あいむあらいぶ

東京の中堅Sierを退職して1年。美術展と映画にがっつりはまり、丸一日かけて長文書くのが日課になってます・・・

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【雑記】家飲みワインは安ワインに限るよって話

かるびです。

かるびの毎日の晩酌は、ビールとか焼酎じゃなく、ずばり「安ワイン」です。基本的には1,000円以下の安ワインを大体1日2合程度(350ml~400ml)で2日で飲み切っています。今日は、安ワインの魅力?を紹介したいと思います。

庶民は毎日飲むなら安ワイン(しか選択肢なし)

ワインにはまってから大体2年弱になります。ワインにはまり始めた当初、友人や入門書のおすすめで「本当においしいワインは3,000円出しておけばハズレに当たらない」と言われ、最初は無理して3,000円程度のワインをちょびちょび開けていました。

そんなわけでこっちのまとめの中でも、「3,000円以上のワインはハズレなし」と書きました。

blog.imalive7799.com

ただ、そのうち財力にも限界が訪れ、これは健全に趣味として続けられん・・・ということで、毎回購入するワインをグレードダウンしました。よくあるネットで6本5,000円とか10本10,000円とかを楽天の大手ショップから購入したり、スーパーで適当に購入したりです。これくらいのレベルであれば、まぁ家飲みとして毎日サラリーマンでも楽しめますね。

では、高いワインと安いワインの違いはどこにあるんでしょうか?

答えとしては、「味わい」「香り」両面においてです。

高いワインはコクも深みも感じられ、また香りも繊細で優雅なものが多いです。すごいレベルのワインだと、ボトルの近くにいるだけでいい香りがするものもあります。対して、安いワインは「味わい」「深み」がどちらかなかったり、どちらもなかったりですね。

ワインにはまり始めた当初は、もっと高いの飲みたいなぁと思いながら安ワインで妥協してました。それが、最近、2年経ってみて、「あれ?普段は安ワインでいいんじゃない?」と思うようになってきました。やや苦しいものもありますが、以下にその理由を書いてみたいと思います。

普段の家飲みワインは安ワインがいい5つの理由

 1.たまに開ける高いワインのクオリティが一目瞭然でわかる

まぁ普段安ワイン飲んでると、基本的にやや物足りない感じの凡庸な味わいのものが多いです。特に2日目になると香りが抜けちゃうもの、急に酸化するもの、など。そんな時、週末やハレの日に思い切って3,000円以上のストックを開けるとその味わいの違いに愕然とします。高いワインを開けた時にいつも「うまい!」と新鮮に感じられるようになりました。

2.安ワインのほうが食事に合わせやすい

高いワインは、個性や主張がすごくて、他の料理と合わせるのが難しい場合があります。夕食時の晩酌、というよりもワイン単体で、せいぜいおつまみを軽く合わせながらゆっくり味わったほうが良いものが多いんですね。(ボルドーの高い赤なんかは特にそう感じます)その点、安ワインは良い意味でも悪い意味でも個性がなく主張してこないので、食事に合わせてガンガン安心していけます。

3.外で飲んだとき、がっかりしない

外食時にボトルで開ける場合、大体ビストロクラスの小さなイタリアンやフレンチクラスで一般売価の2倍~3倍、高級レストランだと3倍~4倍程度の値段がついてます。レストランで、今日は奮発して6,000円のボトル入れるか!と言っても、家飲みクラスだと1500円~2000円位のレベルの中堅ワインなわけです。よって、普段から家飲みで3000円以上のクラスをガンガン開けていたら、レストランで5,000円~6,000円クラスを開けた時、逆にクオリティにがっかりしちゃうわけですね。家で普段から1,000円以下の安ワインをあけていれば、レストラン行ってもまぁガッカリせずに済むわけです。

4.安ワインはぐびぐび飲める

庶民根性丸出し、と言われればそれまでですが、夏の暑い日などはキンキンに冷やした白をがーっと飲みたい時もありますが、こういうのは安ワインの独壇場かと思います。ジュースのようにガブガブ飲んでも1本500円クラスのものであればまぁビールと同じ単価なので気兼ねなくいけますね。

5.良い意味でも悪い意味でも品質は安定している

安ワインはスーパーに置いてあるものとかだと大量に製造、輸入されています。いろんな農園で取れたブドウを合わせてブランドの味を毎年平均的に同じになるように仕込むんですね。なので、一つの畑や区画から取ったブドウだけを使う高級ワインにありがちな「当たり年」「ハズレ年」とは無縁です。このワインこんな味だったよな~、じゃあ今日はこの料理と合わせるかっていうのがやりやすいです。

以上、こんな感じです。

実際、昨日はこれを半分あけました。近くの「ライフ」で900円位で購入した有名なオーストラリアの「yellow tail」というデイリーワインです。

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(可もなく不可もなくでしたが、いわゆる高級ワインによくある渋みが全くないのでぐびぐびいけました)

外国でも、イタリアやフランス、スペインなど日常的に気軽にワインを飲んでいる国でもやっぱり普段使いのデイリーワインは1本200円とか300円(日本より安い!)クラスです。下手したら日本では禁じられている自家醸造もよくあります。日本人が漬物つける感覚でワインを仕込み、ジュースのようにガンガン飲むってところでしょうか。

まとめ:趣味を長く続けるなら安ワイン

ワインにはまってからすぐにわかったことですが、ワインって他のお酒よりも全般的に高いんですよね。例えば日本酒なら一升瓶10,000円もするようなものは超高級な部類に入りますがワインだと「まぁまぁ高いかな・・・」位程度です。

かるびは多趣味で、割と何でも手を出して興味を持てばはまってしまう性格です。この「ワイン」だけは他の趣味に比べて財力が必要なのは、はまってみてすぐにわかりました。あぁ今の年収では無理かなと(笑)

よって、普段は安ワインを色々と探求しつつ、ここぞ!という時には高いワインを開けて集中して楽しむ、というスタイルが庶民にはあっているのかな、と思います。

PS 最後に、直接の交流はないのですがるびがお世話になっている「安ワイン」に特化したレビューサイトがありますので紹介しておきますね。5,000本以上の「安ワイン」レビューが網羅されててすごいです。

www2s.biglobe.ne.jp

 それではまた!

かるび