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あいむあらいぶ

東京の中堅Sierを退職して3ヶ月。無職または専業主夫で、ブログ書いてます。美術展と人事労務系の記事が多め。

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映画「SCOOP!」ネタバレ感想&解説!ラストまでのあらすじや伏線、売上も考察します!

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かるび(@karub_imalive)です。

【2017年1月12日更新】

10月1日から封切られた話題の映画「SCOOP!」(スクープ)に行ってきました。「バクマン」「モテキ」でヒット作を連発中の話題の大根仁監督と福山雅治の新境地を見たくて、初日から気合を入れていってきました。以下、感想を書いてみたいと思います。

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※本エントリは、あらすじや解説、評価部分にネタバレを含みます。あらかじめご了承下さいませ。

1.映画館の混雑状況

見てきたのは、ホームグラウンドにしている、いつもの「ユナイテッドシネマ豊洲」の10時20分の回。中型クラスの4番シアターで、着席数は朝一なので7割くらいでした。

さすがに「君の名は。」「聲の形」とは違い、客層が圧倒的に大人です。下は20代から、上は60代位まで幅広い感じ。大根監督が、大人の男女に見て欲しい、と雑誌インタビューで答えていましたが、監督の望みどおりのお客さんです。

120分間ずっとマイルドながら下ネタ連発なので、若い少年少女が勝負デートなんかに間違って選んでしまうと気まずいかも(笑)

2.映画基本情報と動員・興行収入など

【公開日】2016年10月1日(土)
【監督・脚本】大根仁
【音楽】川辺ヒロシ
【原作】『盗写1/250秒』監督・脚本:原田眞人
【制作】映画SCOOP製作委員会
【プロデューサー】川村元気

<オフィシャル予告動画>

動画がスタートしない方はこちらをクリック

映画「SCOOP!」は、1986年に制作された「盗写1/250秒」という原作映画をリメイクして作られました。主演は宇崎竜童、原田芳雄、斉藤慶子他。DVD化もされていない知る人ぞ知るオリジナル作品で、大根監督が2007年頃から構想として手元であたためていた企画でした。数年前にTV朝日から大根監督に映画制作のオファーがあった際に、大根監督から提案して実現したとのこと。

気になる動員数と興行収入は、封切り5週間で動員51万人、興収は6億5千万円となりました。福山雅治のこれまでの実績や大根監督の過去作と比較しても、かなり苦しい実績ではあるでしょう。

3.キャスト

福山雅治(都城静/みやこのじょう しずか役)f:id:hisatsugu79:20161001213431j:plain

会社のもとエースカメラマンで、今はフリーで酒浸りの中年パパラッチ。野火と出会い、再び大物政治ネタを追うカメラマンとして再起をかけるが・・・

二階堂ふみ(行川野火/なめかわ のび役)f:id:hisatsugu79:20161001213502j:plain

「SCOOP!」編集部に新人記者として配属され、静の下で修行することに。ハードな現場でもくじけず体当たりで仕事を覚え、順調に成長していく。

吉田羊(横川定子/よこかわ さだこ役)f:id:hisatsugu79:20161001213528j:plain

「SCOOP!」副編集長。静とは以前恋仲になったことがあり、事あるごとに静をきにかけ、再び静を表舞台へと引き上げようとする。

滝藤賢一(馬場役)f:id:hisatsugu79:20161001213543j:plain

「SCOOP!」副編集長。主にグラビアを担当し、貞子と事ある度に雑誌の方向性を巡って対立する。静と組んで過去大きな仕事をこなしたこともある。

リリー・フランキー(チャラ源役)f:id:hisatsugu79:20161001213552j:plain

ヤク中で逮捕歴もある、ボクサー崩れの情報屋。静とは心を許しあう旧知の仲。本作のストーリーの核心を握るキーマン。チャラ源との交遊はやがて取り返しのつかない事態へと発展・・・?!

