あいむあらいぶ

東京の中堅Sierを退職して1年。美術展と映画にがっつりはまり、丸一日かけて長文書くのが日課になってます・・・

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新しい体験型恐竜ライブ「ディノサファリ」@渋谷ヒカリエが想像以上に楽しかった!

かるび(@karub_imalive)です。

ゴールデンウィークや夏休みには、毎年のように恐竜展や恐竜映画が評判を呼びますが、今年のゴールデンウィークは、「古くて新しい」リアルな恐竜体験ができるライブイベント「ディノサファリ」@渋谷ヒカリエが面白そうです。

本日、ちょっとしたご縁から、プレオープンイベントを体験できることになりましたので、行ってきました!その感想を書いてみたいと思います。

※ブログ内の写真は、予め主催者の許可を得て撮影したものとなります。

1.「恐竜ライブ ディノサファリ」とはどんなイベントなのか?

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これまで、恐竜系のエンターテイメントといえば、大きく2つに分かれるかと思います。ひとつは、展覧会形式での展示イベント。巨大な化石やリアルな映像などを自分で歩いたりボートやカートに乗って展示順に沿って見ていく感じですね。例えば今年も7月から幕張で「恐竜展2017」が開催されます。

もう一つは、映画館等でリアルな映像を楽しむ映像コンテンツですね。映画「ジュラシック・パーク」などは回を重ねるごとに大ヒットを続けていますし、「キング・コング」や「シン・ゴジラ」といった怪獣モノも好調ですよね。

でも、今回の渋谷ヒカリエで開催される「恐竜ライブ ディノサファリ」は既存の展覧会でも映画でもない、古くて新しいイベントでした!

具体的には、サファリパークのような空間に仕立てあげられた渋谷ヒカリエ9Fのイベントホールの中に観客が入り込んで、超リアルに再現された等身大の恐竜のきぐるみが動き回る中、至近距離で恐竜体験ができる、というイベントです。

流行りのVRでもARでもなく、ベンチャー企業ON-ART社が10年以上かけて開発した超リアルな「恐竜型メカニカルスーツ」(要するに超リアルなきぐるみ)を用いて、想像をはるかに超えた恐竜そのものの動きを精巧に再現したという点で、最新の技術を投入して、アナログな「人形劇」を超進化させた「古くて新しい」イベントなのです。

すでに、2015年頃から散発的に都内近郊の各地イベントスペースで「DINO-A-LIVE」という名前で、恐竜達が暴れるゲリラ的なイベントが開催されているようですね。幾つか、その状況がネットに上がっています。

これまでは、あくまでイベントスペースで遠くから恐竜を見るだけでしたが、今回の「渋谷ヒカリエ」での「ディノサファリ」は、これをさらに進化させ、より洗練された擬似的に再現されたサファリパークの中で、至近距離でリアルな恐竜体験ができるという意味で、同社が手がけてきた「DINO A LIVE」の進化版だと言えると思います。

2.全部で6体の恐竜が会場内を暴れまわる!

さて、そんな「ディノサファリ」で今回投入されることになった恐竜は、全部で6種類。植物食恐竜の代表格「トリケラトプス」(全長6.5m)や、肉食恐竜の覇者「ティラノサウルス」(全長8.0m)、されに日本の福井県で発見された「フクイラプトル」(全長5.5m)など、全部で6体の恐竜が、会場内を暴れまわります。

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3.オフィシャル・サポーターは「パックン・マックン」

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イベント進行役は、通常は探検隊の格好をしたナビゲーター4名(MC役2名、他2名)が務め、会場のナレーションや映像等での各種プロモーションを「パックン・マックン」が担当しています。(久々にマックン見かけた・・・

パックンとマックンは、26日のこけら落としの15時~、17時~の回と、ゴールデンウィーク中の5月1日、2日の全部の回には実際にアドリブ満載のゲスト出演もしますよ。

ちなみに、MC役の方はプロの劇団の人で、こんな感じの服装でハイテンションなMCで楽しませてくれました。パックンマックンのアドリブ芸にも難なく対応してました!

4.実際の上演はこんな感じでした!

今日、僕が行ってきたのは関係者向けのプレ公演イベントでしたので、「ディノサファリ」で使われる恐竜スーツの開発元、ON-ART社の金丸社長の挨拶からはじまりました。

左側が金丸社長
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社長のお話によると、これまで30体以上の精巧な恐竜スーツを製作してきたけれど、「今回投入するのは最新型の最もリアルな精鋭6体です!」と自信を持って話されていました。このON-ART社、社員はたった6名のベンチャー企業なのだそうです。作った恐竜の数のほうが多いですね・・・。

そして、いよいよ会場のライトが消えて真っ暗になり、イベント開始。上演時間は、約50分です。ヒカリエホールに特設されたサファリを探検する男女二人の隊員達が、簡単なストーリーに沿って次々と恐竜と遭遇し、恐竜たちとの交流や恐竜同士の対決を演出します。

会場内は、前方の方に地べたに座って見る芝生席があり、後方に椅子席が用意されています。自由席なので、どちらに座るか、どこに座るかは自由です。中の構造としては、会場中央が舞台で、芝生席と椅子席の間にもスペースがあって、そこにも恐竜がやってくるようになっています。

見るなら断然芝生席がおすすめ!f:id:hisatsugu79:20170425213929j:plain

そして、公演の概要についてネタバレにならない程度で言うと、各6種類の恐竜が会場内を走り回り、クライマックスではトリケラトプスとティラノサウルスがサファリ中央で対決しちゃいます!

