あいむあらいぶ

東京の中堅Sierを退職して1年。美術展と映画にがっつりはまり、丸一日かけて長文書くのが日課になってます・・・

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【XYLOLOGY(キシロロジー)】若手木彫作家が集った、異色の注目展覧会が面白かった!【展覧会感想・レビュー】

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【2018年11月5日最終更新】

かるび(@karub_imalive)です。

ここ最近、美術館や博物館で開かれる展覧会では、仏像展が大ブレイクしています。鎌倉時代の仏像彫刻の傑作を集めた「運慶展」は期間中、60万人もの人出がありましたし、現在開催中の「醍醐寺展」(サントリー美術館)、「仏像の姿展」(三井記念美術館)、「快慶・定慶展」(東京国立博物館)など、いずれも非常に評判が良いようです。

その一方、仏像以外の木彫作品って、展覧会ではそもそも観る機会がほとんどないかもしれません。最近でこそ「超絶技巧」というくくりで、非常に精巧な工芸作品を集めた展覧会の中で紹介されたり、旅行先等でアートホテルや地域芸術祭の中で、ちらほら観ることも増えてきましたが、美術館等では若手木彫作家の作品をまとめて観る機会はまだまだ少ないのが現状です。

そんな中、木彫作品の面白さや多様性、可能性などを知ってもらいたい、という思いから、有志の若手木彫作家達が、自主的に立ち上げた企画が、今回取り上げる「XYLOLOGY(キシロロジー)」という展示イベントです。

上野の東京国立博物館のほぼ真裏にある古民家を借り切って、約2週間限定でスタートした展覧会、初日に行ってきましたので、簡単にレポート・感想を書いてみたいと思います! 

1.XYLOLOGY(キシロロジー)とは 

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東京国立博物館の裏に、明治~昭和期に活躍した木彫作家の大御所、平櫛田中が住んでいた旧家があります。10月27日から約2週間限定で、「XYLOLOGY」という、少し毛色の変わったユニークな若手木彫作家たちのグループ展が始まりました。

何がユニークなポイントなのかというと、この「XYLOLOGY」という展示イベントは、主催者の金巻芳俊さんをはじめ、作品を出作家自身で運営する自主企画であるということ。展示会場との交渉、期間中の展示運営、クラウドファンディングを活用した展示費用や図録作成など、通常の展覧会ではやらないような裏方仕事まで、すべて作家自身で行っているのです。

 

芸大を卒業したばかりの、実績もない駆け出しの作家がこのような形で作品発表の機会を作るのはよくあることですが、若手とはいえ、すでにどこかの画廊と契約し、それなりに実績のある作家たちが、仲間と協力しながらゼロから展覧会を立ち上げるのは非常に斬新な試みでもあるのです。

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「XYLOLOGY」で公開制作中の金巻芳俊さん

なぜ、若手とはいえ、画廊に所属し、プロとして実績のある作家たちが、わざわざ敢えて自主企画展をゼロから立ち上げたのでしょうか?

企画のリーダーである金巻さんに話を聞くと、

「『木彫』に対する危機感があるんです。ジャンルとしてはどちらかというと古いメディアに属する「木彫」に対するイメージを変えたい。現代の若手木彫作家たちが取り組んでいる、自由でクリエイティブな木彫の世界をたくさんの人に見て、知ってもらいたいんです」

とのこと。

確かに、現状では、若手木彫作家に対する自由な発表の場が非常に少ないのは、毎週のように展覧会回りをしているとよくわかります。比較的メディアの露出なども多い、舟越桂や三沢厚彦、須田悦弘といった有名なベテラン勢ならともかく、中堅~若手作家たちの作品を、ギャラリー以外の場所でしっかり観ることができる機会は、現状ではほぼ皆無と言えるかも。

次々と新しい形態のメディアが登場し、アート表現が多様になる中で、敢えて「木彫」にこだわり、多様な作品を作り続ける若手作家たちが、自由に作品発表できる場を求めて行動を起こした志には、非常に共感できるものがありました。

ちなみに、会場運営費用や図録制作は、クラウドファンディングにてその一部を賄う予定とのこと。図録が必要な方はこちらから申し込みが可能。紹介しておきますね。

2.いろいろな楽しみ方ができるXYLOLOGY!