4.大まかなあらすじ(ネタバレ)

大物政治家や芸能人のスキャンダル記事を得意とする写真誌「SCOOP!」に新人記者、野火(二階堂ふみ)が配属されてきた。多忙な現場で走り回る副編集長の定子(吉田羊)は、早速現場に1人で向かわせる。

一方、フリーの中年カメラマンの静(福山雅治)は、今日も芸能ネタを追って都心を走り回る日々。ある日、いつものように芸能人の獲物を捕らえかけたところで、若い女の記者に思わぬ邪魔をされ、ご立腹。

怒りに任せて「SCOOP!」編集部に乗り込み、定子に喧嘩腰でクレームをつける静だったが、定子は意に介さない。逆に、減少し続ける雑誌の売上をテコ入れしようと、元同僚でもあった静に、臨時専属カメラマンとしてで野火と組み、彼女を育成するよう好条件でオファーする。いやがる静だったが、借金返済のためにしぶしぶ引き受けることとなった。

芸能ゴシップのスクープには、強い忍耐力と機動力、アイデアが必要になる。静の下で初めて見る壮絶かつ醜悪な現場に思わず、「最低の仕事ですね」と毒づく野火。

それでも、静の旧知の仲である情報屋のチャラ源(リリー・フランキー)のタレコミなども活用しながら、若手芸能人の合コン現場や政治家の密会現場を次々とものにしていくふたり。それが雑誌売上げアップという成果につながると、野火は次第に仕事に夢中になっていく。

コンビでの仕事がうまくまわりだし、野火はアシスタント記者として成長。いくつもの芸能ネタで特ダネスクープを連発し、さらに雑誌の売上に貢献するように。

勢いづいた定子は「SCOOP!」の新機軸として、芸能事件だけでなく、大物政治事件をも視野に入れて取材を拡大する方針を打ち出す。過去、会社のエースカメラマンだった静を起用しようとしていた。

編集会議では、事件ネタで部数アップを図る定子と、グラビア袋とじ企画で部数を守ろうとする、同じく副編集長の馬場と激しく意見対立する場面もあった。

ある日、いつものように芸能ネタを追っていた静と野火は、半グレを仲間に連れた若手芸能人の一団に遭遇する。一度はカメラを構えた静だったが、危険を察知して取材をやめてしまう。納得が行かない野火は、「私一人でも行きます」と現場に1人で行ってしまう。

案の定、野火は半グレにつかまり、乱暴されそうになる。その寸前に、バットを持って現場に飛び込んできた静とチャラ源。静はすぐに半グレにのされてしまうが、元ボクサーのチャラ源が、半グレをKO、野火の救出に成功した。

その晩、一晩中飲み明かした静とチャラ源遠くからずっと見ていた野火。やがて、チャラ源と別れ、自宅へ帰り鍵もかけずに寝ていた静の家に入っていく野火。静が目をさますと、野火の昨晩のガッツに感化されたのか政治事件案件に前向きになった静。「やるか」と決意。

そのまま静といい雰囲気になりかける野火。しかし、さあこれから・・・というときに、定子が静の部屋に入ってくる。定子との過去の経緯や関係を聞かされ、動揺した野火はそそくさと家に帰っていく。

翌日以降、作戦会議を経て、連続殺人事件の犯人の護送中に、ガードをかいくぐって犯人の顔を撮る企画を、静を中心として「SCOOP!」編集部総力で取り組むことになった。現場には、普段はグラビアを担当している馬場を撹乱役として投入し、最後は静もおとりとなって、野火が見事に犯人の顔を激写することに成功。チーム連携で特ダネを掲載した「SCOOP!」の売上は、等々目標の300,000部を超えるのだった。

その晩、打ち上げが終わって野火は静の部屋へ。ふたりは結ばれる。翌朝、静が先に目覚め、野火の寝顔を手持ちのライカで撮影した音で、野火も起きる。静の昔話をして、このままハッピーエンドになるのかと思っていたその時、チャラ源から電話が。エンディングへ向かって、ストーリーが急展開していくことに。

チャラ源からの電話に寄ると、麻薬がキマった錯乱状態で、家族の元へ帰った際に、別の男がいたために激昂して妻と間男を撃ち殺してしまったという。現場に急行した静は、子供を人質に取るチャラ源をなだめつつ、場所を移動しながらなんとか説得に務める。

野火は、その二人の姿を遠巻きに見てシャッターチャンスを伺うが、チャラ源が野火を見つけてしまい、ふたりはもみ合いに。その時、銃が暴発し、静の頭部にヒット。静はその場で即死し、チャラ源は警察に取り押さえられるが、静は、死の直前の決定的瞬間に、野火に「撮れ」と目で合図を送り、野火は静が撃ち殺される決定的瞬間をカメラに収める。

