あいむあらいぶ

東京の中堅Sierを退職して1年。美術展と映画にがっつりはまり、丸一日かけて長文書くのが日課になってます・・・

MENU

深海展(2017)が充実展示でパワーアップ!凄い展覧会だった!【展覧会感想・レビュー/深海2017】

f:id:hisatsugu79:20170713181331j:plain
【2017年7月20日更新】

かるび(@karub_imalive)です。

いよいよ7月の3連休を迎えると、本格的な夏休みシーズン到来ですね。毎年、国立科学博物館では、この時期になると子供から大人まで幅広く楽しめる夏休み向けの展覧会が開催されています、今年は、なんと4年ぶりに「深海」展が戻ってきました!

その名もズバリ「深海2017」!

前回、特別展「深海」が開催されたのは2013年。ダイオウイカや深海ザメなど、深海に生息する巨大生物をはじめ、珍しい深海動物が大好評でした。2013年7月6日にスタートした展覧会は、8月のお盆頃から一気に人気が加速します。終わってみれば、86日間で合計593,000人を動員し、2013年で国内展覧会入場者数No.1となるなど、プチ「ダイオウイカブーム」を巻き起こしたのでした。

あれから4年。深海探索は、単に生き物を探すだけでなく、東日本大震災の真相究明や、新たな鉱物資源、そして生命の起源を探るところまで、一段と研究が進んでいます。

今回の「深海2017」では、”珍しい深海の生き物”ももちろん沢山出てきます。

しかし、それはまだ序の口でした!

展覧会を先に進んでいくと、先進的な学説や、目覚ましい発見を織り込んだ科学成果が惜しげもなく披露されていきます。非常に情報密度も高く、大人でも120%楽しめる内容にバージョンアップされていました。

今回も大人気・混雑必至となりそうな展覧会、「深海2017」。早速行ってきましたので、感想レポートを書いてみたいと思います。

1.特別展「深海2017」(深海展)とは?前回との違いは?

f:id:hisatsugu79:20170713181909j:plain

深海の怪物ダイオウイカ、巨大サメをはじめ、珍しい深海生物達の生態を、最新の研究成果でわかりやすく整理して魅せてくれた前回2013年度の深海展。実物大の深海探査船「しんかい6500」の実物大模型も非常に新鮮でした。

同時期のNHKスペシャルでも、「ダイオウイカ」や「巨大サメ」を探索するドキュメンタリー番組が何度も組まれ、展覧会を盛り上げました。私たちは深海に生きる生物たちの謎に包まれた神秘的な生態系に驚愕するとともに、『深海』が、『宇宙』同様、人類にとっての最後のフロンティアであることも実感させられました。

あれから4年。
今回の「深海2017」展では、よりテーマが深く広く設定され、展示内容も大幅にパワーアップしています。前回が、人々に幅広く「深海の魅力」をアピールするための導入編だったとすると、「深海2017」は、より深海探索の「本質」を伝えるための応用編だといえるでしょう。具体的には、、、

・なぜ私たちは深海探索を行うのか?
・どのようにして深海探索が行われているのか?

この疑問点に、真正面から切り込んで答えてくれています。

さらに、深海探索の目的をハッキリ以下の3点である、と定義して、それぞれの意義をわかりやすく解説してくれているのです。

深海探索の3つの目的とは? 
1.深海の生態系を研究し、生命の起源を解明すること
2.巨大地震のメカニズムを解明すること
3.未知のエネルギー資源を獲得すること

そうなんです。深海探索の目的は、単に「珍しい生き物」を追いかけることだけじゃないんですよね。そういう意味で、言い方は悪いかもしれませんが、ダイオウイカは実はJAMSTECとNHKが仕掛けた「客寄せパンダ」だったのでした。

