あいむあらいぶ

東京の中堅Sierを退職して1年。美術展と人事労務系の記事が多め。

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【展覧会感想】「カンディンスキー、ルオーと色の冒険者たち」展

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かるび(@karub_imalive)です。

10月19日から、「抽象絵画の父」とも呼ばれる、カンディンスキーと、パナソニック汐留ミュージアムが得意とするルオーを組み合わせた展覧会、「表現への情熱 カンディンスキー、ルオーと色の冒険者たち」展が始まりました。

この秋は、同じく10月7日からカンディンスキーから著しい影響を受けた「オットー・ネーベル」展も渋谷Bunkamuraにて行われていますし、10月14日からは新宿オペラシティで「韓国の抽象」展も開催中。まさに抽象絵画に集中的に慣れ親しむ絶好のチャンスなのです。

そんな中、運良くブロガー内覧会に応募したところ当選しましたので、早速行ってきました。以下、簡単ですが感想を書いてみたいと思います。
※本展は、特別な許可を得て写真撮影をしております。予めご了承下さい。

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「怖い絵展」徹底解説!新しい絵の見方を楽しめるユニークな美術展でした!【展覧会レビュー・感想・混雑対策】

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【2017年10月17日更新】

10月14日より土曜日9:00~20:00、日曜日9:00~18:00に開館時間が延長されました!詳しくは、下記「混雑対策」のコーナーで!

かるび(@karub_imalive)です。

10月7日から、上野の森美術館で始まった「怖い絵」展。西洋絵画から、選りすぐりの「怖い絵」を集めて展示するという、ユニークな企画展です。

実は、今年の夏に関西の実家に帰省した際、大混雑の中、頑張って並んで見てきたのですが、非常に印象的な展覧会でした。東京展が始まったら、絶対もう1回見たい!と思っていました。今回、プレス向け内覧会で取材することができましたので、写真付きで展覧会の感想・解説などをレポートしてみたいと思います!

※本展覧会の写真は、予めプレス向け内覧会にて主催者の許可を得て撮影したものとなります。何卒ご了承下さい。

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【徹底解説】「運慶展」は、仏像好き必見!大混雑を我慢しても絶対に見たい仏教美術展!【展覧会レビュー・感想】

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【2017年10月17日更新】

かるび(@karub_imalive)です。

小学生でも知っている、日本が誇る最高の仏師「運慶」の展覧会が、東京国立博物館で始まりました!今回は「史上最高の運慶展」と銘打たれているだけあって、現存する全31点の運慶作品のうち、なんと約7割にあたる21点が上野に集結しています。運慶の残した仏像は、すでに国宝やら重要文化財やらになっている現状、これだけある時期に一つの場所に集めるにはどれだけの苦労があったことか・・・。

すでに、初日から一目見ようと行列ができるなど、2017年秋の最大級の目玉となる展覧会になりそうな感じです。

もちろん、内容も本当に素晴らしいものでした。事前にいくつかの書籍・雑誌等で予習していったのですが、やはり実物を目の前にすると、圧倒的な存在感・実在感に言葉を失ってしまいます。

約2ヶ月の会期中、展示替えもあるので何度か足を運ぶ予定ですが、まずは1度目を見終えての感想を書いてみたいと思います!

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【小説感想】ビートたけし「アナログ」は北野映画を観ているような味わいの恋愛小説!

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かるび(@karub_imalive)です。

ここ1年ほど、集中的に映画を見て、その感想をブログにアップするようになりました。その過程で、小説を読む機会が随分増えました。といっても、手に取る小説は、映画原作モノやノベライズ作品がメインなのですが・・。映画が「主」で、小説が「従」といった感じで、今度公開される映画のために、予習・復習として、関連作品を読む、といったスタイルで小説に触れることが多いです。

先月、個人的に楽しみにしていた北野武監督の最新作「アウトレイジ最終章」が公開されました。そのレビュー記事を書くために、各種メディアで北野監督のインタビューをチェックしている時出会ったのが、この北野武監督が手がけた(ビートたけし名義)恋愛小説「アナログ」です。

▼小説「アナログ」の帯(オビ)f:id:hisatsugu79:20171016014100j:plain

書店の店頭で見て、帯に書かれたメッセージ「愛するって、こういうことじゃないか?凶暴なまでにピュア、初の書下ろし恋愛小説」とあったので、映画を見た後の勢いもあって、思わず衝動的に購入しちゃいました。 

早速ですが、簡単にレビューを書いてみたいと思います。(なお、レビューでは、軽く内容部分のネタバレにも触れています。何卒ご了承下さい)

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【ネタバレ有】映画「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」 感想・レビューと10の疑問点を徹底解説!/不気味の谷を越えた!リアルな猿たちがスクリーンで大活躍!【聖戦期/大戦記】

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かるび(@karub_imalive)です。

10月13日に公開された猿の惑星の最新作「猿の惑星 聖戦記 グレート・ウォー」を見てきました。2011年から始まった「シーザー」を巡る3部作の最終話となる作品です。(しかしそれにしてもこの「聖戦記」という単語、聞きなれないですよね・・・。「聖戦期」とか「大戦記」とか間違えて検索したりTwitterにアップしてる人続出^_^;)

早速ですが、映画を見てきた感想やレビュー、ストーリーの考察・解説を書いてみたいと思います。
※本エントリは、後半部分でストーリー核心部分にかかわるネタバレ記述が含まれますので、何卒ご了承ください。できれば、映画鑑賞後にご覧頂ければ幸いです。

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【ネタバレ有】映画「アウトレイジ最終章」 感想・レビューと11の疑問点を徹底解説!/北野映画の集大成として見ておくべき作品でした!

