かるびです。
昨日は、10月末から始まった国立科学博物館特設展「ワイン展 ―ぶどうから 生まれた奇跡―」に行ってきました。
近年、何度かのブームを経て日常生活にようやく定着しつつあるワインですが、意外にも大規模総合展のような展示会は日本初の試みだそうです。ワインファンとしてはこれは外せん!ということで早速行ってきました。
朝から出遅れ、これは混んでるかな~と覚悟していったものの、入場すると割と閑散としています。むしろ常設展は子供連れで激混みで、さすがにテーマがテーマだけに子供連れは難しいのかなと。(子供も入場できるようです)
特設展会場は、通常展と入り口が違いますが、会場入り口にわかりやすいように看板がありました。
入場料です。前売りだともうちょっと安いみたいですね。まずまずします。
展示内容
中に入ると、博物館を一種のワイナリーに摸したようなセットがお出迎え。大きく3つのコーナーに分かれていました。公式HPより抜粋すると、
と3つに分かれていました。順番に進んでいきます。
ZONE1:ワイナリーに行ってみよう
入場すると、まずブドウの品種やワイン用ぶどうの紹介から始まります。「神の雫」とタイアップしており、最後のワインブームの立役者となった「神の雫」の遠峯一青のアニメーションでお出迎えしてくれます。(撮影禁止なので画像なし)
ワイン畑で使う農器具が展示されています。
そして、ワイナリーに摸したセットをくぐると、いよいよワインの製造工程についての展示がスタート。
「科学博物館」だけあって、できるだけ科学的なアプローチが目立ちます。また、各醸造工程での作業を疑似体験できるようなギミックも用意されていました。写真撮り忘れちゃったのでここの部分はワイン展に行って確認してみてください。
ZONE2:ワインの歴史
ワインがいつ頃から作られ始めたのか、そして日本にどうやって伝わり、国産でのワインづくりが発展してきたのかわかりやすくまとめられていました。このゾーンだけ撮影禁止なので残念ながら写真はありません。大昔のワイン貯蔵用の土器や各国の貴族・王様が使ったワイングラスなどが展示されてました。
ZONE3:ワインをもっと楽しむ
ここでは世界のプレミアムワイン紹介です。いわゆるフランスのロマネ・コンティやドンペリ、ボルドーの五大ワインが展示されてました。(このあたりはもう正直ワインファンとしてはお店のショーケースで見飽きてるかも)
あとは、ボルドー五大ワインの一角シャトー・ムートン・ロートシルトの毎年のラベル紹介ですね。このワイナリーは、毎年世界の著名な芸術家にワインラベルデザインを委託してますが、1940年代のものからずらっと展示されていました。(といっても誰も芸術家わからなかった)
1本何十万もするワインたちです。
そして最後の物販コーナー
実は一番楽しみにしていたのはこちらの物販です。珍しいワインが置いてあったら買おうかなと思って手ぐすね引いてたんですが(といってもあまり金がないのでコスパ重視で・・・)こちらは少し拍子抜け。
ムートンカデ、とかモンテス、シレーニ、トーレスなどワイン商大手「ENOTECA」の推したい同社取扱ワインがずらっと並んでました。あとはおつまみとか・・・まぁこのあたりはワイン好きなら見飽きているかと。と言っても来たからには何かしら戦果を、ということで結局2本ほど購入。うち1本はそのあと上野動物園で開けちゃいました(爆)
まとめ
ワイン総合展としては、無難に手堅くまとまっていると思います。国内のワイナリー見学にいくつか行ったことがある人、ワインエキスパート、ソムリエ試験の勉強をしたことがある人にとってはやや物足りない感はあるかも。
が、奥さんとか恋人とかを連れて行ってワインにはまらせるのであれば、ちょうどいいコンテンツかと思います。未成年者の入場者が少ないのでゆったり入れますしね。
また、入場した半券を取っておけば、期間中に開催予定のトークイベントや試飲イベントにも無料で入場できるそうなので、今度イベントあったら追加でアップしたいと思います。
展示概要
それではまた(*`ω` *)
かるび