今回の「深海2017」は、その展示を通じて、人類最後のフロンティア「深海」が私達にとってどのような可能性を切り開いてくれるのか、「深海探索の3つの目的」を見ていく中で理解ができるように設計されています。楽しいだけでなく、自然科学について本質的な学びや教養を得られる展覧会、それが今回の「深海2017」なのです。

音声ガイドは「深海展」と縁の深い中川翔子!

f:id:hisatsugu79:20170713182009j:plain

今回の「深海2017」で音声ガイドを務めるのは、”しょこたん”こと中川翔子。2009年には、本展で展示されている深海探索船「しんかい6500」に芸能人として初めて搭乗して、深度5000メートル以上潜航調査に同行しました。(その時の体験談は、音声ガイド#100で聞けます)

今回、その実績を買われての起用でしょう。NHKのアナウンサーも使わず、全部自分で語り下ろしていますので、非常に立派。夏休みの子供でも楽しめるように、わかりやすく丁寧にしゃべってくれますし、飽きないように、要所要所でクイズを出して盛り上げてくれます!

▼こんな感じの3択クイズが全4問出題されましたf:id:hisatsugu79:20170713182145j:plain

クイズ、僕は4問中2問しかわかりませんでした(笑)結構難しいです!

写真撮影は、映像以外ほぼ全部OKです!

国内でもSNS活用や啓蒙活動に対して非常に先進的な考え方を持つ国立科学博物館。今回の展示でも、動画コンテンツと、正式名称が未決定の新種の深海生物の剥製1点を除いて、全て撮り放題!!

魅力的な展示内容が多いし、情報量もかなりのボリュームがあるので、こうやって写真が撮り放題なのは、非常にありがたいことです。是非SNSにガンガンアップして皆で楽しんじゃいましょう!

2.「深海2017」の何が凄いのか?3つの見どころを紹介!

本展は、目移りするほど興味深い展示が次から次へと現れて、コンテンツ満載のハイレベルな展覧会です。今回、特にその見どころを3つに絞り込んでみました。

2-1.見どころ1:珍しい深海生物たちの迫力ある模型・標本

「深海展2017」のコンテンツ全体の半分近くが深海生物たちの最新の生態紹介に割かれています。今回も、世界中の深海から、新種も含めて珍しい深海生物たちの標本や模型が大量に展示されていました。

▼キタノクロダラ標本(水深375m-1500mに生息)f:id:hisatsugu79:20170714082433j:plain

▼チョウチンアンコウ標本
f:id:hisatsugu79:20170714083522j:plain

▼小型の深海生物の標本もいっぱいありましたf:id:hisatsugu79:20170714095704j:plain

また、今回の展示では、「深海生物の90%以上が、自分で発光する能力を持っている」という特徴に着目して、深海における彼らの幻想的な姿や、なぜ発光するのか?その原理・目的を掘り下げています。

その応用編として、最新のバイオ技術を活用して、深海生物から抽出した「生物蛍光」タンパク質を、ペチュニアへ埋め込んだ「光る花」の展示が面白かった!

▼明るいところでは一見普通の花と変わらないが・・・f:id:hisatsugu79:20170714084347j:plain

▼暗くなると発光遺伝子が注入された花が光るf:id:hisatsugu79:20170714084409j:plain

是非実際に見て確かめてみて下さい!

2-2.見どころ2:リアルな模型や、実際に使用した機材の実物展示が凄い!

そして、今回は「深海探索をどのように行っているのか?」という点にもスペースを大幅に割いて展示が行われています。深海探索で使われた船舶・機材・遠隔監視システムなどのリアルな模型や実物展示が凄かった!これぞ科学博物館の真骨頂ですね!

▼有人調査船「しんかい6500」実物大模型f:id:hisatsugu79:20170714085952j:plain

3人の乗組員を乗せ、最大で6500mまで潜航できる能力を持つことから名付けられた、日本No.1の有人深海調査船「しんかい6500」本展では、第2会場にそのコックピットの中までリアルな模型が公開されていました!まるで宇宙船のようです!

