あいむあらいぶ

東京の中堅Sierを退職して1年。美術展と人事労務系の記事が多め。

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【映画レビュー】2017年2月現在上映中の映画感想記事まとめ【随時更新・ネタバレ有】

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【2017年2月25日最終更新】

かるび(@karub_imalive)です。

昨年、会社を辞めて専業主夫になってからというもの、映画館に通いつめています。見た映画のうち、良かったものについては毎週最低1本以上のペースでレビューを書いています。

せっかくなので、現在リアルタイムで上映中の映画のうち、僕がブログ「あいむあらいぶ」にて感想・レビュー記事を書いた映画について、まとめ記事を作成してみました。

もしこれは面白そうだな、という映画があれば、是非映画館に足を運んでみてくださいね。それでは、行ってみましょう。
※基本的に、試写会レビューを除き、ほぼ全ての記事で映画本編内容についてメジャーなネタバレ事項を含んでいます。予めご了承ください。

「ラ・ラ・ランド」

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ハリウッドの本場、ロサンゼルスで夢を追う二人の若い男女が出会い、最後はちょっぴりつらいハッピーエンドで幕を閉じるミュージカル映画。アカデミー賞他、2017年の少レースを総なめしている超話題作。

音楽・アート・映画・時事社会ネタなどが上手に織り込まれ、非常に情報量も多い見ごたえのある映画ですが、ストーリーは明快でわかりやすいです。いろいろな見方、楽しみ方ができる素晴らしい映画でした。お勧め! 

「劇場版ソードアートオンライン オーディナル・スケール」

2010年代でNo.1ヒットしたライトノベル「ソードアートオンライン」シリーズから、満を持してリリースされた、ライトノベルやアニメ本編とは独立したオリジナル劇場化作品。映画ならではのハイクオリティな作画・壮大なストーリーはアニメ映画好きなら絶対におすすめできます! 

「相棒 劇場版4」

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人気TVシリーズ「相棒」の劇場版第4弾。現在の4代目相棒、反町隆史に代わってから初めての作品は、テロと戦争を絡めた重厚な社会派作品となりました。

相変わらず警察の捜査には抜け漏れなど、設定上の不備も多く見られますが、TV版相棒の雰囲気そのままにストーリーや舞台設定をスケールアップさせた特別版として、ファンにはたまらない作品になっていると思います。 

「サバイバルファミリー」

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ある日、突然世界的に電気が一切使えなくなったとしたら、人々はどうなるか?サバイバル生活への適応能力がほとんど「ゼロ」な都会に住む「鈴木家」の大停電下での苦闘と、家族の成長を描いた佳作。

CG/VFX等の支援効果を一切使わず、綿密なシナリオと調査を経て、オールロケで極力リアリティを追求した、映画作品らしい映画。大爆発とかアクションシーンはありませんが、画面にガッツリ引き込まれる作品でした。おすすめ。 

「マリアンヌ」

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第二次大戦下、フランス領モロッコ、イギリスを舞台とした大スケールな舞台で、2人の諜報員が作戦遂行中に恋に落ち、そして夫のいるロンドンで結婚するのが前半。後半は一転して、妻がドイツ軍のダブルエージェントとの疑惑が生まれ、その疑惑に苦悩しつつも意外な結末へと向かう、サスペンス・恋愛ミステリー。主演のブラッド・ピット、マリオン・コティヤールは年齢を感じさせない艶やかな好演でした。

「君と100回目の恋」

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J-POPを代表する若手アイドル系女性シンガーとして不動の人気を確立したmiwaの初主演となった青春恋愛映画。正直、演技力は相手役の坂口健太郎も含め、危なっかしいところはあるものの、脚本の良さと最後のラストシーン10分のライブシーンで全部持っていかれました。

やっぱり現役のシンガーソングライターだけあって、歌を歌いだすと説得力が違います。途中まで斜めに「フフン」とか見ていたのですが、最後気がついたら横に座ってた中学生同様、きっちり泣かされてました。上映中の「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」同様、切ないタイムループもの青春恋愛映画です。 

「キセキーあの日のソビトー」

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覆面ヴォーカル・グループ「GReeeeN」の結成からデビューまでの時期、その中心メンバーであるJIN(兄)、HIDE(弟)にフォーカスして映画化された作品。実際の記録とは違い、かなり映画的な脚色は入っていますが、彼らがこの時期何に悩み、何を考えていたのか、非常に深く掘り下げてストーリー仕立てにして魅せてくれる映画です。

脚本はもう一つなところは正直ありますが、JIN役の松坂桃李、HIDE役の菅田将暉の好演が光りました。ファンじゃない人でも、しっかり楽しめる若者の成長譚を描く佳作です。 

