あいむあらいぶ

東京の中堅Sierを退職して1年。美術展と映画にがっつりはまり、丸一日かけて長文書くのが日課になってます・・・

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採用面接終了直後に判別できる、面接合格となる5つのパターン

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かるびです。先週こんな記事をアップしました。

思ったよりたくさんの方に読んで頂くことができて、びっくりしたのですが、その後妻から厳しいダメ出しが。いわく、「いや、これ不合格なの分かっても誰も役に立たないでしょ。読んでて不快だし。そうじゃなくて合格してる場合を書いたほうがどうなのか書かないと」との指摘をもらいました。うん、確かに・・・。

ということで、第2弾として、今度は「採用面接終了時に振り返って、採用面接合格となるパターン」について書いてみたいと思います。面接併願時の票読みなどにお役立て頂ければなぁと思います。

それではいきますよ~。

面接中の面接官の心の中はこんな感じ

これは前回のエントリでも書いた繰り返しになります。企業の面接担当者は、おおよそ採用面接が後半に差し掛かった時には、大体これは「合格させる」「落とそうか」となんとなく自分の中で固まってきます。(事前に実施してあれば)書類選考や筆記試験の結果も合わせて判断材料として、今目の前に座っている人を合格させるのか、それとも落とすのか、質問をしながら感触を探っていくんですね。すると、おおよそ自分の中で面接終了時には合格/不合格のイメージが固まってきますので、それに合わせて面接官の取る態度は変わってくるものです。

合格時の5つのサイン

残念ながら、面接担当者が、この人は不合格にしようと決める場合もあります。そのケースにについては、上記に貼ったリンクをご参照ください。あとから面接を振り返ってみると、それなりのサインを出しているはずですから。

では、面接官が合格にしようと決めた場合は、どんなサインを出しているのか。それを読み取るいくつかの手がかりを書いてみたいと思います。

合格のサイン①:面接担当者が会社の売り込みを始めた

この人は絶対うちの会社に欲しい!と思ったら、面接官は無意識のうちに自然に会社の良いところを強調したり、あなたが会社に入社したらこんなキャリアができるとか、会社の売り込みを始めることが多いです。あなたから質問していないのに面接官が饒舌に語りだしたら、それはほぼ合格している強力なサイン点灯です。ひたすら一生懸命相づちを打って、面接官の話をしっかり聞きましょう。それでOKです。面接官にいい気分で語るだけ語ってもらい、最後までいい雰囲気のまま着地してください。

合格のサイン②:次の選考日程のアポ調整をその場で聞かれた

通常、面接官が合否結果について迷っている場合は、その場で次回選考日程を告げたり調整することは控えます。落とす可能性があるからです。でも、面接の後半になって「ところで、もし今回の面接が合格となった場合は、次回の面接は〇〇日になりますが、いつ来れますか?」など聞かれた場合は、ほぼその回の面接は合格しているといって問題ないと思います。合格させたい人材には、いち早く熱が冷めないうちに次の選考ステップに進ませたいと考えるからです。

合格のサイン③:共通の話で盛り上がった

これは確度として上記①②よりは信頼度が落ちますが、有力な手がかりになります。まず面接官と何でもいいので共通の話で盛り上がった場合、あなたと面接官の間で共感が高まっている状態とみなせます。面接での受け答え内容が合否当落線上だった場合は、おまけで合格となっているでしょう。

共通の話は、なんでもいいのです。履歴書に書いておいた趣味のフットサルや手芸の話で盛り上がった。とか、たまたま実家が同じ地方だったので田舎ネタで盛り上がった、とかそんな感じです。

逆に言うと、あなたの側から積極的に面接官と共通の話題を探していき、そこにヒットしそうな質問を仕掛けていくといいでしょう。共感が高まり、面接合格に近づいていきます。例えば、最後の質問コーナーで、あなたから、「最後に、全然関係ない話なのですが、お話しの中で○○様(面接官の名前)はご実家が京都でいらっしゃるってことだったんですが、実は私も京都出身なんです。京都のどちらご出身なんですか?」などと振ってみましょう。共通の話題を作り上げるわけです。面接中に一つでも多く面接官と共通の話題を探し、ラポールを築きあげるようにしましょう。

合格のサイン④:面接時間が大幅に予定時間をオーバーした

例えば、「今日の面接は30分です」と言われていたが、終わった時には50分位経過していた場合など。そういう場合は、大体予定されていた質問以外にも様々な継続質問、掘り下げる質問などが面接官側から飛んできており、かなり面接官から興味を持たれている状態です。こういう場合は結構合格の角度は高いでしょう。

合格のサイン⑤:終始にこやかで良い雰囲気で面接が進行した

これも確度100%ではないですが、にこやかに面接が終了した際は期待が持てます。逆に、ダメな面接の時は面接官の言葉にトゲのある質問が飛んできたり、雰囲気が悪くなったりしがちです。それに対して、これはイケテいるだろう、という時は終始にこやかに面接が進みます。面接官の頻繁な「笑顔」は、面接が進むにつれて、面接官とあなたの間に信頼感が醸成されている証拠です。

まとめ

採用面接において、面接官は専門の採用担当や業務責任者だったり色々な立場のメンバーが担当します。面接のスタイルや進行方法は色々ありますが、どうしてもこの人が欲しい!となったら、あの手この手で自然とその場で受験者の囲い込みに入ってきます。一部の業界を除いて、基本的には少子高齢化や景気持ち直しで人材不足になっている状況下、「この人は優秀だな」と感じたら基本は逃さずに合格にしたいものなのです。すると、あれこれと面接官は露骨に「採用したい!」というオーラを出してきます。

転職活動や、新卒就職活動においても複数の企業を吟味比較する中で、合格不合格を予測し、次の行動計画を立てることは有益だと思います。是非、その際にこの記事が役に立てば幸いです。就職/転職活動頑張ってくださいね。

それではまた。

かるび