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かるび(@karub_imalive)です。

10月7日に公開された北野武監督の新作「アウトレイジ最終章」を見てきました。北野作品の中でも、エンタメ的要素が強い「アウトレイジ」シリーズの最終作です。

早速ですが、映画を見てきた感想やレビュー、あらすじ等の詳しい解説を書いてみたいと思います。
※本エントリは、後半部分にてストーリー核心部分にかかわるネタバレ記述が含まれますので、何卒ご了承ください。できれば、映画鑑賞後にご覧頂ければ幸いです。

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国宝展@京都国立博物館は、2017年秋最強のオススメ展覧会でした!【レビュー・感想・混雑対策の解説も!】

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かるび(@karub_imalive)です。

10月3日からいよいよ始まった、2017年秋期最大級の注目展覧会「国宝展」(京都国立博物館)に行ってきました。会期がわずか50日程度と短く、秋の旅行シーズンにガッツリ重なって開催されることから、混雑必至となる展覧会です。

幸運なことに、10月2日の会期前日にあたるプレス内覧会で取材する機会をいただけましたので、会場の様子なども含め、感想レポートを書いてみたいと思います!

※本エントリ内で使用した展覧会内の画像は、予め主催者の許可を得て撮影した写真となります。通常開館時は、館内は撮影不可となりますので、予めご了承下さい。

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【ネタバレ有】実写映画「亜人」 感想・レビューと11の疑問点を徹底解説!/アクションに特化!ある意味、潔さを感じた作品でした

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2017年10月3日最終更新

かるび(@karub_imalive)です。

9月30日に公開された、激しいアクションシーンが満載の映画「亜人」を見てきました。500万部以上を売り上げる大人気コミックスを原作として、劇場版アニメ映画、TVアニメシリーズ、小説ノベライズと、メディアミックスが進められてきた中で、満を持して制作された実写化映画です。

早速ですが、映画を見てきた感想やレビュー、あらすじ等の詳しい解説を書いてみたいと思います。
※本エントリは、後半部分でストーリー核心部分にかかわるネタバレ記述が含まれますので、何卒ご了承ください。できれば、映画鑑賞後にご覧頂ければ幸いです。

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建築ファン必見!「安藤忠雄展-挑戦-」は圧倒的な物量の最強展示でした!【展覧会レビュー・感想】

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かるび(@karub_imalive)です。

元プロボクサーから、正規の教育を受けずに超一流の建築家になった異色のプロフェッショナル、安藤忠雄。今や、世界中でひっぱりだことなった巨匠は、2017年現在も、30以上のプロジェクトを抱える一線級の大建築家として活躍を続けています。

そんな安藤忠雄の代表的な作品群を、「初心者でもわかるように」写真、解説動画、模型展示で味わえる大規模展覧会が、2017年秋、国立新美術館で始まりました。

現役の大御所は、しばしばこうした自身のキャリアを総括するような大規模展覧会に「回顧展」と名付けるのを嫌がります。案の定、安藤忠雄も「本展は回顧展ではなく、業績の棚卸しにすぎない。この展覧会をきっかけにして、また新しい仕事に挑戦したい」と音声ガイドで力強く語っていました。

従って、「大回顧展」とは銘打たれてはいませんが(笑)、本展が安藤忠雄の業績を整理・総括した過去最大規模、最高レベルのクオリティの展覧会であることは間違いありません。

住宅建築から巨大建造物、そして街全体の設計まで手がけ、あらゆる建築に対して総合的に携わってきた安藤忠雄の魅力がたっぷり詰まった展覧会でした。早速ですが、簡単にレポートを書いてみたいと思います。

※本稿で使用した写真は、内覧会にて特別に主催者の許可を得て撮影したものです。予めご了承ください。

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「驚異の超絶技巧展」は神技級の職人芸が味わえる、絶対にオススメしたい美術展!【展覧会レビュー・感想】

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【2017年9月28日最終更新】

かるび(@karub_imalive)です。

見てきた人があまりの凄さに、「凄い・・・」「ヤバい・・・」くらいしか言葉が出てこないほど凄まじい職人芸を体感できる展覧会が、この秋、東京・日本橋で口コミで広がり、人気になっているのをご存知でしょうか?

19世紀後半に入って登場した「写真」によって、写実表現の主役から降りたかに見えた絵画や工芸。それ以来、主流派のアーティストたちは、写実の世界から距離を置いて、より抽象的・観念的な世界で、いかに個性を際立たせるかに執心してきました。

しかし、明治期以降においても、工芸の世界では単なる「写実」を超えて、やりすぎなくらい「超絶技巧」な職人技を、ひたすら愚直に追求をする作家達も一定数存在しました。ものづくりの世界において、無名ではあるけれど、精密機械を作る技術者や天才的な職人たちが今も町工場にいるように、アートの世界でも、明治期以降、2010年代の現代に至るまでとんでもない達人たちが実はゴロゴロいたんですね。

この「驚異の超絶技巧展」では、とことん「リアルで細密な世界」を追い求めたアート職人たちが心血を注ぎ込んだ逸品が、所狭しと展示されているのです。

言葉で表すよりは、実際に行って見てきて頂くのが一番なのですが、本当に見る価値のある、凄い展覧会なので、以下、簡単にレポートを書いてみたいと思います。

※本エントリで使用した写真は、「ブロガーナイト」という内覧会企画にて、予め主催者の許可を得て撮影したものとなります。あらかじめご了承下さい。

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