますので、何卒ご了承ください。できれば、映画鑑賞後にご覧頂ければ幸いです。

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【展覧会感想】「カンディンスキー、ルオーと色の冒険者たち」展

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かるび(@karub_imalive)です。

10月19日から、「抽象絵画の父」とも呼ばれる、カンディンスキーと、パナソニック汐留ミュージアムが得意とするルオーを組み合わせた展覧会、「表現への情熱 カンディンスキー、ルオーと色の冒険者たち」展が始まりました。

この秋は、同じく10月7日からカンディンスキーから著しい影響を受けた「オットー・ネーベル」展も渋谷Bunkamuraにて行われていますし、10月14日からは新宿オペラシティで「韓国の抽象」展も開催中。まさに抽象絵画に集中的に慣れ親しむ絶好のチャンスなのです。

そんな中、運良くブロガー内覧会に応募したところ当選しましたので、早速行ってきました。以下、簡単ですが感想を書いてみたいと思います。
※本展は、特別な許可を得て写真撮影をしております。予めご了承下さい。

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【小説感想】ビートたけし「アナログ」は北野映画を観ているような味わいの恋愛小説!

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かるび(@karub_imalive)です。

ここ1年ほど、集中的に映画を見て、その感想をブログにアップするようになりました。その過程で、小説を読む機会が随分増えました。といっても、手に取る小説は、映画原作モノやノベライズ作品がメインなのですが・・。映画が「主」で、小説が「従」といった感じで、今度公開される映画のために、予習・復習として、関連作品を読む、といったスタイルで小説に触れることが多いです。

先月、個人的に楽しみにしていた北野武監督の最新作「アウトレイジ最終章」が公開されました。そのレビュー記事を書くために、各種メディアで北野監督のインタビューをチェックしている時出会ったのが、この北野武監督が手がけた(ビートたけし名義)恋愛小説「アナログ」です。

▼小説「アナログ」の帯(オビ)f:id:hisatsugu79:20171016014100j:plain

書店の店頭で見て、帯に書かれたメッセージ「愛するって、こういうことじゃないか?凶暴なまでにピュア、初の書下ろし恋愛小説」とあったので、映画を見た後の勢いもあって、思わず衝動的に購入しちゃいました。 

早速ですが、簡単にレビューを書いてみたいと思います。(なお、レビューでは、軽く内容部分のネタバレにも触れています。何卒ご了承下さい)

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【ネタバレ有】映画「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」 感想・レビューと10の疑問点を徹底解説!/不気味の谷を越えた!リアルな猿たちがスクリーンで大活躍!【聖戦期/大戦記】

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かるび(@karub_imalive)です。

10月13日に公開された猿の惑星の最新作「猿の惑星 聖戦記 グレート・ウォー」を見てきました。2011年から始まった「シーザー」を巡る3部作の最終話となる作品です。(しかしそれにしてもこの「聖戦記」という単語、聞きなれないですよね・・・。「聖戦期」とか「大戦記」とか間違えて検索したりTwitterにアップしてる人続出^_^;)

早速ですが、映画を見てきた感想やレビュー、ストーリーの考察・解説を書いてみたいと思います。
※本エントリは、後半部分でストーリー核心部分にかかわるネタバレ記述が含まれますので、何卒ご了承ください。できれば、映画鑑賞後にご覧頂ければ幸いです。

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国宝展@京都国立博物館は、2017年秋最強のオススメ展覧会でした!【レビュー・感想・混雑対策の解説も!】

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かるび(@karub_imalive)です。

10月3日からいよいよ始まった、2017年秋期最大級の注目展覧会「国宝展」(京都国立博物館)に行ってきました。会期がわずか50日程度と短く、秋の旅行シーズンにガッツリ重なって開催されることから、混雑必至となる展覧会です。

幸運なことに、10月2日の会期前日にあたるプレス内覧会で取材する機会をいただけましたので、会場の様子なども含め、感想レポートを書いてみたいと思います!

※本エントリ内で使用した展覧会内の画像は、予め主催者の許可を得て撮影した写真となります。通常開館時は、館内は撮影不可となりますので、予めご了承下さい。

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【ネタバレ有】実写映画「亜人」 感想・レビューと11の疑問点を徹底解説!/アクションに特化!ある意味、潔さを感じた作品でした

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2017年10月3日最終更新

かるび(@karub_imalive)です。

9月30日に公開された、激しいアクションシーンが満載の映画「亜人」を見てきました。500万部以上を売り上げる大人気コミックスを原作として、劇場版アニメ映画、TVアニメシリーズ、小説ノベライズと、メディアミックスが進められてきた中で、満を持して制作された実写化映画です。

早速ですが、映画を見てきた感想やレビュー、あらすじ等の詳しい解説を書いてみたいと思います。
※本エントリは、後半部分でストーリー核心部分にかかわるネタバレ記述が含まれますので、何卒ご了承ください。できれば、映画鑑賞後にご覧頂ければ幸いです。

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「驚異の超絶技巧展」は神技級の職人芸が味わえる、絶対にオススメしたい美術展!【展覧会レビュー・感想】

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【2017年9月28日最終更新】

かるび(@karub_imalive)です。

見てきた人があまりの凄さに、「凄い・・・」「ヤバい・・・」くらいしか言葉が出てこないほど凄まじい職人芸を体感できる展覧会が、この秋、東京・日本橋で口コミで広がり、人気になっているのをご存知でしょうか?

19世紀後半に入って登場した「写真」によって、写実表現の主役から降りたかに見えた絵画や工芸。それ以来、主流派のアーティストたちは、写実の世界から距離を置いて、より抽象的・観念的な世界で、いかに個性を際立たせるかに執心してきました。

しかし、明治期以降においても、工芸の世界では単なる「写実」を超えて、やりすぎなくらい「超絶技巧」な職人技を、ひたすら愚直に追求をする作家達も一定数存在しました。ものづくりの世界において、無名ではあるけれど、精密機械を作る技術者や天才的な職人たちが今も町工場にいるように、アートの世界でも、明治期以降、2010年代の現代に至るまでとんでもない達人たちが実はゴロゴロいたんですね。

この「驚異の超絶技巧展」では、とことん「リアルで細密な世界」を追い求めたアート職人たちが心血を注ぎ込んだ逸品が、所狭しと展示されているのです。

言葉で表すよりは、実際に行って見てきて頂くのが一番なのですが、本当に見る価値のある、凄い展覧会なので、以下、簡単にレポートを書いてみたいと思います。

※本エントリで使用した写真は、「ブロガーナイト」という内覧会企画にて、予め主催者の許可を得て撮影したものとなります。あらかじめご了承下さい。

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