かるび(@karub_imalive)です。
僕には小学校1年生の子供が一人います。
できるだけ小さい時から読書習慣をつけさせたいと思い、保育園の時から図書館で借りたり、買い与えたりして何とか本に向かわせようと腐心してきました。
いずれ小学校の友達に感化され、テレビゲームをやりたがる時期が来ると思うのですが、それまでにできるだけ読書の楽しさを知ってもらいたいなという思いがあります。
今年、小学校に入学して、学校の図書室に置いてあった「かいけつゾロリシリーズ」にいい感じでハマってくれたので、ちょっと一安心でした。
ただ、ゾロリだけじゃなくて、ダメ押しになにか他にないかなと思って良い本を探しているところで、子供がハマったのがゾロリと同じくポプラ社から絶賛売出し中の「おしりたんてい」シリーズ。
今日は、この「おしり探偵」シリーズについて少し書いてみたいと思います。
- 1.最初の印象は微妙だった「おしりたんてい」シリーズ
- 2.ただいま人気沸騰中!
- 3.おしりたんていシリーズの概要について
- 4.おしりたんていはなぜ人気があるのか?人気の秘密を考えてみた
- 5.スマホアプリも面白い
- 6.まとめ
- スマホアプリはこちらから!(無料)
- 児童書シリーズはこちらから!(対象:小学校低学年~)
- 絵本シリーズはこちらから!(対象:幼児~)
1.最初の印象は微妙だった「おしりたんてい」シリーズ
見てください。この表紙。おしりの顔をした子供が探偵姿をしているなんとも言えないこの感じ。帯を見ると、
「どんなじけんもププっとかいけついたします。」
と書かれています。お、おぅ。奇抜というかシュールというか、なんとも言えない表紙に圧倒され、最初に見た時は、そっと閉じてやりすごしました。
・・・
・・・
しばらくして、別の日に立ち寄った複数の書店で、山積みディスプレイされ、地元の小学生たちが、封が開けられている「見本」を夢中で立ち読みする姿を目撃しちゃったんです。(写真はうちの息子です)
2.ただいま人気沸騰中!
あれ、これってひょっとしてすごい人気なの?と驚きました。あとでネットや書店での状況を確認したところ・・・なんと児童書のランキングで過去全作ベスト10に入っているじゃないですか!しかも、Amazonでは、読者の評価もよく、全部★4つ以上ついてますし。
★TSUTAYA 週間ランキング(8月13日~19日)
★Amazonランキング(児童書/推理モノ)
次に、Google Trendで、キーワードを「おしりたんてい」と入れてチェックしてみると、、、2015年ごろから検索数が爆発的に伸びていることがわかりました。
★Google Trendで「おしりたんてい」で調査
ならば、ちょっと図書館で借りてみようかと思い立ち、いつも利用している江東区立図書館のOPACを叩いてみました。
すると、絶望的な予約数が。。。予約待ち87件って!!これでは回ってくるのが半年以上先になりそうです。ベストセラー並みのすごい人気ですね。
ということで、これはもうダメだ、素直に買うしかないな、と観念し、本屋で一気に4冊まとめ買いしました。
そして、息子に読ませてみたところ、見事にハマってくれました。
息子曰く「これ、めちゃくちゃ面白いよ!」とのこと。ここ数日は、「かいけつゾロリシリーズ」と「おしりたんていシリーズ」を交互にずーっと夢中で読んでいます。
3.おしりたんていシリーズの概要について
おしりたんていシリーズは、「ズッコケ3人組」や「かいけつゾロリ」等、人気児童書を多数発行するポプラ社が2012年頃から力を入れて出版してきた、小学校低学年~幼児向けの児童書/絵本シリーズです。作者は、トロルという2人組のコンビ作家で、本シリーズがデビュー作のようです。
最初に、3歳~5歳向けの「絵本シリーズ」第1作「おしりたんてい」が刊行されました。これが好評だったため、2015年からは半年に1冊ペースで小学校低学年向けの「児童書シリーズ」も並行して刊行され、いずれも大人気になっています。
さらに、絵本だけでなくiOS/Android両方で、無料のスマホアプリも4つ公開されるなど、複数のメディアでコンテンツが展開されています。
各ラインアップをまとめると、こんな感じ。
★おしりたんてい コンテンツ一覧
4.おしりたんていはなぜ人気があるのか?人気の秘密を考えてみた
息子があまりにもハマっているので、その人気の秘密を探るべく、僕も「絵本シリーズ」と「児童書シリーズ」を実際に読んでみました。僕が考えた、「おしりたんてい」が人気作となった理由は、以下の4つです。
4-1:遊べる仕掛け満載のコンテンツ
その一番の人気の秘密は、とにかく毎ページ毎ページめくるたびに、子供の心に刺さる遊びの要素がいっぱい詰まっているところです。
★おしりたんてい「ふめつのせっとうだん」1ページ目
絵本・児童書の両シリーズともに、マンガと絵本を融合させ、仕掛けを一杯入れた作風は、間違いなくポプラ社が「かいけつゾロリ」シリーズで長年培ってきたノウハウを目一杯使っています。
各シリーズとも、探偵推理モノなので、まずは事件が起きて、依頼人がおしり探偵のところに来ます。持ち込まれた事件を、おしりたんていが解決していくオムニバスストーリーとなっています。絵本では1作につき1話が、児童書では1作につき2話が収められています。
読者は、絵本をめくりながら、本の中の仕掛けを楽しみながら、おしりたんていと一緒になって謎を解いてストーリーを追っていけるようになっています。強引に例えると、子供版ゲームブックみたいな感じでしょうか。(ページは飛ばないけどね)
たとえば、用意されている仕掛けのほんの一例を紹介すると、こんな感じです。(絵本シリーズ、児童書シリーズ共通)
★迷路
★暗号謎解き
4-2:おしりたんていのエキセントリックなキャラクター
そして、この遊び満載な絵本の主人公であるおしりたんてい。下品になる一歩手前まで攻めまくったキャラクターですが、図書館や本屋で見ていると、女の子の読者の方が目立ちます。子供には、これくら強烈でわかりやすいほうが良いのでしょう。
そんなおしりたんていの口癖は、「ムムッ、においますね」
・・・何が臭うんでしょう(笑)わかりやすいダブルミーニングであります。
そして、犯人を特定したら、いよいよクライマックスです。おしりたんていの必殺技がいよいよ炸裂します!