さて、実際に展示を見ていきましょう。主催者の金巻さんも、「自由に、色々な楽しみ方を見つけて欲しい」と言っているように、楽しみ方は鑑賞者に完全に委ねられています。そこで、僕が実際に訪問して感じた「XYLOLOGY」の面白さを書いてみたいと思います。

古民家の雰囲気に馴染む木彫作品たち

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まず、ざーっと展覧会場である旧平櫛田中邸を回ってみて感じたのは、木彫作品は、古民家と非常に馴染んでいる、ということです。

入り組んだ路地を入った所にある古い建物なので、窓から入る自然光は少なめで、室内は暗めで落ち着いた雰囲気。時間の経過した木造建築らしく、室内は梁や木枠、黄土色の漆喰壁、家具調度品などにレトロな雰囲気が漂い、これが木彫作品とぴったりフィットしている感じなのです。

たとえばこちら。入り口でお出迎えしてくれる北彩子《Find Me》。古民家の暗い玄関にぼーっと浮かび上がる女の子の像はちょっと怖い(笑)。でも座敷わらしみたいで、妙に風情があって馴染んでいる感じがするんです。ちょっとしたホラ―テイストを感じつつ、面白い作品に出会える予感が高まっていきます。

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北彩子《Find Me》

2Fでは、戸棚スペースに佐々木誠《祠》が。もともと神棚だったのでしょうか?あまりに馴染んでいて、最初作品を見たときは、元から置いてある神棚かと思ったくらいです。 

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佐々木誠《祠》

でもこの作品、至近距離で見てみると、荘厳さと温かみがほどよくブレンドされた渋い作品でした。彫り跡をかすかに残しつつ、細部まで丁寧に手仕事で作り込まれていて、「木彫」ならではの良さがびんびん感じられる良い作品でした。

ガラスケースなし!至近距離で撮影もOK!

さらに、今回嬉しいのは、展示品は一部の繊細な作品を除き、裸展示で至近距離まで近づいて楽しめる点です。(※もちろん触っちゃダメです!)

木彫作品を観る醍醐味の一つとして、作者の丁寧な手仕事の痕跡をじっくり見ていく楽しさがあると思うんです。大きな美術館での展覧会の鑑賞では、柵越し、ガラスケース越しとなりがちで、どうしても細かいところまで自分の肉眼でチェックできないのが不満点。ですが、この「XYLOLOGY」では、(最大限触らないように気をつけた上で)ガッツリ至近距離で観ることができるのです。 

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中村恒克《白象》

たとえば、タンスの上にポン、と置かれていた中村恒克《白象》だって、ほら、この通り。至近距離まで寄って観ると、ゾウの体の線や模様、凹凸の細かさ、目、口の中の牙や歯、舌など、本当に細かいところまでじっくりちぇっくできました。うーん、大満足!

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中村恒克《白象》拡大図

しかも、最後にこうやってアップで好きなように撮影もできるのです!

宝探し的な面白さもあります!

展示作品の中には、あまりに平櫛田中邸に馴染みすぎているため、一見、どこに置いてあるのか見逃してしまうような所に置いてあるような作品もありました。

どこにあるのかわからない展示作品を、パンフレットを片手に一つ一つ探していく作業も凄く楽しい!じーっと室内や家具を見ていくと、ちゃんと置いてあります!

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前原冬樹《一刻》

中には、室内ではなく、野外に吊るされている作品もありました(笑) ぼーっとしていると気づかないですよね(笑)

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これです。

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ねがみくみこ《夜の大三角》

このシュールな格好と、人を食ったような表情のオッサンの顔もたまりません。このような遊び心も、美術館ではなかなかできない試みだったりします。

インパクトが凄い!自由な作風が面白い作品たち

そして、「XYLOLOGY」で一番感銘を受けたのが、若手木彫作家たちの意外性あふれる自由な表現です。もちろん、一つ一つの作品には、それぞれ彫刻家の思いやテーマがしっかり込められているとは思うのですが、まず見ていて純粋に「楽しい」のです。

たとえばこちらの作品。

全身ピンクの服装で、円盤のような形の頭髪(?)、USB接続端子(またはVRゴーグル?)が顔面についた、サイバー感あふれるダンサーのような決めポーズをする若い男性像。意外性とインパクトがもの凄い。

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小畑多丘《KAYAMARO》

裏に回り込むと、こんな感じ。どの角度から見ても絶妙のダサ格好良いポーズがたまりません。よくこんな変な姿勢を思いついて、彫刻作品にしたなと・・・。普段からブレイクダンスを通じて、人体の取りうるポーズを研究し尽くしている小畑さんならではの作品ですね。