▼しんかい6500(コックピット内部)f:id:hisatsugu79:20170714085903j:plain

また、深海撮影用にNHKが用意した専用のカメラ機材が凄い!まるで何かの巨大兵器みたいです!深海での物凄い水圧にも耐えられる高性能・高耐圧カメラの仰々しさにびっくり。

▼深海撮影用の耐圧大型カメラf:id:hisatsugu79:20170714090704j:plain

さらに、2012年以降、特に東日本大震災の原因究明で名前を聞くことが多くなった、日本が誇る地球深部探査船「ちきゅう号」の詳細模型や内部の様子、機材なども紹介されています。

▼地球深部探査船「ちきゅう号」詳細模型f:id:hisatsugu79:20170714091315j:plain

この船から、地底数千メートルまで掘削ドリルを伸ばして、最終的には地球のマントルまで掘り進める構想を持っているそうです。掘削時に使われるドリルや、配管の一部がこちら。配管を何百本も組み合わせて、数千メートルのドリルを作るんですね。

▼掘削用ドリルや、採取した地殻を運ぶ配管f:id:hisatsugu79:20170714092235j:plain

そして、この掘削オペレーションの一部始終は、コックピットでモニターを見ながら遠隔操作で進められます。洗練された先進的なシステムが完成していることに驚き!こちらも宇宙船のような非日常感が半端ないです・・・

▼ドリル遠隔操作用コックピット(ドリラーズハウス)f:id:hisatsugu79:20170714091614j:plain

2-3.見どころ3:最新の科学的発見が満載!

深海はまだまだ人類未踏の分野ですが、その研究は日進月歩で進んでいます。「深海2017」では、その最新成果を惜しげもなく披露してくれています!

特に、東日本大震災後、実際に地滑りや海底の亀裂が起きた地点へ「しんかい6500」が潜行した時、現場で撮影したビデオ映像や地割れの写真が非常に興味深かったです。

▼「東日本大震災」の傷跡がわかる大きな地割れ!f:id:hisatsugu79:20170714094945j:plain

そして、実際にその現場の近くにドリルで穴を空け、取得した近くのサンプル模型も非常に興味深いものでした。写真中、真ん中の白い粘土層が、断層が発生した証拠を示しているそうです。

▼取得した近くのサンプル模型f:id:hisatsugu79:20170714094619j:plain

また、深海にはまだまだ海洋資源が沢山眠っているとされます。EEZ面積(排他的経済水域)が世界第6位と、狭い国土とは対照的に、海洋上に巨大な権益を持っている日本。その日本近海の深海水域にレアメタル・レアアースなどの豊富な海洋資源がどんどん見つかっているようです!

▼マンガンノジュール(実物)
f:id:hisatsugu79:20170714094428j:plain 

スポンサーリンク

 

3.わかりやすくインパクトのある展示も良かった!

2回目の展覧会ということで、かなり難解な最新の科学的知見もサラリと織り交ぜて展示されている今回の「深海2017」。でも、非常に上手だな、と思ったのは、要所要所で子供でもわかるよう、インパクトのある展示やわかりやすい解説を網羅していたこと。マニアックまでの詳細さと、懇切丁寧なわかりやすさ。この両方の要素がバランスよく配置されている展覧会なのです。

3-1.深海の水圧の凄さがわかる資料展示がすごい!

f:id:hisatsugu79:20170714094035j:plain

これは前回の「深海展2013」でも出ていたようなのですが、こういうわかりやすいサンプルを見せられると、「深海」って宇宙並みに特殊で過酷な世界なんだな、っていうのが体感できますね。

特にこの右側。僕は前職で高圧ガス販売業にいたので、耐圧容器がこんな状況になることがいかに異常なことであるか身にしみていたので、「深海ヤバい!」とゾッとしましたね・・・。

3-2.夏休みの自由研究にもバッチリ!ジュニアガイドも充実!

f:id:hisatsugu79:20170714095939j:plain

「深海2017」は、小中学生の夏休みの自由研究にもぴったりです。特に、通常の解説パネルに加えて、「ジュニアガイド 教えて深海」という、小中学生向けの説明が秀逸!難しいコンテンツも、基礎からしっかり説明してくれます。子供に混じって熟読してしまいました!

