【2016年12月30日最終更新】
かるび(@karub_imalive)です。
映画「アズミハルコは行方不明」を見てきました。サブカル色が強めの快活な文体で、郊外で生きる女性達のストーリーを写実的に描いた原作の世界観を、うまく映画に落とし込んだ良作でした。
早速見てきましたので、以下感想を書いてみたいと思います。
※後半部分は、かなりのネタバレ部分を含みますので、何卒ご了承下さい。
【2016年12月30日最終更新】
かるび(@karub_imalive)です。
映画「アズミハルコは行方不明」を見てきました。サブカル色が強めの快活な文体で、郊外で生きる女性達のストーリーを写実的に描いた原作の世界観を、うまく映画に落とし込んだ良作でした。
早速見てきましたので、以下感想を書いてみたいと思います。
※後半部分は、かなりのネタバレ部分を含みますので、何卒ご了承下さい。
かるび(@karub_imalive)です。
11月23日から江戸東京博物館で開催中の「戦国時代展」に行ってきました。応仁の乱から始まり、信長が天下統一するまでの室町時代末期の100年間を様々な角度から大特集した、戦国マニア必見の展覧会でした!
以下、感想レポートを書いてみたいと思います。
続きを読むかるび(@karub_imalive)です。
かつて、世界で最もオンチだと言われた伝説のオペラ歌手がいました。その名は、フローレンス・フォスター・ジェンキンス。アメリカで実在した人物で、カーネギーホールで録音したライブCDまで発売されています。
今作「マダム・フローレンス! 夢見るふたり」は、そんな彼女の生き様を振り返り、コミカルにまとめ上げた、涙あり、笑いありの上質なコメディ映画でした。
早速初日に気合を入れてみてきましたので、以下感想を書いてみたいと思います。
※後半部分は、かなりのネタバレ部分を含みますので、何卒ご了承下さい。
【2017年1月11日最終更新】
かるび(@karub_imalive)です。
没後10年以上が経過するも、未だに事あるごとに天才個性派棋士としてファンの間で語り継がれる村山聖。その村山聖のドキュメンタリーノンフィクションを元に映画化された映画「聖の青春」が11月19日に封切となりました。
早速初日に気合を入れてみてきましたので、以下感想を書いてみたいと思います。後半部分は、かなりのネタバレ部分を含みますので、何卒ご容赦下さい。
続きを読む【2016年12月30日更新】
かるび(@karub_imalive)です。
出版する小説が次々に映画化・ドラマ化される売れっ子ミステリー小説家、東野圭吾の「疾風ロンド」が映画化され、11月26日に公開されました。
正直、見るまではあんまり期待していなかったのですが、サスペンスとコメディ、人間ドラマがバランスよく融合しており、素晴らしい出来だったのです。原作のプロットでの大切なポイントは全て網羅した上で、吉田監督ならではのプラスアルファの要素が加えられ、味わいあるストーリーへと昇華された佳作だと思います。以下、感想を書いてみたいと思います。
※エントリ後半では、かなりのネタバレを含んでいますので、何卒ご了承下さい。
続きを読むかるび(@karub_imalive)です。
国立西洋美術館で絶賛開催中の「クラーナハ展」、皆様はもう行きましたか?僕は、開催初週に行ってきました。クラーナハの独特な妖しさや中世とルネサンスの入り混じった不思議な作風が非常に印象的でした。
会期終了まではまだ1ヶ月半以上あるし、国立西洋美術館での東京展が終わったら大阪へ巡回し、国立国際美術館でアレシンスキー展と一緒に展示される予定です。TBSでも、11月27日(日)にそのテコ入れのために、クラーナハ展で音声ガイドを務めた阿川佐和子をフィーチャーした特集番組を組むことになっています。
そんな中、いつもお世話になっている大先輩の美術ブロガー、「青い日記帳」主催のTak(@taktwi)さんから、クラーナハ展に関して、TBSが特集番組を企画するので、その番組制作の舞台裏として「局アナのナレーション収録現場の取材に行かない?」とお誘いいただきました。もちろん、二つ返事で11月23日に行ってまいりました!
今日は、その美術番組のナレーション収録現場へ潜入取材してきたので、簡単にレポートを書いてみたいと思います!