編集会議では、この写真の掲載を巡って馬場と定子が激しく対立するが、新編集長に内定していた定子の方針で、写真は掲載されることに。念のため、原稿に使えるかもしれないと、静の遺品のライカに入っていたフィルムを現像室で現像してみると、ピンぼけの写真ばかりの中、最期の1枚として出てきたのは安らかな寝顔がおさめられた野火の写真があった。

野火は泣きながら原稿を書き、翌週の「SCOOP!」には静が撃たれた瞬間の文字通り「人生をかけた一枚」となった写真が掲載され、ベストセラーになった。

そして、月日がながれ、定子は編集長になり、野火も部下を従えて相変わらず現場に向かうが、野火は静の遺品であるライカをお守り代わりに、今日も頑張るシーンが描かれたところで、終了。

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5.映画のみどころやポイント

まず、ぱっとみて僕が感じた映画の見所は、大きく以下の3つ。

5-1:中年の粗野なオッサンを演じた福山雅治の新境地

普段はスマートな主役を演じることの多い福山が、敢えて年齢相応の、粗野で下品な中年パパラッチに挑戦。映画中では無精髭と葉巻、派手なアロハシャツ姿に扮して、チンピラのような下品な言葉遣いに挑戦。

元々ひげが薄いため、映画撮影前に一ヶ月間剃らずに伸ばし続けたり、革ジャンが馴染むように私生活でも映画で使う衣装を着続けたり、役作りを徹底しただけあり、「新境地」ですが、妙に馴染んでいました。たまに深夜のオールナイトニッポンで見せるような福山の持つ素の部分(=軽さ)が活きていたのではないかと思います。

5-2:リリー・フランキーの怪演

大根監督の映画作品は、「モテキ」以来毎回出演中のリリー・フランキー。「モテキ」「バクマン」では業界臭のぷんぷん臭う、クセのある編集長役でしたが、今作では怪しいヤク中のブローカー役。ガンギマリしてラリって町中で銃を乱射するラストシーンはさすがでした。

「モテキ」の時に、ベテランTV業界人のいやらしさや臭みを味わい深く出した演技に舌を巻いたのですが、今回もラスト10分は完全に彼が持っていきましたね。ゾゾゾっとするほどの気持ち悪さが神がかって最高でした。

監督からの信頼も絶大で、キネマ旬報10月上巻では、こんなふうに語っていますね。すでにスタッフ側のような存在であります。

大根監督とは『モテキ』の時から、俺の家で編集途中のラッシュを観るって決まっていて。ここはこうかなーとか、福山くんがここを見ている時間はもうちょっと長い方がいいんじゃないかとか、ああだこうだ言うんです。たぶんその時は、もう出演者と監督じゃなくて、映画の好きな友だちの感覚にお互いなっているんですよ。

5-3:大根作品らしいジャンル横断的な強いサブカル臭と作り込み

大根作品といえば、ディテールまで細かくこだわる小道具や設定、サブカル的なエッセンス満載の画面や音楽、そして女性の美しいエロシーン(笑)

今回も、立ち飲み居酒屋で静と定子がやりとりするシーンでは、バックの有線にモーニング娘。の「真夏の光線」が流れたり、カラオケで野火が大塚愛の「さくらんぼ」を歌ったり、相変わらず少し古くなった懐かしいJ-POPを使うところは健在。

また、芸能人を追っかけるだけあって、きちんと六本木や渋谷、中目黒、恵比寿など、妥協のないロケ地の選定はリアリティがあったし、芸能人を激写する際の様々な技術(花火で部屋の窓を開けさせる、わざと音を立てたり、物を転がして振り向かせる、被写体を煽って怒らせる)半グレに絡まれるシーンなども取材(実体験)に基づいた演出でした。芸能人が使いそうな派手な飲み屋や風俗店の描写も良かったです。こんなとこ、絶対いかんわーと思いながら見てました。

さらに、大根作品では常連でもある、現役のAV女優(星野あかり)を起用した衝撃のコールガールとの冒頭シーンとか、オタク臭満点な編集部員たち、何気なく道端に落ちている雑誌がSPAだったり、2週目以降リピートする際は、ディテールに注目するのも楽しいかも。

6.映画のその他伏線・設定など(★随時追記/ネタバレ注意★)

6-1:1万円の掛け金について

静と野火が最後に一夜を明かし、野火が起きて写真の話をした時に、静は「俺の負けだ、定子に1万円渡しておいてくれ」とくしゃくしゃの1万円札を野火に手渡します。あの1万円札はなんの意味があったのでしょうか?

