あいむあらいぶ

東京の中堅Sierを退職して3ヶ月。無職または専業主夫で、ブログ書いてます。美術展と人事労務系の記事が多め。

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未経験からITエンジニア・プログラマーに転職活動する際のアドバイス(事前準備編)

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【2016年7月19日更新】

かるび(@karub_imalive)です。

さて、今日から全4回にて、「業界未経験からITエンジニアとして転職するにはどうすればいいか?」少し書いてみたいと思います。

僕の前職は、IT企業の採用担当でした。現在リフレッシュのため、自主的に一旦退社して自由な生活を送っていますが、いずれまた復帰する際は、人事労務系の仕事で復帰したいと考えています。

さて、そんな僕が最近まで所属していた会社は、全社員300名くらいの都内のITシステム開発企業でした。そこで、採用業務と営業業務を半々程度掛け持ちしながらこなす毎日でした。(中小企業なので、採用だけやるってわけにはいかないのです)

僕の会社では、経営者の意向でちょっと変わった採用ポリシーを取っていました。

それは、「業界未経験者を中心にエンジニア採用を行う」という考え方です。

普通なら、中途採用ではどんな職種であれ、即戦力の方がありがたいですから、まずターゲットとなる人たちは業界や当該職種の経験者を採りに行くところです。 

ただ、こういった会社は全くいないわけではなく、それなりに探せばハローワークでも各種求人媒体でもヒットします。求人難の今の時代、即戦力だけでは人材が足りないからですね。

早速、第1回目のエントリーとして、業界未経験からITエンジニアに転職する際の「転職前の事前準備」「心構え」について書いていこうと思います。

選考前に、少しでもいいからプログラミングを体験しておこう

まず、未経験からIT業界へ転職する人に何が何でも抑えておいていただきたいのは、「選考を受ける前に、プログラミングを体験しておこう」ということです。時間がなければ、とにかくほんのさわりだけでも構いません。転職活動を始める前に、プログラミングを中心としたIT技術に触れておくことが非常に重要です。

未経験者向けの求人広告を探していると、特に未経験者向けへのキャッチコピーとして、 

「ゼロから学べる」
「手とり足とり教えます」
「先輩がしっかり教育します」

的な文面が踊っていることが多いです。

真に受けてはいけません!!そんな心構えでは落ちます!

各企業とも、応募者確保のために必死ですが、実際にはゼロから手取り足取り教えてくれるほど業界は甘く無いですし、またそんな教育体制に余裕のある会社はありません。(正確に言うと教育体制が取れる大企業は未経験者は採用しない)

採用する側の本音としては、「未経験者でも構わないけど、事前に心構えができている人材が欲しい」のです。少しでもいいから事前に勉強したり、業界研究を済ませている人を採用したい。

なぜ事前のプログラミング体験や業界研究が必要なのか 

では、それはなぜなのでしょうか?

なぜなら、ITエンジニアの登竜門となる「プログラミング」という世界は、未経験から始められるとはいえ、あくまで専門職であり、技術力であるからです。プロジェクト現場で必要とされるスキルは、未経験者が少し学校や職業訓練で学んだくらいでは全く足りません。

どんな仕事でもそうですが、ある程度専門的な知識やスキルが必要な職種や、伝統的な技芸などにおいては、下積み的な修行期間が何年もありますよね。その中で、自主的に創意工夫したり、勉強を積み重ねていく必要があるわけです。

だから、「未経験者OK」の求人だからといって適当な気持ちで選考を受けると、事前の楽そうなイメージと違い、入社してからが大変です。厳しい局面にぶち当たった時、心が折れてしまうこともよくあります。

そうならないためにも、しっかりと事前に勉強をしておいて、本当にこの業界でやっていけるのか、あるいはやれるのか?というのを、せめて少しでも疑似体験しておくのが大事なのです。

実際に、過去にリーマンショック直前期である2006年~2008年あたりに、僕の会社で失敗したことがありました。人材難から、選考基準を一時的に大幅に緩和したのです。志望動機はともかく、来た人は形だけ面接はするけど、事実上全員採用!みたいな感じでしばらくやっていました。