3-3.ダイオウイカの迫力模型と標本は健在!そして、肩車禁止?

そして、やっぱり今回も深海生物のメインコンテンツは、世界最大の無脊椎動物「ダイオウイカ」です。実物大の模型と、小型のダイオウイカの実物標本、そして特別に準備されたNHKの「4Kシアター」で特大映像も上映されています!

▼ダイオウイカの実寸模型。大迫力f:id:hisatsugu79:20170714094204j:plain

▼ダイオウイカの実物標本(※実際は縦置き)f:id:hisatsugu79:20170714094316j:plain

さて、ここのダイオウイカの模型展示で、ちょっと面白い注意書きを見つけてしまいました、それは・・・

スポンサーリンク

 

4.グッズも充実!リラックマとのタイアップや海洋堂のガチャも!

f:id:hisatsugu79:20170713173757j:plain

第1展示室、第2展示室をすべて見終わると、最後にグッズコーナーが待っています。こちらは、普通の展覧会と違い、マニア向け、子供向けのお土産が充実していました!目立った所を少し見ていきたいと思います。

 ▼超絶ハイクオリティな図録!おすすめ!
f:id:hisatsugu79:20170713173331j:plain

ハッキリ言って今回の図録は、「神」クラスの良い出来です!カラー写真をふんだんに使い、情報量の多かった展示内容をわかりやすく凝縮・再構成してまとめた素晴らしい図録でした。2017年7月まで、すでに60展ほど展覧会は回りましたが、今年見た図録の中で、間違いなくNo.1のクオリティであると断言できます!これで2,200円は激安としか言いようがない・・・。

 ▼深海ドロップ
f:id:hisatsugu79:20170713173842j:plain

▼ハイ発光中
f:id:hisatsugu79:20170713173856j:plain

会場限定のお菓子ですね!「ハイ発光中」は若干強引な気も・・・ 

▼ぬいぐるみも大量に用意されています!f:id:hisatsugu79:20170713173921j:plain

ぬいぐるみやフィギュアは、物凄い物量が確保されていました!動物系の展覧会は、ぬいぐるみ大人気ですね!

▼深海生物消しゴムの詰め放題バイキング!f:id:hisatsugu79:20170713174319j:plainf:id:hisatsugu79:20170713174421j:plain

こういうの、小学生の時によく集めましたよね。学校に持っていって夏休み明けに自慢するんでしょうか・・・(笑) 

 ▼リラックマとのタイアップグッズ一式f:id:hisatsugu79:20170713174117j:plain

事前に話題になっていた、「深海展」とコラボしたリラックマ限定グッズ。クリアファイルやマグネット、水筒などが用意されています。涼し気な感じがいいですね!

 ▼マニアの本命?海洋堂の会場限定ガチャf:id:hisatsugu79:20170713173959j:plainf:id:hisatsugu79:20170713174024j:plain

そして、マニア向けの本命がこちら!今回の「深海展2017」に合わせて、会場限定でしか手に入らないオリジナルフィギュアのガチャが4台置いてあります。まだ在庫は豊富なようなので、売り切れる前にお早めに!

5.混雑状況と所要時間目安

▼開催3日目、平日朝10時30分の館内f:id:hisatsugu79:20170713183836j:plain

僕が今回行ってきたのは、開催3日目の7月13日。展覧会から一番人の足が遠のく木曜日の午前中です。にもかかわらず、この人出!ハンパないです!!

