あいむあらいぶ

東京の中堅Sierを退職して3ヶ月。無職または専業主夫で、ブログ書いてます。美術展と人事労務系の記事が多め。

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誰もが村社会からは逃れられない。けど居心地の良い村もあるはず

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かるびです。

誰もが村社会から逃れることは出来ない。
 
よく、田舎では生きづらいという話を聞く。
 
田舎に移住しようとしたら「やめておいたほうがいい」と。
都会の暮らしに疲れて癒やしを求め、開放感を求めて移住した先の移住先では、都会よりもしがらみの多い村社会でしたーーー。
 
田舎では村社会があり、互いの行動をチェックしあったり、村の独自ルールに従わなければ村八分にされたり。ネットで検索をかけていると、こうした田舎での村社会に適合できず立ち往生した体験談をかなり目にする。
 
でも、これって、都会や他の場所でも同じことが言えるのではないのだろうか。
 
例えば、都会においても、東京の下町であれば江戸時代から「五人組」等に代表されるように、町内会が幅を効かせ、一定のコミュニティを形成してきた。
 
実際、現代でもかるびの住んでいる東京の下町地区では、区画ごとに細分化された町内会が割と強固に機能しており、東日本大震災後は、そのコミュニティの求心力が高まっているという。
 
仮に、町内会的なものを全て忌避して暮らしていくにしても、学校や会社に行けば、結局はコミュニティからの干渉は避けられない。
 
会社では会社のルールに縛られる。朝礼で社訓を暗唱したり、暗黙のうちに始業30分前に行かなきゃいけなかったり、日曜日に会社行事があったりとか。
 
で、これがもういやだ、ってことで、会社を辞めてネット世界に逃げこんでも、やっぱりここでも村社会が立ちはだかる。せめてネット上では自分のやりたいようにやるぜ!と思ってもやはり完全には自由には振る舞えないのだ。
 
たとえば卑近なケースで言うと、はてなブログなどの通称「はてな村」。ブロガー同士で仲良くしたらはてぶ狙いの互助会扱い。ネタが微妙だったり、面白くなければブックマークコメントで総ツッコミを浴びて炎上。まぁまぁやりにくい(苦笑)
 
Facebookも同じ。実名縛りでリア充アピール合戦だし、Twitterも深く覗いてみると、クラスタごとに細かくグループが分かれており、ゆるいコミュニティが形成されていることがわかる。
 
正直、自分も生きにくい実社会から逃れられるフロンティアがあるのではないか?と、過去、ネットのコミュニティにいくつか属してみた。しかし、いずれのコミュニティでも実社会さながらのルールが存在していた。面倒事があった。
 
結局、人が誰かと関わり合って生きていく限り、どんな場所・局面においても、その時点で参加しているコミュニティから自分にとって好ましくない干渉を受けてしまうことは、不可避なんだと感じる。
 
調子のいい時は、どうってことはないのだけど。
気分的に滅入った時、どうにも閉塞感を感じてしまうのだ。
 
では、この閉塞感をどうしたらいいのか?
 
それに対する究極的な答えは、無人島や人里離れた場所で、できるだけ人との接点を少なくして生きていくこと。仙人のような生活をすれば、上記全ては自然と解決する。
 
だけど、それもなかなか別の意味で根性が必要なので難しいだろう。
 
また、完全に自分自身の自我を放棄し「あきらめる」という選択肢もある。
どこに行っても生きにくさを感じてしまうのは、自分の自我がその時その時に所属しているコミュニティのしきたりやルールに対して反発し、イヤだ、と感じるから。
 
で、あれば、自分の自我を一旦ゆるめて、イヤだと感じる部分も甘受して、あきらめて受け入れてみるのも有効かもしれない。
 
しかし、それができるのであれば、皆すでに悟りを開いているはずで、なかなか一般人ができることでもない。現に自分にはできていない。
 
であれば、どんな選択肢が他にあるのか。
それを考えていた時に、ちょうどポジ熊氏のエントリが目に入ってきた。

そうか、サードプレイス、という考え方があったか。
 
生活する場、職場とは違う、自分が本当にリラックスできる第3の場所。
 
Wikipediaを見ると、例えばブラジルでは床屋なんかが、庶民がリラックスして気楽に交流できる場として書かれている。
 
日本で言うと、昔の田舎なら、村の共同浴場だったり、今の都会なら行きつけのドトールだったり。あるいは、紹介したポジ熊氏のように、ブロガーたちのネットコミュニティだったり。
 
どんなところでもいいので、自分の、いわゆる「業」、いわゆるマイナス面も含め、自然な形で自分を開放できるお気に入りのコミュニティを見つけておくことが、閉塞感脱出の一つの鍵になりうるんだな、と感じた。

私事だが、この春に13年働いた今のシステム会社を退職することになっている。

退職後、どのような展開になるのかはまだ何も構想はないが、少なくとも自分だけの「サードプレイス」をこれを機に真剣に探したいと強く感じた。
 
とりとめもない雑感ですが、今日はこんな感じで。
かるび