よく思い出してほしいのですが、物語最序盤で、定子と静がふたりで打ち合わせする時に「野火が処女かどうか1万円賭けるか」話していましたね。静は野火が「処女である」方に賭けたのでした。・・・ということは?(笑)

6-2:チャラ源と静の過去について

映画中、静は「チャラ源には借りがある」と口にして、最後まで義理堅く面倒を見ていましたが、その「借り」とは何だったのでしょうか。この「借り」は、本編には収録されなかった裏設定の部分で、「週刊SCOOP!」で特集されています。

チャラ源は、情報屋になる前、ジャッカル源という名前のプロボクサーでした。ボクシングファンだった静は、チャラ源を現役時代からリスペクトしていました。静は、定子とペアを組んでいた若い時、引退後に情報屋を始めたチャラ源と出会い、すぐに意気投合します。

チャラ源と組んだ若き日の静と定子は、時には非合法な手段も使ってスクープを連発していきます。そして、ある時、暴走したチャラ源が少女買春をした大物政治家を軟禁して、それを静が撮影し、「SCOOP!」に掲載したことが問題に。後日政治家スジから圧力がかかり、それが元で静は解雇され、チャラ源は逮捕・収監されることに。しかし、屏の中に入ったチャラ源は、過去の取材等での静との関わりについては一切喋らず、1人で罪を背負って服役しました。これを静は大きな「借り」と認識していたということです。

当初、その「借り」を描いた伏線パートも映画に入る可能性がありましたが、諸事情によりカットになったということです。

チャラ源が元ボクサーだったという伏線は、チャラ源が劇中で着ていた灰色のスウェット姿や、野火救出の際、チンピラをボクサースタイルで倒したシーンの描写で何となくわかりましたよね。

6-3:ロバート・キャパと、映画の結末を暗示する写真

映画の最後で、静は野火にロバート・キャパの写真集を見せながら、若かった時の夢を語っていましたね。戦場で兵士が撃たれた決定的瞬間を捉えたと言われ、ロバート・キャパの名を世界に知らしめた有名な写真です。タイトルは、「崩れ落ちる兵士」。

「崩れ落ちる兵士」
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(引用:http://toyokeizai.net/articles/-/12722

ロバート・キャパは、ハンガリー出身の世界的に有名な戦場カメラマン。ですが、厳密には「架空の人物」なのです。本名はフリードマン・エンドレ・エルネーといい、売れない不遇な時代が続きました。フリードマンは、ある時、ベテランのアメリカ人カメラマン「ロバート・キャパ」という架空の人物を設定し、その名前で心機一転この写真を含む戦場写真集を売り込むことを考えつきます。

そして、戦場で上記「崩れ落ちる兵士」をカメラに収め、「ロバート・キャパ」名で発表したところ、これが世界的に注目を浴び、カメラマンとして一発逆転の大成功につながっていきました。

「記者が撃たれた決定的瞬間」をカメラに収め、伝説的戦場カメラマンになったロバート・キャパ。この写真と、写真をめぐる後日談が、数分後の静に起こる悲劇の結末をそっくり予言していたのですね。

数分後、チャラ源ともみあった静は、撃たれる寸前に野火に「撮れ」と目配せし、自らが撃たれる決定的瞬間を野火に撮らせ、作品に仕上げます。そうして、静は現場で殉死しましたが、野火や定子、馬場ら「SCOOP!」メンバーの心の中で生き続けます。

死後数十年経ってもなお伝説的カメラマンとしてその名を轟かせ続けているロバート・キャパ同様、静もレジェンドとなって語り継がれる存在になったことでしょう。大根監督、ラストに渋い演出でした。

また、キャパのこの伝説となった写真には、実はヤラセ説や捏造説(ネガが残っていない)、キャパではなく、公私にわたるパートナー、ゲルダ・タローが撮影した写真である?など、様々な異聞もあります。

