あいむあらいぶ

東京の中堅Sierを退職して1年。美術展と人事労務系の記事が多め。

MENU

パクリ問題が多かった2015年。パクられたら倍返しで良いことが待っている?!

スポンサーリンク

かるびです。こんばんは。

気が付いたら2015年もあとちょうど2か月半とあっという間ですね。年末へ向けて忘年会のアポ調整を早くもやってます。

そんな中妻と夕食の話題に上ったのが

かるび「そういえば今年の1字ってなんだろうね~」
妻「あ、清水寺の住職が毎年書くやつね。え、やっぱ『偽』じゃない?」
かるび「偽?」
妻「そう。企業とか学者とかデザイナーとか、パクリ疑惑多かったよねぇ」

ちなみに去年の「1字」はこれでしたね。

www.sankei.com

確かに妻の言う通り、「偽」なのかもな・・・と思いつつ、ちょっとパクリについて、個人的に色々考えてみたので書いてみたいと思います。

唐突ですが、パクられておめでとうございます!

まず、パクられた人全員に言いたいのは、「パクられて、おめでとうございます!」ということ。あ~ん?!という声が聞こえてきそうですが、ちょっと待ってください。これには理由があります。

まず、前提としてパクリにはパクる側とパクられる側がいますよね。事件やニュースとしてパクリが取り上げられたりする場合、最終的にパクった側とパクられた側がどうなるか見てみましょう。

大体オリジナルである「パクられた」人は、「パクられた」ことにより訴訟費用や販売機会損失など、一次的に不利益を被ります。しかし、次に事件として明るみに出ることで、事件発覚前よりも再評価された結果、より名声や利益を得られることが多いように思えます。(具体例として、佐村河内氏と新垣氏や、昔のiMacとソーテックなど)

 なぜそうなるのか?いくつか理由はありますが、おおむね以下のどれかがあてはまるからです。

 1.パクったものは基本的にオリジナルの劣化コピーになる

表面的にはデザインやパターン、様式などを似せて作品を上手にパクることはできるでしょう。ただし、その底流に流れる考え方やこだわり、思想まではパクった側にはまず理解できません。よって、事件により精査され多数の評価の目をくぐると、オリジナルの良さが自然と浮き出てくるわけですね。

仮に、パクった側のほうがクオリティが高く見えるのであれば、それはもうパクりではない場合が多いです。パクリに、彼ら独自のオリジナリティが付加されているケースがほとんど。

 2.パクリは基本倫理的に問題があり、騒ぎになるとオリジナル側が勝つ

よって、どうしてもマスコミ等で取り上げられ事件になると、パクった側がまず炎上させられ、非難を受けるわけです。そうでないと、勧善懲悪ストーリーとして成り立ちませんよね。

 3.事件により認知度があがり、ファンやマーケットの規模が拡大する。

比較対象ができるとそこにマーケットの一ジャンルが確立され、確実に購入者のパイ全体が広がります。その時、模倣品も確かに売れますが、オリジナルが一番利益率が高く、長期間売れることが多いですね。

 4.パクリは最終的にすぐにすたれていく

歴史上、特に芸術作品はジャンルを切り開いたオリジネイターの作品が歴史の風雪に耐え残り続けます。時間経過とともに、偽物やパクリは自然淘汰されていくんです。だから、自分がオリジナルだ!という自負があるのであれば長い目で見て何の心配もありません。

 

 上記により、パクリはダメですね。みんな孤高のオリジナルを目指しましょう。おわり!という結論で締めようと思ったのですが、もうちょっとだけお付き合い下さい。

評論だけじゃなくて、かるびのパクリに対する指針を書いておこうと思います。

最初はパクリでOK。パクリ段階を徹底的にやる

とはいっても、何でも最初物事を始める前は、自分の前に必ず先人がいてオリジナルが存在します。最初からブルーオーシャンな分野はもはやこの地球上には残ってないのが現実です。

だから、最初はみんなパクリ=物まねから入るしかありません。先生や先輩、先人のものを徹底的にパクる(TTPするby吉越純一郎)のです。日本のことわざでも「守・破・離」とある「守」を徹底するんですね。

でも、ちょっとパクリまくるのは気がひけるかもしれません。どうすれば堂々とパクれるようになるのでしょうか?

パクリは堂々とやってもいいの?

結論として、オリジナル側の許可があればOKだと思います。要するに、有償であれ無償であれ、師匠から学ぶスタンスであれば許されます。最初は頭を下げて学ばせてもらうところから始めるしかない。直接許可が得られないのであれば、法律や倫理が許す範囲でマネするところから始めればいいと思います。

また、いわゆる著作権や意匠権等、明確に権利が定められていない分野、例えば何かの物事に対する考え方(クレドみたいな)や経営方針など形にしづらくてルールがないものなんかはがっつりTTPしてOKでしょう。

パクリでおなか一杯になったら満を持してオリジナルへ移行

大事なことは、その次のステップです。まず徹底的にパクることによりまず全体像をつかむ。ここまではTTPに徹します。TTPをやり切ったら、それを土台として自分なりの世界観に基づくオリジナルへと移行する。

この過程をできるだけ大胆に、急いでやっていくことが何よりもパクリ段階脱出のカギだと思います。「守・破・離」の「破」ですね。そして、ここまで来たらあとは遠心力というか自分の直感と才能に基づいて、師匠を超えていく「離」には勝手に進めると思います。

ということで結論です

パクる側の考え方:

初期段階は頭を下げてオリジネイターの許可が得られれば謙虚にパクリ、徹底的に学びつくす。そのあとオリジナルへの昇華をASAPで目指していく。

パクられる側の考え方:

 しかるべき1次措置をしっかり取ったら、あとは事態を放置してOK。最終的にうまく事態が収束し、パクられた分の不利益は倍返しで取り戻せるので、気にせずに大船に乗った気でいれば良い。

 

今日は、パクリについて少し考えてみました。

でも今年の1字は、もうちょっとポジティブなものがいいなぁと個人的には思います。そうですね。・・・やっぱ「金」かな(爆)

 

それではまた!

かるび