続きを読む【2016年11月24日更新】
かるび(@karub_imalive)です。
僕の地元、両国に新しい美術館「すみだ北斎美術館」が11月22日にオープンしました。様々な問題がある中、紆余曲折を経て、構想から数年がかりでようやく開館にこぎつけることができました。
江戸東京博物館に続き、自転車で10分弱の距離にできた美術館。これはいかねば!ということで、早速行ってきましたので、以下レポートを書いてみたいと思います。
続きを読むかるび(@karub_imalive)です。
11月18日から封切りとなった映画「ガール・オン・ザ・トレイン」を朝一で見てきました。世界50カ国で翻訳され、ベストセラーとなったポーラ・ホーキンズの同名の原作をもとに映画化された心理サスペンス作品です。
※以下、作品のあらすじや感想、解説などを書いてみたいと思います。後半部分は、かなりのネタバレ部分を含みますので、何卒ご容赦下さい。
続きを読むかるび(@karub_imalive)です。
11月19日より、故・村山聖9段をモデルにした話題の映画「聖の青春」が公開されます。原作「聖の青春」を読了し、封切り初日に行ってきたのですが、すごくいい映画でした。レビュー記事は、こちらに書きました。
最近は、「観る将」と言って、誰かと対戦するよりも、有名トッププロ達のタイトル戦などを「見る」のを楽しみにしているファンも多いと聞きます。僕の場合は、見るのもやるのも引退して、もっぱら「読む将」なのです。将棋関連のマンガや小説、最近だとライトノベルなど、見かけたら片っ端から購入して読んでいます。
3月のライオンのアニメ化、実写映画、そして人工知能(AI)との攻防が佳境を迎え、今、非常に熱い将棋界。ちょうど良いタイミングなので、本エントリでは、将棋の知識ゼロでも楽しめる「読む将棋」として、オススメの将棋漫画を紹介したいと思います。
いっぱいあるので、「絶対読んで欲しい特選3作」と「自信を持っておすすめできる佳作12点」に分けて紹介してみたいと思います。
続きを読む【2017年8月6日更新】
2017年1月に、投票結果が発表となりました。
結果は、Youtubeにてこちらに公開されています!
かるび(@karub_imalive)です。
さて、今年も11月中旬。気がついたらすでに年末まで45日。あっというまに年末であります。ブロガーとしては1年間の活動のまとめ的なエントリをちらほらまとめていく時期となりました。
今年は、会社を退職したこともあって、個人的には美術展などの展覧会回りには非常に力を入れました。11月16日現在で、2016年度に回った美術展は、手元にチケットの半券が残っている展覧会だけで82展。一部マニアの方々にはまったく及びませんが、かなり頑張って回ったなーという印象です。
個人的には、12月にまとめエントリをアップしようと思っているのですが、せっかくなので自分のまとめだけじゃなくて、他の人はどうだったのかすごく気になります。
ファンが選ぶ人気投票とかあるのかな~と思って探していたら、ありました!題して「あなたが選ぶ展覧会2016!」
みんなの投票で、今年一番の展覧会を決めよう!という、美術ファン目線でNo.1の展覧会を選ぶWebイベントです。主催者は、美術ブロガーの大御所2人、「青い日記帳」主催のTakさん(@Taktwi)と、「はろるど」主催のはろるどさん(@harold_1234)です。彼らの発案で、2015年からスタートして今回の企画が2回目となります。
【拡散希望】昨年に引き続き今年も行います!「あなたが選ぶ展覧会2016」。今年ご覧になられた展覧会で印象に残っている展覧会をまずエントリーして下さい(お名前はハンドルネームでOKです)。11月25日18時締切です。https://t.co/IGynhAxPpV pic.twitter.com/P7RYBVQb1F
— Tak(たけ) @『美術展の手帖』 (@taktwi) 2016年11月14日
投票は、2回に分けて実施されます。まずは予選として、ベスト50を選出します。その中から、決戦投票としてNo.1を投票するスタイルです。
投票~結果発表までは、こんな感じになっています。
結果発表は、2017年初頭に、Webでライブ配信される予定です。
ところで、今年の投票前に、昨年度の「あなたが選ぶ展覧会2015」の録画アーカイブをYoutubeで聞いてみたんですが、これがめちゃくちゃ面白い!!
ファン目線で言いたい放題なトークは、勉強にもなるし、マニアックだし、毒舌全開だしで、楽しく一気に聞けてしまいました。Takさんの取り回しが上手なのは山種美術館などのブロガー内覧会で体験済みでしたが、はろるどさんの司会も安定感抜群で素晴らしい・・・。
そんな昨年度のベスト3なのですが、こんな感じでした!
(引用:「あなたが選ぶ展覧会2015」ベスト展覧会決定! - YouTube)
はじめて開催された春画展。江戸時代の人気浮世絵師が普通の美人画や風景画以上に力を入れて取り組んだのが春画でした。通常博物館や美術館では収蔵されない「春画」のクオリティの高さと歴史的な意義から、3位に選ばれました。
(引用:「あなたが選ぶ展覧会2015」ベスト展覧会決定! - YouTube)
シュルレアリスムの大御所ですね。だまし絵的な「遊び」の要素がたっぷりあって、不思議な面白さが人気を呼びました。今年のダリ展もものすごい大人気でしたね!
(引用:「あなたが選ぶ展覧会2015」ベスト展覧会決定! - YouTube)
日本ではまだ馴染みがないイタリアのバロック期に活躍したグエルチーノの回顧展が大人気でした。2016年も、これに続くバロック期の雄、カラヴァッジョ展も大好評でしたね。
これが、制作された記念品。見事、1位になった「グエルチーノ展」の主催者、国立西洋美術館へ行ってささやかな表彰セレモニーが開かれました。2016年度はどの展覧会になるんでしょうか?
人々の趣味嗜好が拡散して、ヒット商品が出づらくなっている中、美術展をはじめとする展覧会の開催数や動員数は、ここ10年ほど一貫して伸びているといいます。
展覧会ファンが、自分たちで投票してNo.1を決めるイベント「あなたが選ぶ展覧会2016」、非常に面白い試みだと思います。
僕も、1次投票はすでに済ませました。みなさんも、興味があれば是非!
それではまた。
かるび