うん、まぁこんな感じです(笑)何が出ているのかは、本を手にとって、じっくり確かめてみてください(笑)
4-3:裏表紙まで手を抜かない密度の濃いコンテンツ
また、本の裏表紙にもちゃんと遊べるようにおまけの「間違い探し」が用意されていました。以前、印刷会社に勤務していた妻に言わせると、「全ページオールカラーで、丁寧に裏表紙まで良い紙を使って仕込んで、980円っていうのは相当コスト的にも頑張ってる。ここまでやるとは凄いね。」だそうです。
★裏表紙の間違い探し
4-4:夏休みの課題図書指定が売上にブーストをかけている
また、2016年の夏は、「おしりたんてい」が読書感想文の課題図書指定を受けている地域や学校もあり、また、指定を受けていなくても、多くの書店で独自に設定する「推薦図書」となっていることが多いです。
もともとのコンテンツ力による人気に加え、どこの書店でも販促キャンペーンと平積みディスプレイを強化しているため、特にこの夏休み期間は売上が加速しているんですよね。僕の息子も、「1行読書日記」のネタにしっかり使っていました。
5.スマホアプリも面白い
そして、無料で頒布されているスマホアプリもあります。
ポプラ社としては、これをフロントエンドの販促ツールとして、絵本をたくさん売りたいのでしょうけど、アプリ単体でもなかなか良い出来です。
絵本よりもさらにわかりやすく易しい感じなので、最初の導入をアプリから入り、絵本、児童書と年齢が上がるにつれて買い進むのがいいのかもしれません。
ちなみに、アプリでおしりたんていの顔をタッチすると、ある仕掛けが用意されています。だいたい想像はつくと思いますが・・・(笑)
アプリは、これまで全部で4作出ています。最後にアプリリンクコーナーを作りましたので、もしよろしければそちらからどうぞ!
6.まとめ
もし、子どもに本を読ませたい、という親御さんには本当にオススメ。読書習慣の定着を狙うため、導入として最初に読ませる本として、非常に最適です。
一つの絵本/児童書にここまで丁寧に、徹底して「遊び」の要素を詰め込んだ本はなかなかありません。「かいけつゾロリ」シリーズや、「ウォーリーを探せ」、「はらぺこあおむし」など、過去の名作の良い部分を凝縮して詰め込んだような本です。間違い探し、迷路、推理、暗号謎解きなど、あらゆる遊べる仕掛けが満載されていますし、個性的なおしりの形をした主人公のキャラも立っています。
そして、気がついたら、僕自信も結構のめり込んで読んでしまっていました。親子で一緒に楽しみながら読み進めるにも好適です。
おしりたんてい、本当におすすめです。是非読んでみてください。
それではまた。
かるび
スマホアプリはこちらから!(無料)
アプリは、2016年8月現在、全部で4作出ています。直感的でわかりやすいので、親子で遊ぶなら保育園/幼稚園年少さんくらいからいけるでしょう。なぞときがわからなくても、子どもがきっと喜ぶ仕掛けがあります(笑)
児童書シリーズはこちらから!(対象:小学校低学年~)
児童書シリーズは、2016年8月現在、既刊3冊。絵本シリーズより少し難しいので、小学校低学年向きでしょう。小学校低学年で習得する漢字も混じっていますが、ふりがなは全部ついていますので、ひらがながよみこなせれば大丈夫です。
謎解きは、絵本シリーズより格段に面白く、親でも楽しめます(笑)僕の小学校1年生の息子は、絵本シリーズも児童書シリーズも両方並行して面白がっています。
絵本シリーズはこちらから!(対象:幼児~)
絵本シリーズは、2016年8月現在、既刊5冊。A4サイズで、児童書よりワンサイズ大判です。全編ひらがなで書かれています。早ければひらがなが読めるようになった幼稚園/保育園の年中さんくらいからいけるかも。