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小畑多丘《KAYAMARO》

正面からではなく、横から、後ろからなど、楽しめるポイントがたくさんあるのも3次元の立体彫刻作品の強みでしょうか。是非360度いろいろな角度から楽しんでみてください。

つづいて、こちらの作品。

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金巻芳俊《マドイ・カプリス》

まるで阿修羅像のように、様々な顔の表情が半分ずつつながって、1体の彫刻作品をぐるっと回っていくと、いろいろな表情を楽しめる作品。見た目の奇抜さ・意外性もあるし、だまし絵のような面白さもあります。

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金巻芳俊《マドイ・カプリス》部分拡大図

たくさんついた顔は、若い女性の移り気でくるくる変わる多感な性格を表しているのか、心の中の色々な思いを表現しているのか。作品を前にいろいろ感想が広がります。

つづいて、子供の知育積み木や、古代神殿の柱、トーテムポールなどいろんなものを連想させる、立方体状のユニークな木彫シリーズを制作した白尾可奈子さんの作品。

元々の角材から、ほんのちょっと彫り込むだけで、面白い形が浮かび上がってくるんだなと非常に感銘を受けました。立体作品なのに、絵画作品のような平面性も感じる面白さ。

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上:白尾可奈子《Duct》
右下:白尾可奈子《Needlework》
左下:白尾可奈子《Baloon》

ホームページで調べると、芸大では仏像修復のプロジェクトにも参加していたり、スクエア状の2次元平面イラスト作品なども発表されていたりと、木彫・イラストの両方で活躍されているようです。

続いて、1Fに置いてあった、おじさんの顔をした猫(あるいは猫のコスプレをしたおじさん)がラインダンスをするシュールな作品。ギフトボックスを模した舞台には、可愛いリボンまでついています。(外にある隠れキャラを作った方ですね)

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ねがみくみこ《ネコのダンス》

拡大してみると、まさにキモ可愛い3匹のおじさんたち。仲良く肩を組んでいますが、3人共目がうつろで、表情が割と死んでいるのも興味深いです。木彫作品の自由さ、面白さを存分に感じられた作品でした。

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ねがみくみこ《ネコのダンス》部分拡大図

続いては、こちらの作品。武士のような鎧を着た男が、頭をエイリアンのようなモンスターに襲われている彫刻です。このあと、この武士はどうなっちゃうのでしょうか?

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村田勇気《祭礼》

さらに、2Fではこんな作品が。こちらも村田勇気さんの作品。ウイルス(バクテリオファージ)が、生々しく仏像のように鎮座しています。

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村田勇気《Conversion【降三世明王】》

このウイルスが足元に組み敷いているのは、2体の仏像を模した像。タイトルの通り、図像的には五大明王像のうちの一つ、「降三世明王」から着想を得て制作されたのでしょうか。凄いインパクトです。仏像のように、木の表面に経年劣化したような「汚し」などの加工も精巧に施されていました。

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村田勇気《Conversion【降三世明王】》部分拡大図

つづいては、1Fの床の間に置かれていた、未確認生物(UMA)の体の一部のミイラのような腕を模した木彫作品。綿がたっぷり入った古い標本箱のような木箱の中で、強烈なインパクトがありました。

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前原冬樹《一刻》

全国各地の民俗歴史館などで、こういう感じの妖しい未確認生物の骨とか残ってますよね(笑)ほとんどはいたずら好きな造形師がでっちあげたものらしいですが、案外調べてみると木彫作品だったりして・・・

かわいい作品も多数!

インパクト抜群の作品群が木彫作品の中で、いわゆる「SNS映え」するようなかわいい作品もあります。

こちらの中里勇太《つながれたひ》は、ソフトバンクのCMに出てくるような、可愛く端正な柴犬。

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中里勇太《つながれたひ》

優しい目つきで、体毛の1本1本まで、丁寧に彫り込まれています。

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中里勇太《つながれたひ》部分拡大図

こちらは、女の子の肩の上に鳥がちょこんと乗っかっている作品。物思いにふけっているような表情で、少し前方を凝視する女の子の表情が良かった。

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灰原愛《原因は意外なことかもしれない》

さらには、永島信也《卵生少女》はものすごく小さな作品。たまごから孵った美少女は、フィギュアのような趣きもあります。

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永島信也《卵生少女》

これも木彫?超絶技巧な作品群も!

