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あいむあらいぶ

東京の中堅Sierを退職して3ヶ月。無職または専業主夫で、ブログ書いてます。美術展と人事労務系の記事が多め。

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高額なTOEIC通信講座の中古教材をヤフオクで落として失敗した話

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【2016年9月29日更新】

かるび(@karub_imalive)です。

先日、古雑誌や古本を整理していたところ、ダンボールの奥から、少し前にヤフオクで購入して、やらなくなってしまったTOEICの中古通信添削教材が出てきました。

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「あちゃー、こんなのあったよな・・・」と苦々しい思い出とともに、古新聞と一緒に包んで捨てようと思ったのですが、捨てる前にふと手が止まりました。「んー、これはちょっとブログに書いてから成仏してもらおうかな」

ということで、ゴミと成り下がった高額教材一式を捨てる前に、今後の自分への戒めのためと、読者の皆様が僕と同じような轍を踏まないためにも、「なぜ中古の通信講座をヤフオクで落としてはいけないのか?」簡単に僕の失敗談を書き残しておきたいと思います。

通信講座って、やったことありますか?

僕は、これまで社会保険労務士の資格取得をする際に、TACの通信講座をやり切った覚えがあります。確か、教材一式と試験前の特別オプション教材を併せて20万円くらいだったような。2013年のことです。

一度2008年に挑戦した時は、市販のテキストと問題集だけで独学を試みて挫折。そんな背景もあり、今度はTACの教材だけを信じて、ビデオ講座の受講、添削と模擬テストを全セットやり切り、何とか社会保険労務士に合格することができたのです。

それが成功体験になったのかどうか、自分の中では、「まぁ通信教材は順番にやっていけば、なかなかいいものだ」という肯定的な評価もできていました。

そして、2015年。

ちょうど去年の夏頃から、TOEIC熱にはまっていて(今はブログ熱ですが/笑)自分もいつかTOEICerのように990点を取るんだ!と息巻いていた時期がありました。

ただ、勉強法に行き詰まっていて、市販の問題集と参考書ではなんとなく物足りない気がしていました。じゃあいっちょ本格的な通信添削教材でもやったろうか、と思い立って、目をつけたのが、英語通信会社のアルクの教材「挑戦900点 TOEIC(R)テスト攻略プログラム

元々アルクの教材は結構好きで、単発で「English Journal」「キクタン」など市販の教材は買っていたのですが、やっぱりここはまとまって勉強してみたい!と思って、ちょっとセットで教材を買ってしっかりやろうかと。

そこで、どれどれ、と思ってサイトを見ると、結構高いんですよね。アルクの販売サイトを見ると、定価62,640円。うーん高い。

挑戦900点 TOEIC(R)テスト攻略プログラムはこちら

テキストやCD教材を含めると、量的にはかなりあるので、高いのは仕方ないのかなと思ったのですが、さすがに6万円はワンクリックで試せる価格ではありません。

ヤフオクで中古を購入してみた

そこで、どうしようかなぁと思って、迷った挙句、たまたまひらめいたのが、

「そうだ、教材をヤフオクで落とせばきっと安いよね?」

ということ。ひらめかなきゃ良かった・・・。

早速、調べてみるといくつも出ています。

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その中で、一部書き込みありだけど、その分相場より安くなっていたものが即決20,000円弱で出ていたので、これを落として、届くのを待つことに。

定価62,640円に対して、約7割引の価格です。送料も無料にしてもらったし、「よしよし、なかなかいい買い物をしたぞ」・・・なんて購入当時は無邪気によろこんでいたものです。

なお、この取引自体はなんの問題もなく、気持よく終わりました。届いたものを確認しましたが、確かに目録通りです。

・・・。

・・・。

・・・。

ですが、これが結構甘かった。

ヤフオクで落とした中古品は使えなかった

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始めたはいいのですが、やっぱり続かなかったんです。最初は、喜び勇んで取り組んでいたのですが、なんか違和感があるのです。「通信添削は社労士試験の時に相性が良かったのにな~。おかしいな~。何故かやる気が出ないわ・・・。」結果として、ひとつ目のテキストをやるところで、早々にフェードアウトしてやらなくなってしまいました。