実際、夏休みシーズンの到来を告げる7月15日~7月17日の3連休では、最大90分待ちと入場制限が発生。夏休みシーズンの土日祝日や、会期後半は、普通に待ち行列ができるか、入場制限がかかるでしょう。朝一や閉館間際、夜間開館時を狙うようにしてみてくださいね。

なお、当日の混雑状況は、オフィシャルHPのトップや、Twitter公式で随時アナウンスがあるでしょう。

所要時間は、コンテンツ量が多いことや、入場者数がもの凄いため、かなり長めに取っておいたほうが良さそう。本日計測した所、僕は140分かかっていました。早めに回っても、最低限60分~90分程度は普通にかかると思われます。

深海2017のチケットで常設展も見れます!

f:id:hisatsugu79:20170713173049j:plain

特別展のグッズコーナーを出ると、そのまま常設展の入り口へと誘導されていきます。半券があれば、その日のうちなら常設展も特別展のチケットでガッツリ見れますので、時間があれば1日かけて広大な館内をぐるっと回ってみるのもありですね!

6.関連書籍・資料などの紹介

展覧会連動!NHKスペシャル「ディープオーシャン」DVDが発売!

深海では、90%以上の生物が何らかの形で発光する能力を備えています。真っ暗闇の中、様々な光を放つその幻想的な姿を追うと共に、「なぜ彼らが光るのか」最新の科学的知見をわかりやすく解説してくれる良質の教養番組です。「深海2017」とも連動したコンテンツのため、予習復習にぴったりですね。なお、Amazonだと定価の1,000円引きになってます!

NHKスペシャルの人気コンテンツ!ダイオウイカを追った迫真のドキュメンタリー本!

2013年の深海展と合わせて放送されたNHKのスペシャル番組から、そのエッセンスを凝縮してまとめられた新書です。当時、NHK特集で何度もアンコール放映がかかり、非常に反響を呼んだ「ダイオウイカ」の謎の生態へと少しずつ迫っていく様子が読み応え抜群でした。

わかりやすい最新ムック本「深海生物の謎」

展覧会や映画と連動したムック本をいつも最速で送り込んでくる宝島社。今回の「深海2017」でも取り上げられた深海生物について、カラー写真を織り交ぜて解説したわかりやすいムック本。価格も安くてお手頃なので、こちらも展覧会の予習・復習にちょうど良いと思います! 

7.まとめ

展覧会序盤で、

水深200メートル以上の海域は「深海」である。そして世界中の海の約90%は、実は「深海」に属している。

という事実が淡々と提示されるのですが、実はこれって凄いことですよね。

21世紀に入った今でも、人類は深海についてまだほとんど何もわかっていないのに、実は地球上の90%の海は「深海」であるーーー。それは、我々は地球についてまだ何もわかっていないも同然でもあるということです。なるほど、道理で「深海」が”人類最後のフロンティア”と呼ばれるわけだ、と納得しました。

今回の「深海2017」は、前回展から4年間が経過して、新たに得られた最新の科学的知見を大盛りで盛り込んでくれた画期的な「続編」となりました。かなり混雑するとは思いますが、行って損なしの非常にハイクオリティな展覧会です。超おすすめ!

それではまた。
かるび

展覧会開催情報

◯美術館・所在地
国立科学博物館
〒110-8718 東京都台東区上野公園 7-20
◯最寄り駅
JR「上野」駅(公園口)から徒歩5分
東京メトロ銀座線・日比谷線「上野」駅(7番出口)から徒歩10分
京成線「京成上野」駅(正面口)から徒歩10分
◯会期・開館時間
2017年7月11日~10月1日
午前9時~午後5時(金曜日・土曜日は午後8時まで)
※夏休み特別開館延長【8月13日~20日】
 午前9時~午後6時(8月18-19日は午後8時まで)
※入場は各終了時刻の30分前まで
◯休館日
7月18日、9月4日・11日・19日
◯公式HP
http://shinkai2017.jp/
◯Twitter
【公式】特別展「深海2017」 (@shinkai2017) 
◯Instagram
https://www.instagram.com/shinkai2017/