草食恐竜「トリケラトプス」
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どんどん回って来るので、時にはこんな至近距離に迫ってきます。(かぶりつきの芝生席などは、実際に尻尾とかがぶつかっちゃうことも・・・)

至近距離で拝むトリケラトプスのご尊顔f:id:hisatsugu79:20170425212830j:plain

そして、色々出てきたところで、最後の真打ちは、やっぱり肉食恐竜の王者、ティラノサウルスですね。それまでの恐竜とは暴れ方が違います!

パックンや隊員達も、お約束のように食われてました(笑)

ティラノサウルスに食われる隊員!f:id:hisatsugu79:20170425212644j:plain

そして、トリケラトプスとティラノサウルスは最後に対決ムードに!互いに8メートルくらいある巨大な恐竜同士が睨み合っています。

睨み合うステゴサウルスとティラノサウルスf:id:hisatsugu79:20170425212426j:plain

そして、ティラノサウルスがトリケラトプスの尻尾に食いつきました!

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その後、ストーリーは意外な展開で収束を迎えますが、そこはイベントに行ってのお楽しみということで!

今回、工夫されているなと思ったのは、写真撮影タイムがちゃんと設けられていたこと。雰囲気を大切にするため、公演中は基本的には会場内撮影禁止なのですが、トリケラトプスが出てきたところで「撮影タイム」が別途設定されていました。また、希望者には、先着順数名となりますが、サファリ中央に出てきて隊員や恐竜と一緒に写真を撮ることも出来ますよ。 

やっぱり、このスマホ・SNS全盛時代に一律撮影禁止にするのではなく、ちょっとでも思い出に残したり、自分のSNSに投稿できるようになっているイベントは盛り上がりますよね。

5.物販コーナーや記念撮影コーナーもあります!

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 そして、イベント終了後には、会場外のブースに物販コーナーもありました。様々な大きさのフィギュアやマグカップ、キーホルダーなどのグッズ類や、、公式ガイド(公演パンフレット)が販売されていますよ。

所狭しと並んだ物販コーナーのフィギュアf:id:hisatsugu79:20170425211837j:plain

シールやメモ帳
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マグカップ
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そして、こちらが公式ガイド(パンフレット)です。 

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中を明けてみると、今回の公演で登場する恐竜たちの迫力ある絵と解説が載っていますよ。公演が終わってからの思い出や復習にぴったりですね。

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そして、会場外にも2ヵ所の記念撮影コーナーがあります。是非、友人や家族と写真を撮って、楽しい思い出を作ってみてくださいね。

写真撮影コーナー
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6.まとめ

大型連休や夏休みになると、恐竜や怪獣の大型イベントが各地に開催されますが、今回この渋谷ヒカリエで実施される「ディノサファリ」は恐竜好きなマニアから家族連れにはもちろん、展望台も近くにあるのでちょっと変わっているけどデートでも使えそう。

始まったばかりの企画なので、より工夫する余地はまだまだありますが、恐竜の体験イベントとしては、確かな「新しさ」を感じました。VRやARでは味わえない「本物の」臨場感を味わいたい人は是非!

それではまた。
かるび

イベント開催情報

「恐竜ライブ ディノサファリ」は、渋谷ヒカリエにてゴールデンウィーク中、全39回公演。チケットは、各種プレイガイドやコンビニ、会場内入場券売り場にて発売されます。混雑状況や詳細は、公式TwitterやオフィシャルHPをチェックしてください。

「恐竜ライブ ディノサファリ」詳細情報
◯開催場所
渋谷ヒカリエ9Fヒカリエホール ホールA
〒150-8510 東京都渋谷区渋谷2丁目21-1渋谷ヒカリエ
◯最寄り駅
JR・東急・東京メトロ「渋谷駅」15番出口と直結
◯チケット
前売・当日 全席自由2,800円(税込)
※3歳以上有料、3歳未満膝上鑑賞無料
◯上演時間
約50分(完全入れ替え制)
◯スケジュール
2017年4月26日~5月6日 ※全39回公演

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◯公式HP
http://dinosafari.jp/
◯Twitter
https://twitter.com/dinoalive