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あいむあらいぶ

東京の中堅Sierを退職して3ヶ月。無職または専業主夫で、ブログ書いてます。美術展と人事労務系の記事が多め。

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小学校の授業参観。親であれば必ず参加すべきだと強く思った4つの理由

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かるび(@karub_imalive)です。

僕には小学校1年生の息子が一人います。

先日、秋の学校公開に妻と手分けして行ってきたのですが、終わってから妻と参加しての感想を話し合って強く実感したのが、「小学校の授業参観は、必ず出ておくべきだな。(特に1年生)」ということ。今日は、なぜそう思ったのかを少し書いてみたいと思います。

1.学校公開日について

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地域によって色々違いはあると思いますが、息子が通う江東区の区立小学校では、毎年春と秋に学校公開日という授業参観期間が連続5日間ずつ設けられています。学校公開日の期間中は、すべてのクラスのすべての授業が、家族や外部の見学者に対して公開される仕組みとなっています。

いわば、授業参観の拡大版ですね。来年度小学生に上がる、地元の保育園・幼稚園児の年長組の両親に対するオープンキャンパス的な役割も担っています。 

僕が子供の時は、こういう仕組みはありませんでした。年に1回か2回、指定された日の指定された授業に、当時専業主婦だった母親が、おめかしして(笑)来てくれた想い出があります。親も先生も一種の晴れ舞台的な緊張感で臨んでいました。

それが、学校公開が5日間もあれば、先生も少しは気をつかっているようですが(化粧がやや念入りだとか)、基本的にはそんなに先生も児童も特別に身構えている感じはありません。いつも通りですが、何か?と言った感じ。

学校公開週間というのは、都心の核家族にて共稼ぎ等で子供を送り出す親としては、非常にありがたい仕組みであります。ピンポイントで来校日を指定されたら、おそらく大半の親は共働き状態のため、来れないケースも多いでしょう。

そういった事情に配慮して、5日間という「帯」で自由に見学できるように調整されたのだと理解していますが、これならば、どんなに忙しくても有給等をやりくりすれば、最低1回は都合をつけて見ることができるのではないでしょうか。いい制度です。

2.5日間授業参観に皆勤した

うちの場合は、今年の6月から僕が会社をやめて無職となりました。また、妻の会社もやることをやっていれば文句を言わない体質の会社で、フレックスもOKです。だから、この9月の学校公開は二人で手分けして5日間、毎日1~2時間ずつチェックすることができました。

見学した科目は、国語、算数、生活、図工、道徳、音楽など。主要科目を2回ずつくらい回ってみました。

基本的には、自分の子供のクラスでの様子を中心に見ながら、授業の状況やクラスの他の子供、学校全体の雰囲気など、色々な所を見ていくわけです。息子を見ていて、「あっ、手の上げ方が曲がってる」「また筆箱落とした!」「体操着がオモテウラ逆だ!」とか、後ろで見ているだけで手を出せないもどかしさなんかも面白いものです。

3.授業参観は、子育てのヒントになる気づきがたくさん得られる貴重な機会

さて、今回の学校公開週間が終わって、妻と話した感想として、意見が強く一致したのが、「授業参観は、できるだけしっかり見ておいたほうがいい」ということでした。

というのも、よく観察することで、現状の学校の様子や子供のモチベーション、学習進捗状況など、あらゆる情報が現場から得られるからです。特に、以下の4つの理由で、授業参観はしっかり見ておくべきだと感じました。

4.授業参観をしっかり見たほうがいいと強く思った4つの理由

理由①:子供の指導法、しつけの勉強になる

昔よりクラスが少人数化されたとはいえ、集中力が続かない小学校1年生30人を、先生ひとりでコントロールし、授業を成立させ、かつ全員の理解度を一定の水準以上に導くのは至難の業だと思います。僕にはまずムリ。

しかも、昔と違い「体罰」という飛び道具も使えないわけです。僕の小学生時代(1980年代)は、いうことを聞かない児童は、クラスの後ろや外で立たされたり、校庭を走らされたり、ケツバットをされたりしたものです。

しかし、今それをやったら大問題ですよね。懲戒処分モノです。だから、今の小学校の先生は、自分の「言葉」だけでクラスを統制して、導いていかなければいけない。これは大変な技術とノウハウがいると思うんです。

僕の息子のクラスの担任は、50代の先生なので、ご自身も育児経験があるこの道25年の大ベテラン。実際、授業での工夫や導き方がものすごく上手でした。国語も算数も生活も道徳も、1年生にわかるように指導する現場のノウハウは、本当に勉強になります。

