あいむあらいぶ

東京の中堅Sierを退職して1年。美術展と映画にがっつりはまり、丸一日かけて長文書くのが日課になってます・・・

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2018年夏、特別展「縄文ー1万年の美の鼓動」開催決定!火焔型土器も土偶も国宝が全件集結!縄文の「美」を体感しよう!

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かるび(@karub_imalive)です。

ここ数年、静かな「縄文ブーム」が広がっていると言われます。最近20年ほどで一気に進展した日本の考古学成果と歩調を合わせるように、縄文土器や土偶など、世界でも類を見ない独特の「縄文の美」が見直されてきています。 

そんな中、2018年7月3日から、東京国立博物館にて「特別展 縄文ー1万年の美の鼓動」の開催が決定しました。縄文時代に生きた人々の「美意識」を発掘された数々の文化財で振り返るという画期的な展覧会です。

先日、その概要を公表する記者発表会が東京国立博物館にて開催されたました。まずは速報として、その発表された概要をお伝えしたいと思います!

※なお、本エントリで使用した写真・画像は、予め主催者の許可を得て撮影・使用させていただいたものとなります。何卒ご了承下さい。

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【ネタバレ有】映画「関ヶ原」 感想・考察と11の疑問点を徹底解説!/予習必須!写実的で面白いけど、難解さもある映画でした!

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【2018年3月2日最終更新】

かるび(@karub_imalive)です。

2017年に夏休みは、大型時代劇映画が、「忍びの国」「関ヶ原」と2本上映されました。時代劇映画の退潮がハッキリしてきた中、2017年の夏は久々に邦画大作で2本も時代劇ジャンルがヒットしました。

本作は歴史小説のレジェンド、司馬遼太郎の代表作「関ヶ原」を原作とした、戦国大河ドラマです。過去、NHK大河ドラマや数々の展覧会、時代劇小説等で何度も取り上げられ、人気コンテンツとなってきた、日本の歴史を変えたといってもいい「関ヶ原の戦い」に、もう一度真正面から「映画作品として」取り組んだ意欲作でした。

早速ですが、映画を見てきた感想やレビュー、あらすじ等の詳しい解説を書いてみたいと思います。
※本エントリは、後半でストーリー核心部分にかかわるネタバレ記述が含まれますので、何卒ご了承ください。できれば、映画鑑賞後にご覧頂ければ幸いです。

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【ネタバレ有】「花戦さ」感想・レビューとあらすじ徹底解説!/花は剣より強し!異色の戦国時代劇エンタメ映画!

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【2018年3月2日最終更新】

かるび(@karub_imalive)です。

6月3日にリリースされた、時代劇映画の新作「花戦さ」を見てきました。初代池坊専好と千利休の交流を軸に、華道・茶道・日本画など、戦国~安土桃山時代の「日本文化」に焦点を当てた異色の戦国エンターテイメント作品です。

「のぼうの城」以来、戦国時代作品では約5年ぶりの主役となる野村萬斎を筆頭に、豪華ベテランキャスト勢を揃えた、力の入った作品でした。やっぱり野村萬斎はこういう伝統文化の香りがただよう配役がフィットしますね。期待通りの楽しい作品に仕上がっていました!

早速ですが、映画を見てきた感想やレビュー、あらすじ等の詳しい解説を書いてみたいと思います。
※本エントリは、ほぼ全編にわたってストーリー核心部分にかかわるネタバレ記述が含まれますので、何卒ご了承下さい。

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【ネタバレ有】映画「三度目の殺人」 感想・考察と10の疑問点を徹底解説!/名作!見応え抜群のリアルな法廷劇!

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【2018年3月1日最終更新】

かるび(@karub_imalive)です。

今、日本で一番国際的に評価が高い映画監督、是枝裕和監督の最新作「三度目の殺人」が9月9日に封切られました。「そして父になる」「海街Diary」のような、得意のホームドラマ路線は一旦お休みして、シリアスな法廷劇を手掛けた意欲作です。法廷内で福山雅治が大活躍!!!・・・するのかと思ったら、全然違ってました(笑)

でも、見終わった感想としては、これぞ是枝裕和作品というべき、作家性にあふれた大傑作の心理サスペンスに仕上がっていたと思います!

早速ですが、映画を見てきた感想やレビュー、考察等の詳しい解説を書いてみたいと思います。
※本エントリは、後半部分でストーリー核心部分にかかわるネタバレ記述が含まれますので、何卒ご了承ください。できれば、映画鑑賞後にご覧頂ければ幸いです。

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【ネタバレ有】映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」 感想・レビューと10の疑問点を徹底解説!/時空を超えて手紙がつなぐ絆と、若者の確かな成長を描いた佳作!

