かるび(@karub_imalive)です。
5月19日からいよいよ沖田修一監督の最新作、映画「モリのいる場所」が公開されます。画業に打ち込む真摯な姿勢と、そのユニークな立ち振舞いや生活スタイルから「仙人」と呼ばれて愛された、昭和の洋画家の巨匠・熊谷守一(くまがいもりかず)の最晩年期における、ある1日を追ったファンタジー伝記フィクションです。
ちょうど、この3月まで東京国立近代美術館で開催された大型の総合回顧展「熊谷守一展」で、改めて熊谷守一の生涯や画業に興味を持った人も多かったでしょう。映画ファンからアートファンまで、幅広いお客さんが楽しめる、非常にほのぼのとした作品にしあがりました。
ところで、先日、池袋においてちょうど映画「モリのいる場所」にちなんで、沖田修一監督がトークショーに登壇されました。本稿では、トークショーで披露された制作秘話なども含め、本作の簡単な内容やみどころ、作品の魅力を紹介してみたいと思います。
※なお、本エントリで使用した一部の写真・画像は、予め主催者の許可を得て撮影・使用させていただいたものとなります。何卒ご了承下さい。
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