「あっ、この言い回しは家でも使えるな」とか「こういうふうに言えば子供を納得させて集中力が持続するんだ」とか、非常に大きな学びを得ました。

理由②:自分の子供のクラスでの客観的な立ち位置がよくわかる

僕の息子は早生まれです。案の定というか、保育園の時は、0歳時~5歳時までを通して、クラスで一番小さく、しかも2歳半まで言葉を一切しゃべれませんでした。念の為保健所に連れて行って、問題があるかどうか見てもらったこともあります。

小学校に入っても、フタをあけたらやっぱり背は男女合わせて前から3番目でした。そして、春の運動会の徒競走ではダントツビリでした。どうしても、まだまだ4月や5月生まれの子とはかなり発育に差があるように思うんです。

だから、こういったクラスの授業参観で他の子の様子と比較して見ておくことで、「遅れてないかな」「授業内容についていけてるかな」と、より客観的に息子の状況が問題ないかわかるわけですね。

実際チェックした感じでは、音楽とか図工、体育はもう一つな感じですが、算数や国語はなんとかクラスの平均くらいのパフォーマンスがありそうなのが確認できたので、良しとしたいと思います。

自宅で、学校のプリントや宿題をチェックすることである程度習熟状況はわかりますが、果たしてそれが妥当なのかどうか、他の子に比べてどうなのか?というのも、実際に学校公開日に授業参観に行ってよりリアルにわかることですよね。

理由③:クラス全体の問題点を把握できる

授業参観日は、基本的には先生がしっかりクラスの雰囲気を作りこんで来ますよね。参観日だけ化粧が厚かったり、妙に掲示物が充実していたりとか。

だとしても、よく授業や教室の中を観察していると、短時間でもそのクラスの状況は把握できるものです。どの子が落ち着きがなくて、どの子がしっかりしてて、っていう状況は、後ろから見ていると想像以上に把握できました。

妻と意見交換しながらクラスの観察を5日間続けてみることで、例えば、こんなことがわかってきました。

・落ち着きがなく、問題がありそうな子は持ち物が汚く、よく忘れ物をしてくる。
→うわばきが汚く、洗っていなかったり、破れている。また、筆箱の中が汚れていたり、鉛筆を削っていない。また、教科書やのり、はさみなど必要な物を忘れてくる。

・計算が遅い子、ひらがなやカタカナの書き取りが遅い子、宿題を忘れてくる子の親は、授業参観に来ない傾向にある。
→何らかの事情があって、親が宿題を手伝えていないか、子供の教育に手をかけられていなそう。授業参観の出席率は、親の教育に対するスタンスをある程度象徴しているのでは?

・教室内外の掲示物から、授業の進度・内容や子供の理解度がよくわかる、
→俳句や硬筆、夏休みの宿題、図工の課題など、基本的に全員分貼りだしてあるため、自分の子供の得意科目や、友達の状況が把握できる。また、自宅での子どもとのコミュニケーションのネタ作りにもなる。 

ゆとり教育が終了し、子供が毎日持ち帰ってくる宿題は、「これって塾みたいじゃない?」って思えるほど、僕の子供の頃をはるかに上回る大盛りとなっています。江東区の小学校だけかもしれませんが、毎日の宿題は、親が最大限関与していかないと終わらない状況です。(毎日宿題をやらせるだけで結構一苦労・・・)

そのような状況下、小学校1年生くらいだと、子供の学校での振る舞いやモチベーションの状態、学校の勉強に差がつく原因は、家庭での学習進度が大きく作用してそうなのです。日常から、両親が子供に対してどれだけ適切に関与してあげられるか、がカギになってくるのではないかと考えています。

理由④:子供のモチベーションが上がる

ネットで検索すると、中学生になると、逆に授業参観日に親が来るのを嫌がる子供もかなりいるみたいです。でも、小学生で特に低学年の場合は、親が来るだけで基本的には喜び、子供のモチベーションが高まることが多いのではないでしょうか。

実際、僕の息子も、僕が教室に入ってきたのがわかると、突然姿勢がよくなりましたし、手をちゃんとあげ出したりして、しゃきっとしました。授業が終わった後も、少し話なんかもすると、非常に嬉しそうにするのですよね。

もう来ないで、って嫌がられるまでは、毎回できるだけちゃんと行ってあげたほうがいいんだな、というのを改めて実感しました。

5.まとめ

仕事でも、よく現場を見ろ、事件は現場で起こってる、などといいますが、教育も同じですね。授業参観に行くと、基本的には教室の後ろで立って見ているだけではありますが、ただ「見る」だけで、本当にいろいろな気付きや学びがありました。

子供の授業参観は、正直なところ平日の時間帯なので、仕事などの所用に都合をつけなければならない面倒さはあります。ですが、どうしてもムリ!という事情がなければ、できるだけ見に行ってよく観察しておくべきだな、と強く感じました。

それではまた。
かるび