どの作品も非常に繊細な手仕事で制作されているのですが、展示作品の中には、最近密かにブームとなっている超絶技巧系の作品もあります。

たとえばこちらの作品。佐々木誠《沙々禮石》。巨大なたて、よこ1.5mほどある巨大なさざれ石を、木彫で掘り上げた作品。

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佐々木誠《沙々禮石》

一見、そこまで難易度が高くないようにも見えますが、近づいてみると、1つ1つの石は全て向きや形、大きさが違います。彫り跡を残して温かみを出しつつ、膨大な量の石をひとつずつインスピレーションに従って、全体のバランスを考えながら即興で彫っていたそうです。丁寧な手仕事に感銘を受けました。

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佐々木誠《沙々禮石》部分拡大図

つづいては、TENGAone《Fabrication》。一見、木彫作品ではなく、ダンボールかな?と見間違えたのですが。。。 

f:id:hisatsugu79:20181028095523j:plainTENGAone《Fabrication》

近くまで寄って見ても、ダンボールにしか見えないのですが、本当によーく見てみると、木で制作されていることがわかるんです!

f:id:hisatsugu79:20181028095530j:plainTENGAone《Fabrication》部分拡大図

これは凄い!黄色いニコニコマークが描かれた表面の光線の反射の仕方や、塗装が剥げて、構造がむき出しになった部分など、すべてがダンボールにしか見えない!これは凄い物を見せてもらいました。

最後に、こちら。古民家の家具に擬態したかのように、完全に馴染んだ作品は、まず探し出すのが困難なのですが(笑)、作品ひとつひとつの超絶技巧度も半端ない! 

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前原冬樹《一刻》

この人の作品は、どんなモチーフでも腐りかけ、悪くなりかけの食べ物を描くことが多いのですが、本作も腐りかけのりんごを木彫で表現。どう見ても傷んだりんご片にしか見えません(笑) しかしそれにしても前原さん、全ての作品に《一刻》とタイトルをつけているんですね・・・ 

3.まとめ

現状に対する強烈な危機意識から、なんとか現状を打破したい、もっと木彫作品の面白さを知ってもらいたい、という思いから始まった、「XYLOLOGY」という若手木彫作家たちが立ち上げた展示イベント。古民家にぴったりフィットした宝探し感もあって、殺風景な美術館よりも純粋に「観る」楽しさが感じられました。

若手作家たちの個性が、古民家というユニークな展示空間の中で存分に発揮された今回の展覧会。一種の「宝探し」のような感覚で、お気に入りの作家を見つけて見てくださいね。オススメの展覧会です!

関連書籍・資料などの紹介

アートコレクター

4ページにわたる「XYLOLOGY」特集が組まれ、出展者たちによる座談会が収録されています。また、木彫を中心とした若手立体アート作家が、作品とともに100名以上紹介されており、非常に力の入った立体アート大特集号となっています。僕はこの雑誌を起点に、しばらくお気に入りの立体アート作家をギャラリーやグループ展で追いかけてみようと思っています!

展覧会図録は、Campfireから申し込み!

上記でも紹介しましたが、展覧会の図録(2種類)も後日制作される予定です。購入申込みは、上記Campfireから!

〇通常版(3,000円)
お礼カードが付属。作品は展示会場で撮影。

〇限定プレミアム版(10,000円)
50部限定の、特装盤の展覧会図録。巻末に購入者の名前が掲載される他、蔵出しおまけページ、参加作家全員の直筆サインも入ります。あとで価値がぐぐっと上がるかも?!

制作シーンの動画がFacebookでチェックできる!

「XYLOLOGY」公式Facebookページでは、出展作家の何人かが、制作シーンを動画で撮影してアップしてくれています。昔ながらのノミやカンナではなく、今は電動ノコギリ、NC旋盤なんかもバンバン使っちゃうんですね。面白いので是非チェックしてみてください!

XylologyのFacebookページはこちらから。 
https://www.facebook.com/xylology/

展覧会開催情報

木学 XYLOLOGY(キシロロジー)起源と起点

出展作家:
小畑多丘/金巻芳俊/北彩子/小鉢公史/佐々木誠/白尾可奈子/
中里勇太/中村恒克/TENGAone/永島信也/ねがみくみこ/灰原愛 HAROSHI/前原冬樹/村田勇気

会場:旧平櫛田中邸アトリエ(東京都台東区谷中上野桜木2-20-3)
会期:2018 年10月27日(土)~11月11日(日)
開館時間:13:00~18:00 ( 会期中無休/入場料無料)
交通:JR鶯谷駅(北口)より徒歩8分
   JR上野駅(公園口)より徒歩16分

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