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【2018年3月2日更新】

かるび(@karub_imalive)です。

9月24日に公開された東野圭吾の大ベストセラーの映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」を見てきました。1980年と、2012年の間で、時空を超えて、「ナミヤ雑貨店」でやりとりされた「手紙」を巡って描かれたファンタジー色の強い群像劇。「泣ける」「感動!」と事前の評判は上々でしたが、果たしてどうだったでしょうか?早速ですが、映画を見てきた感想やレビュー、映画の内容・ポイントなど、詳しい解説を書いてみたいと思います。
※本エントリは、後半でストーリー核心部分にかかわるネタバレ記述が含まれますので、何卒ご了承ください。できれば、映画鑑賞後にご覧頂ければ幸いです。

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【ネタバレ有】映画「君の膵臓をたべたい」 感想・考察と7つの疑問点を徹底解説!/泣ける!原作を超える完成度でした!【キミスイ】

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【2018年3月1日更新】

かるび(@karub_imalive)です。

2017年7月に公開され、夏休みの観客動員数の伸びも手伝って、最終的には興行収入30億円を突破して大ヒットした映画「君の膵臓をたべたい」。若い人を中心に、「何度も劇場に通った」「感動した」という感想も多かった本作ですが、映画を見てきた感想・考察を以下にまとめてみました。
※本エントリは、ストーリー核心部分にかかわるネタバレ記述が含まれます。何卒ご了承ください。できれば、映画鑑賞後にご覧頂ければ幸いです。

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2018年初夏に「ルーヴル美術館展」開催決定!世界最高峰の「肖像」が見れる企画展!

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かるび(@karub_imalive)です。

パリに初めて旅行した人は、ほぼ全員が訪れるであろう、世界最高峰の美術館「ルーヴル美術館」。モナ・リザをはじめとして、古代ギリシャ彫刻や中世ルネサンスの巨匠たちの絵画など、アートファンなら一生に一度は見てみたい傑作を多数保有している美術館です。

そんな中、2018年5月から、「肖像」をテーマとした「ルーヴル美術館展」が東京・大阪で開催されることが発表されました!先日、その概要を公表する記者発表会が開催されました。まずは速報として、その発表された概要をお伝えしたいと思います!

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【ネタバレ有】映画「マンハント」感想・考察と7つの疑問点を徹底解説!/ジョン・ウー監督の映像美学が詰まった多国籍アクション・エンタテイメント大作!

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かるび(@karub_imalive)です。

2月9日に公開されたアクション映画の巨匠、ジョン・ウー監督の新作「マンハント」を見てきました。ジョン・ウー監督の映像美学や様式美がたっぷりつまったセルフ・オマージュ作品でもあった同作。全編大阪ロケで、日本でも工夫と予算次第でこんなに迫力満点の絵が撮れるんだな、と感心しました。

早速ですが、感想・考察等を織り交ぜた映画レビューを書いてみたいと思います。
※本エントリは、後半部分でストーリー核心部分にかかわるネタバレ記述が一部含まれますので、何卒ご了承ください。できれば、映画鑑賞後にご覧頂ければ幸いです。

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【ネタバレ有】映画「祈りの幕が下りる時」感想・考察と11の疑問点を徹底解説!/号泣必至の加賀恭一郎シリーズ完結編!

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かるび(@karub_imalive)です。

1月27日に公開された東野圭吾「新参者」シリーズ最終作「祈りの幕が下りる時」を見てきました。すでに原作を読了した時点で、東野圭吾映画化作品の中でも屈指の傑作になる予感がしていたので、期待していました!

早速ですが、感想・考察等を織り交ぜた映画レビューを書いてみたいと思います。
※本エントリは、後半部分でストーリー核心部分にかかわるネタバレ記述が一部含まれますので、何卒ご了承ください。できれば、映画鑑賞後にご覧頂ければ幸いです。

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【ネタバレ有】映画「羊の木」感想・考察と8つの疑問点を徹底解説!/深く考えさせられる社会派ホラー・サスペンスの傑作!

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【2018年2月9日最終更新】
かるび(@karub_imalive)です。

2月3日に公開された映画「羊の木」を見てきました。映画作りに確かな力量のある吉田大八監督の最新作ということで、個人的に密かに期待していた作品です。早速ですが、感想・考察等を織り交ぜた映画レビューを書いてみたいと思います。
※本エントリは、後半部分でストーリー核心部分にかかわるネタバレ記述が一部含まれますので、何卒ご了承ください。できれば、映画鑑賞後にご覧頂ければ幸いです。

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