「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」

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ランサム・リグズによる同名原作が世界中で300万部以上を売り上げた、ポスト「ハリー・ポッター」シリーズ最右翼となりそうな作品の映像化。風変わりな特殊能力を持つ子供達が、大活躍する冒険活劇。ティム・バートンらしさが原作の世界観とぴったりフィットした佳作。子供から大人まで幅広く楽しめます。 

「恋妻家宮本」

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宮本陽平50歳。万年中学校の平教員で、どこにでもいるような平凡で善良な小市民。子育てが終わり、27年ぶりに妻と二人きりの生活へ戻った宮本は、ある日偶然妻が隠し持っていた離婚届を見つけてしまう。

そこから、宮本陽平の苦悩の日々が始まるが、果たして宮本はこの離婚危機に対してどう考え、行動したか?

「家政婦のミタ」など、脚本家として名高い遊川和彦の初監督作品ながら、心温まる佳作に仕上がっています。 

「ドクター・ストレンジ」

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1月27日、ようやく諸外国に遅れて封切りされた2017年1作目の大型ブロックバスター映画。1960年代からマーベルのアメコミで人気を博してきたキャラクターだけに、満を持してのデビューということで、純粋に老若男女が楽しめる娯楽大作に仕上がりました。見どころは、何と言っても最新技術を駆使したCG/VFX。次元の狭間のような空間にストレンジが捕まり、見せられる映像はアート的ですらありました。

典型的なMARVELアメコミ発のヒーロー物実写映画である、という批判もありますが、僕自身はかなり楽しめた作品でした。おすすめです。

「マグニフィセント・セブン」

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黒澤明の名作映画「七人の侍」、アメリカ版七人の侍である「荒野の七人」をリメイクしたハードボイルドな西部劇。今時CGやVFX等のコンピュータによる視覚効果に頼らず、現場のアクションシーンはほぼセット内で実演してカメラを回した迫力の映像がすばらしいです。頼れるリーダー役に、デンゼル・ワシントン。西部劇に黒人主人公?と思いましたが、すごくしっくりきます。オススメ。 

「沈黙-サイレンス」

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遠藤周作の名作「沈黙」を、作品に惚れ込んだ巨匠マーティン・スコセッシ監督が構想から28年かかって、ようやく完成までこぎつけた大作。160分以上の超長尺ですが、画面に引き込まれてあっという間に感じられます。

リーアム・ニーソンらハリウッド男優が主役ではあるが、窪塚洋介ら日本人俳優も素晴らしい演技で魅せており、非常に見どころがたくさんの映画。日本人なら絶対見て欲しい傑作です。

「ザ・コンサルタント」

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ベン・アフレック扮する「自閉症」の会計士(兼殺し屋)が活躍するサスペンス・アクション。従来の完全無敵なヒーロー像とはかけ離れた新しい「アンチヒーロー」は個性豊かで非常に見ていて新鮮でした。

プロットは複雑で、時系列も入り組んでいますが、絡み合った伏線がクライマックスにかけて全て一つにつながっていく脚本も素晴らしかったです。興収も地味で、マイナーなハリウッド映画ですが、これは結構隠れた良作だと思います。 

「君の名は。」

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2017年1月末で時点で、興収235億円。しかも、未だにデイリーベースで新作を押さえて興収No.1を取る日もしばしばあります。僕は、封切り初日の8月26日に映画館で見てきたのですが、その当時はまさかこれほどロングランで世界的に大ヒットする作品になるとは思いもしませんでした。アニメ界どころか、邦画全体で見ても歴史的に名が残る映画となりましたね。SF、恋愛、アクションなど、様々な要素がつまった王道青春ストーリーです。

年末年始も非常に良くお客さんが入っていて、どこまで興収と動員数を伸ばせるのか、僕も非常に注目しています。

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「土竜の唄 香港狂騒曲」

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広域指定暴力団「数寄矢会」に潜入捜査官(モグラ)として組織に潜り込んだ主人公、玲二。組織のトップ轟周宝の現行犯逮捕を目指すため、内偵中の玲二がヤクザ世界を機転と直感で生き延び、出世していくマンガ原作の実写化第2弾。徹底したコメディ路線は、前作とほぼ同様。主演の生田斗真は、前作より更にパワーアップして暴れまわっています。

「この世界の片隅に」

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マンガ原作、映画ともに、それぞれのメディアの特性を最大限活かして丁寧に仕上げられた傑作。特に、普段辛口批評で知られる映画評論家をも唸らせ、絶賛させたクオリティです。11月封切り時にわずか60館あまりでスタートした上映は、お正月でとうとう200館以上へと上映拡大中。 

