【2017年5月31日最終更新】
かるび(@karub_imalive)です。
5月26日に封切られた映画「美しい星」を見てきました。監督デビュー以来まだ6作目と寡作ながら、どの作品も水準以上に仕上げてくる吉田大八監督。あの「桐島」「紙の月」の吉田監督の作品だから見る!という人は結構多かったのではないでしょうか?
しかし、今作は変わった作品でした。正気なのか奇行なのか判然としない登場人物達と、いまいちハッキリしない謎めいたストーリーなど、非常に風変わりな問題作。文学性やアート性が高く、見終わった後に、一体何が言いたかったのか誰かと感想を放したくなる作品だったと思います。
早速ですが、映画を見てきた感想やレビュー、あらすじ等の詳しい解説を書いてみたいと思います。
※本エントリは、ほぼ全編にわたってストーリー核心部分にかかわるネタバレ記述が含まれますので、何卒ご了承下さい。