【2016年11月29日更新】
かるび(@karub_imalive)です。
2016年度上半期の美術展で一番盛り上がったのが東京都美術館で企画された「生誕300年記念 若冲展」。伊藤若冲の生誕300年記念を期して開かれた展覧会でした。
若冲展は、他の美術展に比べてマスコミの注目度が半端無くて、会期の1か月前くらいから、テレビや雑誌、それからムック本などの特集本なども沢山刊行されました。にも関わらず、日本美術の企画展の泣き所として、展覧会の会期は4月22日~5月24日までのわずか33日間でした。開催される前から、大混雑するのはわかっていましたが、それでも予想を超えたフィーバーぶりに、連日大変な騒ぎとなりました。
本エントリは、そんな「若冲展」に行ってきた感想レポートとなります。
- 1、展覧会の混雑度
- 2、音声ガイドは中谷美紀
- 3、伊藤若冲ってところで誰なの
- 4、なぜ伊藤若冲が今ブレイクしているのか
- 5、伊藤若冲の作風って?
- 5-1、詳細まで描きこまれた緻密な作品たち
- 5-2、だけど完全に写生に徹したわけではない
- 6、今回の展示会の見どころ
- 7、まとめ