今振り返ると、理由は、以下の3つです。

失敗した理由1:やっぱり他人の書き込みがつらい

わかっていて購入したので、自業自得なのですが、1冊めのテキストとワークブックにびっしりと書き込みがしてありました。丸付けなんかもしてあったりして、使用感満載。(しかも結構まちがってたりしてうざい)

こんな感じです。

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無視して2冊目から始めればよかったのですが、こういう通信添削モノは、やっぱり最初から進めていくのが合理的なもの。その、最初のテキストが使い込まれていて書き込みだらけでだるいのは、モチベーションがくじかれました。

僕も、ブックオフなどで古本を購入する時に他人の書き込みなどはあまり気にならないタイプだったのですが、それは、読み捨てする感覚だから許容できていたのであって、きちんと真剣に課題に時間をかけて取り組む時に、他人のわけのわからない書き込みがごちゃごちゃあるような教材では、モチベーションが上がりませんでした。

失敗した理由2:通信添削が受けられない

当たり前ですが、正規に購入したものではないので、当然月ごとの添削が受けられないわけです。なくても別に問題ないかな?と思いましたが、やはり月ごとに課題の「提出期限」がないと、なんだか締まりがありません。また、提出した課題の添削によるフィードバックも継続への励みになるもの。

その「締め切り効果」「フィードバックによる双方向のコミュニケーション」といった継続へのインセンティブが全く機能しないわけですから、書き込みがうっとうしくて集中できずに進みが悪くなっている中、添削部分もなくてそのまんまフェードアウトしてしまいました。

失敗した理由3:FINAL TEST(模擬試験)が受けられない

更にへこんだのが、6ヶ月間の全工程を終えた後に受けられるはずの直前模擬試験「FINAL TEST」の問題が届かないし、採点も勿論してくれないという。オークションで落としたものは、正規購入者ではないので、正規の受講者IDが発行されないため模擬試験を受けられないのです。

こういう通信教材を購入する一つの目的として、アルク社が作成した良質な模擬テストを受けられる、というものは非常に大きいのです。また、そのテストの成績票が帰ってきた時に自分の目標に対する立ち位置、足りていない部分の分析ができるのも便利です。

話は前述のTACの社会保険労務士の通信パックに戻りますが、TACの通信コースでは、社労士試験のスタンダードとなっているTAC主催の直前2回の模擬試験もセットでついており、本当に励みになったし、奮起させられました。(A判定、とかB判定とか出てきますからね)

ダメ押し→テスト形式が新基準に変わってしまった

まぁそれでも少しずつでもいいから「いつか」取り組んでみるか、、、と思いながら、教材は部屋の隅の方に積んだままになっていました。

そんなこんなでブログ更新にかまけて教材を放置していたら、なんと2016年5月からTOEICのテスト自体が変わることに。

TOEIC|インフォメーション|2015年度|TOEIC Listening & Reading Test 出題形式一部変更について

リスニングセクションや読解問題を実践形式へと高度化させるようなメジャーアップデートが走り、テストフォーマットが変更されました。これにより、部屋の片隅に積んであった教材全部が、「旧基準」のピントのずれたものになってしまい、限りなくゴミの山に近いものに成り下がってしまったというわけです。

まとめ:通信講座は、高くても正規のものを申し込もう!

この一連の顛末を経て、得た教訓としては、「通信添削教材は、正規のサービスを申し込むべきだ」ということです。たとえ少し安くても、ヤフオクなどで他人の使った中古教材では、学習を継続するための「課題提出」や「通信添削」や、正規受講者特典である「模擬試験」のサービスが受けられません。

こういった通信講座の特徴である、「双方向のコミュニケーション機能」を失った中古品では、ただの割高な市販教材と変わらないのですよね。

「安物買いの銭失い」という言葉がありますが、どんな買い物でも、安さだけを追求してクオリティを犠牲にして物品やサービスを購入すると、かえって満足な結果が得られずお金だけ損しちゃう、その典型例だったかもしれません。

まさに身銭を切ってわかった失敗談でありました。

秋以降しばらく落ち着いたら、TOEICの試験勉強を再開したいと思いますが、もし通信講座をやるなら、もう二度とヤフオクは使わないと思います。

少しでも、学習者の方の参考になれば幸いです。

それではまた。
かるび