あいむあらいぶ

東京の中堅Sierを退職して1年。美術展と映画にがっつりはまり、丸一日かけて長文書くのが日課になってます・・・

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濃くて何度も楽しめるウマい日本茶。伊豆地方のぐり茶を知っていますか

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かるび(@karub_imalive)です。

寒くなると一日中熱いお茶をのんでいるかるびですが、数年前から家飲みでは静岡東部の伊豆地方名産「ぐり茶」を飲んでいます

毎年旅行で年に数回伊豆地方に行くのですが、そのお土産で偶然購入して初めて飲んで以来、「これだ!!」ということではまりました。以来、楽天の通販でまとめ買いしてます。とにかく、濃くて、でも苦くなくて、何度淹れても美味しい!これにつきます。よって、伊豆地方の住民でも何でもないのですが、今日はそんなぐり茶について、いちファンとして書いてみたいと思います。

1、ぐり茶ってどんなお茶なの?

ぐり茶は、正式名称を「玉緑茶」と言います。煎茶と同じ茶葉を使うのですが、製造工程が普通の煎茶と違います。出来上がった茶葉の形状がぐりぐりと丸まって見えたことから「ぐり茶」と呼ばれるようになったそうです。

上にも書きましたが、普通安物のティーパックなどだと、2杯出したらもうヘタってしまいますが、ぐり茶は濃く、最低でも3杯は出ます。多少薄くなるのを我慢すれば、5杯程度まで楽しめます。何度もガブガブ飲めるのですね。

加えて、何度飲んでも飽きが来ないよう、濃くても渋みとかエグ味があまりしないんです。日常的にガンガン飲める、いわばテーブルワイン的?にカジュアルに楽しめるお茶です。(いや、高いお茶飲んだことがあまりないのでよくわからないのも確かなんですが/苦笑)

2、ぐり茶の歴史

こちらの杉山製茶園のブログに詳しく書かれています。

3行でまとめます。1930年代、旧ソ連向けの輸出目的としてロシア人の味覚に合わせ開発されました。70年代に入り輸出量が減少した後、伊豆地方の生産者達により国内向けに販売促進・品種改良が続き、現在に至る、とそんな感じでしょうか。

3、どこで作られてるの?

原料となる茶用は主に静岡県産が使われますが、他県の茶用をブレンドすることもあるそうです。各社で実際に精製する工場は静岡東部地方(中でも伊豆地方)が多いです。特に東伊豆地方へ旅行に行くと、国道135号線沿線に「市川のぐり茶」「ぐり茶の杉山」の直営店がありますし、至るところに道路看板がうるさいほど出ています。

4、お勧めのお店

伊豆地方の地元だと、看板がとにかく目立つのは「市川のぐり茶」「ぐり茶の杉山」の2社。多分この2社がトップシェアなのでしょう。HPのアドレスがほぼ同じなので超紛らわしい・・・そのほかにも何社か飲んだことありますが、どれも外さなかったのできっとどれ飲んでもウマいでしょう(適当ですみません)あと、いくつか紹介しておきますね。

ぐり茶の五十鈴園http://guricha-isuzuen.jp/

ぐり茶の杉山http://www.guricha.co.jp/

市川のぐり茶http://www.guricha.jp/

小野園http://onoen.jp/index.html

5、ずぼらなかるびのお勧めは・・・

ずばりこれです。伊豆地方のぐり茶工場で唯一楽天対応している杉山のティーバッグ。

これ、本当に楽ちんなんですよね。ひも付きで手が汚れず、5回ほど入れたらパッと捨てる。家に急須もあるんですが、使ったら洗うのが面倒なので、最終的にこれに落ち着いてしまいました。そのあたりのコンビニで売っているものより高いですが、濃くて品質も良く、1個で何度も出るのでコスパ的にはむしろ安いと思います。

ちなみに、実際に入れてみた画像がこちら。ちゃんと5杯耐えます。

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続いて5杯目のもの。まさにこのエントリ書きながらガブガブ飲んでます。さすがに5杯目くらいから味は薄くなりますが、色はまだしっかり出てるのが分かると思います。

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まとめ

濃くて、コスパも良くて、単体でも食事・おやつのお供でも楽しめる万能さから、本当にお勧めです。紅茶やコーヒーでもいいのですが、何も気にせず飲むのであればやっぱり最後は日本のお茶かな。もし伊豆地方に旅行に行く際は、道の駅とか直営店で探してみてくださいね。

それではまた。

かるび