「海賊とよばれた男」

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出光興産の創始者&会長であった出光佐三氏をモデルに、彼の所業や実績を限りなく事実に近い形でまとめ上げました。「船出せ~」「油もってきたけぇ~」「下を向いとる暇はない!」など岡田准一扮する国岡鐵造の発する言葉が印象的でした。岡田准一のリアルな老け顔メイクと、社長になり切った演技力が光る、泣ける傑作です。 

「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」

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タイトルこそ「ぼく明日」とキャッチーですが、決して若い男女が仲良くするだけの軽い恋愛スイーツ映画ではなく、お互いの運命を受け入れ、お互いのことを思って行動する切ない二人の心情描写が優れた普遍的な映画です。1回目は、主人公「高寿」の視点で見た後、2回めをヒロイン「愛美」の視点に立って鑑賞すると、より切なくなる、何度でも見返したい作品です。

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「本能寺ホテル」

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未だに謎が多い歴史上のミステリー事件「本能寺の変」。そんな信長最後の日に、タムトラベルで本能寺へと紛れ込んだ女性、繭子と信長達の交流と、繭子の成長を描いた歴史SFファンタジー。

ところどころリアリティが怪しいところはあるものの、前作「プリンセストヨトミ」から改善点は顕著に見られ、わかりやすくメリハリのついたストーリーと綾瀬はるかの天真爛漫な演技に「まぁ、細かいことはいいや。映画楽しもう♪」と思わされる作品。普通に見に行って楽しく、少しせつない余韻も残る良作でした。

「アズミ・ハルコは行方不明」

茫洋として閉塞感に覆われた地方衛星都市で、退屈な毎日を過ごす様々な女性達を描いた作品。妖しくサブカル臭も少し漂う原作の雰囲気を上手く映像化しつつ、時系列をシャッフルしてスピード感あふれる作品に仕上がっています。

原作を読んでいないと、1回の鑑賞だけだと少しついていけないかもしれませんが、都会でも田舎でもない、中途半端な地方都市で変化のない生活を送るだるさはすごく良く伝わってきました。 

「エゴン・シーレ 死と乙女」

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20世紀初頭にわずか28歳でこの世を去った天才前衛芸術家、エゴン・シーレの恋愛と絵に明け暮れた青年時代を描いた作品。テーマは芸術家ですが、決してアート的な難解な映画ではありません。個性的すぎる感性と、自由奔放な恋愛で毎日を生き抜いたシーレと、シーレの愛した女性たちの恋愛模様が見どころです。

同性から見ると、素直に羨ましい!と思いますし、芸術家って・・・( ´Д`)=3、、、と思わず溜息も尽きたくなる作品。音楽もヨーロピアンな感じで美しいです。 

「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」

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ジェイク・ギレンホール主演の最新作品。原題は「Demolition」(解体、爆発)とあるように、妻を突然失った主人公、ディヴィスが心を取り戻すため、物理的に自分の回りをどんどん壊していくストーリー。

初回見たときは、「うーん?」と思ったのですが、試写会2回目で作品の意図や主人公の心の動きに共感できて、深い感動に包まれました。アート的な香りも漂い、一見とっつきにくい映画ですが、ジェイク・ギレンホールの好演も光る良い作品です。

「レオナルド・ダ・ヴィンチ 美と知の迷宮」 

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 2015年、イタリアで開催されたEXPO2015の目玉として、ミラノ王宮でレオナルド・ダ・ヴィンチの大回顧展が開催されました。本作は、その展覧会のスピンオフとして、イタリア本国ではテレビ番組に纏められたアート・ドキュメンタリーが映画化された作品です。

ダ・ヴィンチのミラノ時代の活動を中心に、彼の全絵画作品の紹介や、珍しい弟子たちの活動・作品にもスポットライトを当てています。ドキュメンタリーですが、イタリア人が、まるで絵画から出てきたかのようなルネサンス期の服装に扮して寸劇を演じるシーンもいくつかあります。

どちらかというと、アートファン向けのコンテンツであり、ライブビューイングで美術館を見ているようでした。非常に硬派で学術的にも価値のある作品です。 

まとめ

いかがでしたでしょうか?「君の名は。」「シン・ゴジラ」の大ヒットで、映画館も2016年は過去最高の興収となりました。今年も年始から沢山の作品が目白押しとなっています。レビュー記事の中から、「これいいかな?」と感じた作品があれば、ぜひ映画館でチェックしてみてくださいね。

それではまた。
かるび