かるび(@karub_imalive)です。
最近、長いエントリが多くなっていたので、たまには短めの日記スタイルで。(なんか以前もそんな反省をしたような・・・)
さて、最近自主的に会社を退職してから、1年間空いたフリーな時間で「読書」に集中的に取り組んでいます。乱読・多読なんでもありのスタイルなのですが、自分に課した課題として、以下のとおりとしました。
- 基本は良書を精読する。読書記録をつける。
- 良書は必ず一度は近いうちに最低1回は読み返す。
- 2周目は、Evernoteに要点を抜き書きして読書記録をつける
その辺りのマイルールは、以前このエントリに書いたとおりです。
で、現在それを愚直にやっております。また別のエントリでまとめたいと思っていますが、1日1冊~2冊ペースで読み進み、5月はなんとか50冊ちょっと読むことができました。だてに会社に行ってないだけあります。
問題は、その後。
マイルールとして、「良書は要点を抜き書きする」と決めたのですが、この時に、本がきちんと開いていてくれないんです。何かで無理やり押さえていないと、本が閉じてしまい、作業ができない。
それで、空いている手とかその辺にある重しを使って、抜書をしたいページを固定しておくのですが、作業に集中できなくて、イライラとストレスがたまるんですよね。たとえば、こんな感じ。
手で必死に押さえながら作業をするの図
重しで本を固定するの図(パソコン使って固定)
まぁ本を切り裂いたり、強烈に折り目をつければいいんですが、それだと本に致命的なダメージがあるし、そもそも図書館で借りてきたような本にはそれもできないと。
最初は、読書用の鉄製のクリップなどで開きっぱなしにしていたのですが、一つ大きな欠点が。紙や折り目や、クリップを外した跡に細かい傷をつけちゃうんですよね。(引用:BookClip(ブッククリップ)/快読ショップYomupara)
それで、色々考えた結果、そうだ、書見台(ブックスタンド)を一度試してみよう、ということで、ネットで探して、amazonで単純に一番上に表示された「ベストセラー」だってことで、購入したのが、これ。
使用例としては、本当に簡単・単純でした。こんな感じです。書見台に本を置いて、二つのストップホルダーで本を固定するだけです。
こんな感じで、本を書見台に固定して、Evernoteに抜書きしていくのですが、それまで、手で押さえたり、そのあたりにあった重しを本に置いて固定したりという煩わしい作業から解放され、思考に100%集中できるようになったのは、すごく嬉しかった。精読作業が嘘みたいに捗ります。
しかも、本を固定するストップホルダーの先端が丸くなっていて、紙面を傷つけることもありません。
そして、大きい本から小さい本まで、万能に対応してくれます。一番フィットするのは、中くらいの本。(※大きさ比較のために、スマホを隣に置いています)
中くらいの本が、一番書見台にフィットします。
図書館で借りてきた本でも、傷つけること無くしっかりホールドしてくれます。ちなみに、精読しましたが、僕がマティスさんの芸術を理解するには、まだまだ時間がかかるみたいです。
つづいて、文庫とか新書みたいな小さな本。今回は、文庫本を使います。
書見台の上におくと、こんな感じ。
ストップホルダーの位置は、中くらいのハードカバーに一番最適化されているので、若干ストップホルダーの位置合わせは気を使いますが、フィットしています。少なくとも手で押さえつけておくよりは100倍マシです。
最後に、大型本。今回は、30センチ以上の本で試しました。これまた、図書館で借りてきた本です。
書見台本体より大きく、本が台からはみ出していますが、不安定な感じでもありません。本の重みで書見台が倒れたりすることもないです。
しっかり固定されています。大きくても大丈夫でした。
・・・と言った感じです。
で、実際はこんな感じで目の前にノートPCを置いて、その横に書見台を置いて、書き物をする感じ。ちょっと背景が見苦しくてすみません・・・
ちなみに、書見台に置くのは、本だけとは限りません。iPadとか新聞なども置いたりできるのです。
うん、まさに万能ツール。応用範囲が広いです。
まとめ
書見台って、ライターさんや、研究者、翻訳家、編集者など、専門職や出版業界の人なら当たり前のツールなんでしょうけど、自分が無知だったのか、40歳になるまでその存在すら知りませんでした。
ネットで調べてみたのですが、専門職の人以外で、読書用に書見台を購入してガンガン使っているところをアップしているブログって、意外に少ないんですよね。なら、これは是非とも自分が書見台を広めなければならん!と一念発起して、ちょっと書いてみることにしました。
僕は、結構文房具なんかでも、新製品が出たら割とマメに試してみたりする方です。でも、大体は「うーん、いまいち」となるようなものが多いんですよね。でも、ごくたまに、ドラスティックに事務効率を高めてくれる自分だけのツールがみつかるんですよね。
そういう意味では、この書見台との出会いは、本当に嬉しかった。読書生活のクオリティを劇的に高めてくれる、こんな有用なツールがあったとは。
ほんと、学生時代にレポートを書く時とか苦労して本を手で押さえつけたりしてて、一体アレは何だったんだ、って感じです。
みなさんも、是非興味があれば導入してみてはいかがでしょうか?読書生活が、劇的にはかどりますよ!
それではまた。
かるび