すると、事前準備ができておらず、軽い気持ちで会社に入っちゃった人たちは、つぎつぎ辞めていきました。入社して実務に就いた際に、仕事内容のレベル感や想定していたイメージとのズレなどが意外なほど大きく、早期退職につながるケースが多かったのです。その時、採用担当として、「あー、未経験者OKだからといって誰でも入れていいわけじゃないんだな」と強く実感したものです。

 

勉強した結果、確認しておきたいもの

しばらくプログラミングの学習を進めたり、ITエンジニアの関連資格を取得したり、周辺知識を収集していたりすると、だんだんと自分に取ってのエンジニア観や自分自身の持っている素養やセンスが見えてくるものです。

そして、勉強をしながら、例えば以下のようにITエンジニアという「職種」としての志望動機を固めていきましょう。

  • 本当に自分は未経験からチャレンジしたいのか
  • なぜ業界未経験からITエンジニアを目指したいのか
  • 実際に体験/勉強してみてどうだったのか(面白かった、とか)

プログラミングやその周辺技術を学んでみて、それを踏まえた上で考えた志望動機というのは、実体験に基いている分、地に足がついたよりよい志望動機になりえます。じっくり考えて、自分の本音を良い形で面接や履歴書にしっかりとアウトプットできるようにしておいてほしいです。

こんな人は、残念ながら落とされてしまう

僕の会社でも、まずこれは採用できないな、と思えるような人たちも沢山見てきましたが、大半の不採用者は、下記のパターンにあてはまっていました。 

  • 事前にプログラミングを一度も体験したことがない
  • 仕事内容について知り合いや書籍、雑誌等で調べていない
  • 必要知識や技術は会社が全部教育してくれると思っている 

要するに、採用担当者の求める人材像とは正反対の人ですね。

こうなると、さすがに如何に「未経験者採用OK」企業と言っても前向きに採用選考を進めるためのとっかかりがなくなってしまい、どう考えても不合格にせざるをえないわけです。

具体的な学習のためのリソース紹介

これに加え、特に、ここ2、3年は、プログラミングのわかりやすい初心者向けの入門書が本当に増えました。重たい参考書を持ち歩かなくても、Kindle等の電子書籍もかなり充実してきているのも心強いところ。

一番劇的に変わってきたのが、オンラインでの学習環境です。PC上で無料で気軽に学べるソーシャルラーニング系Webサイトなどもどんどん出てきており、未経験者にとってプログラミングやIT技術に触れるための敷居は限りなく低くなっていると思います。

いくつか、有力なオンライン学習サイトを紹介してみます。

例えば、今Googleで「プログラミング オンライン 無料」あたりで検索にかけてみると、上位検索結果から、いくつか優良なオンライン学習サイトが見つかりますよね。

こんなまとめ記事とか、

いくつか僕自身も試して使ってみましたが、僕の一番おすすめなサイトを2つ挙げるとすると、以下の2つです。

ここは無料で数百コマのクラスが動画解説でわかりやすく教えてくれますので入門者だけでなく、初級~中級クラスになっても新しい技術を学ぶ際は手放せないかもしれません。

ここは動画ではなくスライドでの解説ですが、オンライン上に実際にプログラムコードを打ち込むことができて、ゲーム要素も取り入れて段階的に課題をクリアしていけるように練りこんであるので非常に楽しく、かつ直感的に学べるサイトだと思います。

まとめ

業界未経験者からIT企業の門戸を叩く。その前に最低限やっておきたいことについて、今日のエントリではいくつか紹介してきました。何度も言っておきますが、今年は本当にチャンスです。

2016年の今ほど、業界未経験でITエンジニア志望の人には入りやすい時期はありません。売り手=求職者側有利な労働市場がずっと続いています。完全に人手不足で、未経験者でも来て欲しい状況だからです。

しっかり準備をして、よい職場と出会えるといいですね。

それではまた。
かるび

PS その他、第2回~第4回までの記事も合わせてここに貼っておきますね。