こういったキャパにまつわるある種の「胡散臭さ」も、映画中で猟奇的殺人事件に殉死したレジェンド的中年パパラッチとなった静の境遇にオーバーラップする点でも、非常に面白い演出であったと思います。

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7.映画の感想や評価(★ネタバレ注意★)

エンターテイメントとして見たら、最高に面白い映画です。猥雑できらびやかな都心の繁華街で芸能人を追っかけ、様々な技を駆使して、一撃必殺のヒットアンドアウェイでスクープ写真をゲットしていく。そのスピード感とスリルは、リアリティ満点で非常に楽しめました。政治家とのパパラッチばりのカーチェイスもよく撮ったなぁという感じ。

また、主人公が最期に撮った(撮らせた)人生をかけた一枚となった写真が、自らの不慮の死を遂げる決定的瞬間だった、という、不条理さ満点でドラマチックなラストも、一種裏稼業的な職業を極めてきた男の最期を象徴するようで良かったです。

その反面、作品全体を通してのテーマ性は、敢えて設定されていないように見えます。キャスト陣の演技力は素晴らしいのですが、特に作品全体に通底する深いテーマ等は設けず、純粋な娯楽作品として仕上げられた感じ。行き過ぎた報道写真の倫理性、社会的意義や功罪などについてのメッセージはこの映画には見当たりません。作品にアートなものや芸術性、深い意義を求める人には物足りないかも。

否定も肯定もせず、リアルに報道現場で起こっていることをストーリー仕立てで表現してみたので、あとはこの映画を見たみなさんがどう受け止めるか考えてね、っていう感じで、解釈は鑑賞者に委ねられています。

「Yahoo映画」や「映画.com」の評価を見ると、見事に評価が1~5に分かれています。評価「1」と評価「5」が一番多い、典型的に賛否両論な評価。サブカル臭漂う濃厚な画面やフックのあるストーリーが評価されている反面、アート性、メッセージ性の薄さやスッキリしないラストシーンが許せない人が酷評している構図にみえます。

そうそう、前半部分で静が野火と組んで仕留めた最初の芸能人カップルはどうみてもNEWSの手越祐也とAKB柏木由紀ですね(笑)2人目、お天気お姉さんと密会していた大物若手政治家はあからさまに小泉進次郎だったし。

8.まとめ

感想に書いたとおり、賛否両論ある作品となりましたが、ディテールにこだわったリアルな設定や練り上げられた意外性のあるストーリーや、画面の作り込みは大根監督らしさが出ていましたし。俳優陣も、福山雅治を始め、俳優の演技力には間違いなく見ごたえがあります。おすすめの作品です。

それではまた。
かるび

9.より映画「SCOOP!」を楽しむための書籍など

最初コンビニに置いてあるのを見た時、完全にフライデーやFLASHと見間違えました(笑)内容は、主要登場人物全員と大根監督へのロングインタビュー、週刊文春の現役編集長と大根監督の対談、映画中にスクープされた全写真(袋とじ)、さらに映画ではカットされ描かれなかった「静とチャラ源の知られざる前日談」など、映画「SCOOP!」をより楽しむためのコンテンツが満載でした。Kindleもあるけど、紙媒体が絶対オススメ!

原作となった30年前の「盗写1/250秒」は、DVDも出ておらず事実上入手不可能な状況です。大根監督が書き下ろしたこの「シナリオノベルズ」が事実上の原作ですね。ディテールにこだわる大根監督の映画を味わい尽くすなら、必携アイテムです!

同じパパラッチものでもこちらはハリウッド洋画もの。ロサンゼルスの夜の事件現場を走り回り、次々にスクープをゲットして成り上がっていく狂気のフリーランスカメラマンを描いた作品。目が血走ったサイコパスな主人公に扮した名優ジェイク・ギレンホールの怪演が最高です。

「TOMATOMETER」 驚異の満足度95%!!
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(引用:Nightcrawler (2014) - Rotten Tomatoes

アメリカ大手映画批評サイト「RottenTomatoes」で、世界中の辛口映画ファンから驚異の満足度95%を獲得した秀作!「SCOOP!」が気に入った人は、こちらも是非チェックしてほしいです!